パピーさんの映画レビュー・感想・評価

パピー

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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

2022年アカデミー作品賞受賞。
聴覚障害のある貧しい一家に生まれた少女が、歌で自身の将来を切り開いていく話。
静と動。少女の葛藤と家族の絆。
観てよかったと思える作品だった。

ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

3.5

ロバート・デ・ニーロ初監督作品。
イタリア系移民のアメリカ人の少年と、地元ブロンクスマフィアの交流を描く。
ストーリーは平凡、マフィアの映画に多くありがちな血生臭い描写も控えめ。
悪くはないがガツンと
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.9

Netflix最高制作費のルッソ兄弟新作。
秘密を握ったCIAの秘密暗殺者が命を狙われる話。
ライアン・ゴズリングが超かっこいい、
スピード感があり迫力もすごいのであっという間。アクション好きなら必見
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とんび(2022年製作の映画)

3.9

重松清原作で、過去に2度ドラマ化されている本作。
不器用な男と息子、親子の半生を描く。
見終わった後清々しい風が吹く。
登場人物皆優しく、昭和の時代は良かったなと思わされてしまった。
原作やドラマ作品
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地獄の変異(2005年製作の映画)

3.1

B級ホラー映画。
発見された巨大洞窟を進む探検隊に未知の生物が襲いかかる話。
怖くはないが、思ったよりは見れた。

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.4

ジョニー・デップ×ティム・バートン。
科学捜査を所望するニューヨーク市警の捜査官が、郊外の村"スリーピー・ホロウ"で発生する首狩り騎士が起こす殺人事件を追う。
話に不気味な雰囲気がマッチして世界観を作
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.3

ニコラス・ケイジ主演のB級ホラーアクション。
無口な男が、対価として頼まれた廃れたテーマパークの清掃中に、呪われたぬいぐるみと闘う話。
強すぎる主人公が化け物を倒す。それだけで中身は特になかったが、気
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タイムマシン(2002年製作の映画)

3.4

H.G.ウェルズ原作の2002年作。
恋人の死という運命を変える為、タイムマシンを開発した科学者の奔走を描く。
色々ツッコミどころはあるが楽しめる。ジェレミー・アイアンズの役どころにビックリ

呪詛(2022年製作の映画)

3.3

台湾発のPOV形式のホラー映画。
過去の禁忌のせいで呪われた母娘を描く。
不気味な雰囲気はあるが、恐いというよりキモいグロいといった印象が強かった。

アドリフト 41日間の漂流(2018年製作の映画)

3.2

実話を基にした映画。
内容は1983年に1万ドルとファーストクラスの航空券二枚で請け負った仕事で海上遭難した男女の話。
実話を脚色して無理やり作品にした印象、遭難を主軸に置いてないからか軽くてあまり入
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

非英語でアカデミー作品賞を初めて受賞して話題となった本作。
半地下に住む貧しい家族が、裕福な一家に様々な施策を使い寄生していく姿をユーモアたっぷりに描く。
話のスピード感、展開が良く、ブラックな要素で
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.5

ジャッキー・チェン、クリス・タッカー主演のバディコメディ映画の第1作。
誘拐された中国領事の娘を、香港警察の警部とロス市警のはみ出し者が追う。
カンフーアクションにねじ込まれるしゃべくりがコミカルで、
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シライサン(2020年製作の映画)

2.8

ジャパニーズホラー。
呪いの物語を知ってしまう事で、"シライサン"に取り憑かれてしまう若い男女の姿を描く。
ホラー描写が弱く、話としても単調、色々消化不良な作品であった。

ハード・ターゲット(1993年製作の映画)

3.3

ジョン・ウー監督、ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演。
元海兵隊の男が、金持ち相手のホームレス狩りビジネスを行う者達へ正義の鉄槌をくだす。
監督のハリウッド進出第一作目。
恒例の白鳩や派手なアクション
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.3

タイムリープもの。
妻を殺したと言われる男が、過去に戻りひたすら同じ罪を繰り返す中で、真相と向き合う。
サスペンスやホラー要素はほぼなく、ファンタジーのような不思議な世界観。
同ジャンルが好きなら見て
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.5

笑福亭鶴瓶、綾野剛、小松菜奈出演の本作。
元死刑囚や幻聴に苛まれる青年らが入院している精神病院に、家庭内暴力から逃げてきた少女が入院してくる。不均衡な関係が是正されてきた時に事件が起きる。
静かな時間
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マーウェン(2018年製作の映画)

