深獣九さんの映画レビュー・感想・評価

深獣九

深獣九

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

復讐、血、爆裂、アクション、女戦士、勧善懲悪、強いジジイ、すべてが詰まった痛快劇!


金を奪われたジジイが、相手を皆殺しにして奪い返すというだけの話。「実は手を出してはいけない相手」というよくあるス
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

2.5

テーマは因果応報?

Xで「アマプラから消えないうちに観ておけ」と推奨されていたので鑑賞。
面白さがわからなかった。ごめんなさい。

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.0

ディビッドとブランドン。悪夢の魔導師の血は、やはり濃く受け継がれていた。

正直に言えば、感動したとか魂が震えたとか、そういう感情は生まれなかった。ただただ不愉快で恐ろしくて、先が読めない展開に冷たい
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

悪夢のマトリョーシカ。超・考察系。ぜんぜんわからない笑でもなんだか嫌いになれないよ。

まず風景が素晴らしい。
主人公ハーパーの訪れた人里離れた村にあるカントリーハウス。建物は歴史を感じさせるし、調度
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.5

カオス!😂村ホラーじゃなかった!😂😂😂

※ちょっとネタバレ入れるので観ようかなと思ってる方は読まないでね😉











前半と後半でガラリと変わる映画。阪元っぽいとは言える。

ただ正直、
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.5

ゆるゆるパートとアクションパート、1作目と変わらぬギャップが最高でしかない。もう最初から言っちゃうけど、パート3早よっ!

まず、ちさととまひろのゆるゆるパートが最高。だらだらワイワしてるの、ずっと見
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

ダメ女子高生のフツーの青春! 友情物語。でも〜、ふたりは殺し屋❤️

大好きなギャップ系。女の子ふたりがダラダラモサモサ暮らす日常。そこに突然バトルや殺しが飛び込んでくる。切り替えがめっちゃ好き。
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変な家(2024年製作の映画)

3.0

『変な家』? いや変な映画だろっ!😂

まず、この映画に最後まで関わってまとめ上げた、監督とスタッフのみなさまに拍手👏
周囲の雑音がどれほどのものだったか、うかがい知れ過ぎて涙を誘う。まあ邦画あるある
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みぽりん(2019年製作の映画)

2.5

素材はいいのになぁ……。

ブサイクな地下アイドルとか
ショットガンを振り回すボイストレーナーとか
童貞丸出しのオタクとか
禿げた旦那さんとか
圏外の山荘とか
おかっぱの黒い女とか

ぜんぶスベってん
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

The king of misleading、シャラマンの最高傑作と名高い名作をようやく観た。ホラーじゃないじゃん。親子愛の物語じゃん。泣いたわ。

実は私、この映画のクライマックスを知っていた。とい
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悪魔がはらわたでいけにえで私(2023年製作の映画)

3.5

この手の映画が本格的に作られて、ましてや名だたる劇場で公開されるなんて、日本の映画界もついに目覚めたか! と界隈が歓喜したとかしないとか。いや、したに決まってんだろ!

〈目次〉
○グロとゲロと血にま
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.5

『ボーはおそれている』けど、私もおそれていたけど、そんなにおそれるほどでもなかったよー。楽しかった😆

みんなの感想や監督のインタビューでは、テーマなんかはないようだったけど、でも考えちゃう。

ボー
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

わからん!😂😂😂

①評判がいい
②貯まってたU-NEXTポイントを使用したかった

という理由でシネコンへ観に行った。
決してつまらなかったわけではないけど、難しかったかな。

☆好きポイント☆
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.5

とにかく緊張感にあふれた映画だった。人種差別を題材にしてるのだが、いつ何が起きてもおかしくない何かが起こるに決まってる、そんなドキドキが続き観終わってぐったりした。

緊張感はシナリオのせいだけではな
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真・事故物件パート2 全滅(2022年製作の映画)

4.0

すべてがちょうどいいバイオレンスホラー!
気持ちよかったー😆

日本のホラー界を牽引する若きマッドクリエイター佐々木勝己が満を持して世に放つ(一昨年だけど笑)『真・事故物件/本当に怖い住民たち』の完全
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新解釈番町皿屋敷 お菊寺(2023年製作の映画)

4.0

恐怖体験を供養する場所「お菊寺」。供養された体験談の中でも「数下り」は最も忌まわしく、体験すると一生恐怖につきまとわれるという。
本作品はその数下りの中から、3つを紹介するというもの。怪異に取り憑かれ
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スマイル(2022年製作の映画)

4.0

人に信用されない恐怖、自分を信用できない恐怖、それがこの世で最も恐ろしいことだと思い出した。この世でいちばん怖いのは人? ああ、そのとおりだよ。

ホラーを楽しめる人は共感性が低いのだという。映画の登
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

4.0

おんもしれ〜🤣🤣🤣コカインでラリったクマが人を襲ってバッコンバッコン喰い殺す殺戮映画じゃなかった。笑いと親子愛であふれるおバカ映画だった😁ポスター詐欺だろ。

まず冒頭、飛行機からブツをぶん投げる運び
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先生!口裂け女です!(2023年製作の映画)

3.0

まあ、いろいろ思うところはあるけどさ、深獣九は若いホラー監督を応援します!😘

※ネタバレします










まず、ぜんぜんホラーじゃなかったー😂
青春ヤンチャ物語でした。

見どころは口裂け
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DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

4.0

アニーはクソビッチ配信者だけど、その根性だけは認めざるをえない。あの状況で最後までライムかますの常人じゃないYO!

まずこれ映画じゃないw
ストーリーないもんwww

じゃあなにかといえば、お化け屋
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

もうね、何度言ったかわからないけど、やはり言わねばなるまい。
「霊に関わっちゃだめ!心霊スポットには行くな!」

降霊術で遊んでたら酷い目に合う若者たち映画。
フォーマット通りの展開だが、YouTub
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星に願いを(2019年製作の映画)

3.5

こいつぁ、ホラーの顔した少女の救済物語……😭

佐々木勝己監督だからバキバキグロかと思ったら大間違いだぜ!(私は思っていた)
地に堕ちて泥まみれになった少女が救われる、青春ストーリーだ。佐々木監督なの
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クリープショー(1982年製作の映画)

3.5

一見子ども向けのようだが、どうしてどうして子どもだけではもったいないクオリティ。
楽し懐かしいホラーが5編。

最大の特徴は「理由がない」こと。
奇怪な物語に理由はない。

死後7年も経つのに蘇る父親
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

2.0

サム・ライミの当たり外れって三池崇史レベル?

まあ、こういうものだと思えばいいのだろうが。『死霊のはらわた』劣化版だ。低予算はいいとして、もう少しマシにできたろうに。本家のフォーマットに依存しただけ
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.0

お目当ての「赤い部屋の青白い太った女」は案外かわいかった。

ギレルモ・デル・トロ監督が製作に携わってるとのことで鑑賞。
思った通り怪異の造形は私好みで、気持ち悪くて美しかった。特にずっと気になってい
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.0

親切で真面目なおじさん。実は……系。

クライマックス以外、ほとんどのシーンは静かで、派手なのはここぞというときのみ。そのリズムがとても良い。相手を懲らしめるときもまったく力む様子が無く、数秒で片付け
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

3.0

エンドロールに「監修 大○隆○」って出てくるんちゃうかなって思てまいましたごめんやで。

竹野内豊と山田孝之のW主演ということ、山奥の村にふたりが拉致されるということくらいしか知らずに観た。安部公房の
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イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

4.5

宇宙船お化け屋敷号あるいはもうひとつのクトゥルフ神話

26年ぶりの鑑賞。当時はただのSFホラーとして観に行った。とても満足した記憶があり、いまだにパンフレットを持っているほどだ。

そして本日、記憶
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ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

4.0

ベトベトしたモンスター、1980年代の若者カルチャー、田舎町が舞台のスティーヴン・キングみ、わかりやすいフラグ、ドロンドロンでバッキバキな被害者、騒動の原因はよくあるアレ、真摯な伏線回収、美しいクライ>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.5

まず印象的だったのが美しい映像。冒頭のイラクパートから悪魔祓いの儀式まで、絵画を見るような芸術的な美しさを感じた。特に遺跡発掘現場のシーンはCGではない、実際に大勢のエキストラを使った撮影だけに、五感>>続きを読む

ぱん。(2017年製作の映画)

3.5

私の夢はパンで世界を一つにすること
そんで、まるメガネ女子最強説

いきなり車に跳ね飛ばされたり地下の奴隷を解放したり国宝が吹き飛んだりヒンドゥー教なのに牛食べさせたりヤンキーがいい子だったり、むちゃ
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ファミリー☆ウォーズ(2018年製作の映画)

3.5

家族とはいったい? というテーマがあるのかないのかよくわからないし、全編カオスで無茶苦茶。だけど勢いに押されて引き込まれてしまう。阪元監督作品面白い!

認知症の爺さまが巻き起こす騒動を中心に、人がい
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バタリアン リターンズ(1993年製作の映画)

4.5

これはすごい。ちょっと感動しちゃったよ……。

名匠ブライアン・ユズナ監督が描く、バタリアンであってバタリアンではないもの。今日はバタリアンデイで、1・2・3と続けて観たけど、まさかパート3がこんな作
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バタリアン2(1987年製作の映画)

2.5

良くも悪くもフツーって感じ。

良くはないか。

テンポが悪い、キャラ立ち不足(人間もゾンビも)、ギャグが弱い。

墓から蘇ったのにフレッシュなのは不思議。

パペットゾンビはかわいかったけど、動物の
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バタリアン(1985年製作の映画)

4.0

走るゾンビを発明した伝説の映画。やっぱ最高に面白い。

ハーフボディわんこ、ハゲ男、タールマン、オバンバ、日大タックル、ちびっこ、赤髪セクシーねえちゃんなど、ゾンビ側のキャラクターが濃くてよい。

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