3.5

実話ベースの本作。
監督はロバート・ゼメキス。
暴行事件でPTSDとなった男性が、空想の世界に自分を投影し、現実との狭間で生きる。
話は平坦、主人公を取り巻く人達の優しさに癒された。

アップグレード(2018年製作の映画)

4.1

近未来SFアクション。
事件で半身付随となった男が、体に埋め込んだAIチップで超人的な力を手に入れ、犯人を追いつめる。
近未来の描写、スピード感と話の展開、
同ジャンルが好きな人は見て損なし。
ドラマ
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.3

硫黄島での激戦を描く史実に基づく作品。
監督はクリント・イーストウッドだが、
日本側の視点を描いている為全編日本語。
本作の肝である手紙で静の部分が描かれるとこで、より近くに感じる事が出来る。
米国の
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.6

貧困地区で育った黒人同性愛者の成長を子供時代から3つの期に分けて描く。
取り巻く壮絶な環境に影響を受けて育つ主人公。
同性への愛の物語が絡むことで、全体としては静かな内容になっていた。
自分の道を周り
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スコア(2001年製作の映画)

3.4

ロバート・デ・ニーロとエドワード・ノートン共演の本作。
ベテラン金庫破りが若い男と、タブーとしていた地元の金庫を襲う話。
マーロン・ブランドの遺作らしいが、印象には残らず。
あまり抑揚がなく、盛り上が
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

池井戸潤原作の本作。
中堅メーカー内で起こる大小様々な事件に翻弄される社員たちの姿を描く。
原作も読んでいたが、濃いキャストのおかげか楽しめた。
ただぐーたら社員役の野村萬斎氏の演技がしすぎていて違和
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.6

ランボーシリーズ第四作。
ミャンマーで弾圧されている民族を訪ねる一向を現地へ案内するランボー。
そこで起こる争いに巻き込まれるランボー。
の戦いを描く。
シリーズは初めて見たが、話の繋がりは感じなかっ
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.9

1995年作のサスペンス映画。
銃器の強奪事件で集められた容疑者5人が新たな犯罪を企てる。その裏で暗躍する謎の人物カイザー・ソゼとは。。
上記に尽きる映画。どんでん返し系の作品が好きな人は見て損はない
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アラジン(2019年製作の映画)

3.9

言わずと知れたディズニー作品の実写化。
願いを叶える事が出来る魔法のランプを手に入れた貧しい青年と一国の王女の恋を、ミュージカル形式で描く。
宣伝を見たときは、無名の俳優と青いウィル・スミスが演じてる
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

スパイク・リー監督の社会派映画。
署に初めて採用された黒人刑事が、相棒とKKKに潜入して内部に蠢いている陰謀を暴いていく物語。
内容の割にコメディ要素が強く見やすい作品になっているが、最後の最後に強烈
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

ヴィゴ・モーテンセン主演のコメディ。
差別が残るアメリカ南部へツアーを行う黒人ピアニストと、彼をツアー先へ送り届けるイタリア系アメリカ人の運転手の心の交流を描く。
ピアニストと運転手の静と動のやり取り
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.4

XーMEN新章の最終作。
外部からの強烈な力の影響で、自我を抑えられなくなったジーンが牙を剥く。そこに立ち向かうXーMEN達の奮闘を描く。
人間VSミュータントにもう一要素加えた事で、個々のキャラクタ
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.1

ジェームズ・ワン死霊館シリーズの本作。
ヨローナという霊に取り憑かれた一家の姿を描く。
霊に取り憑かれ、教会経由で除霊を頼むという、他の作品と特段変わりのない話。
効果音等で怖さは演出しているが、ネタ
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.8

フォレスト・ウィテカー主演の本作。
黒人差別社会で生まれた男性が、ホワイトハウスの執事として激動の時代を生き抜く姿を描く。
アメリカ近代の苦悩史をさくっと知れる良作。
マライア・キャリーのちょい役にび
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TAKING CHANCE/戦場のおくりびと(2009年製作の映画)

4.0

ケヴィン・ベーコン主演の本作。
内勤で軍の人事配置を担当している中佐が、同郷出身の一兵卒の亡骸を両親の元へ送り届ける物語。
邦題にもある通り、米国版おくりびと。
戦争映画は多数あるが、戦死者に焦点を当
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コンジアム(2018年製作の映画)

2.9

本国ホラー映画界で観客動員数歴代2位のヒットを納めたという本作。
精神病院で取材を行った撮影隊が体験する奇妙な出来事を、POV形式で描く。
内容はそのままグレイヴ・エンカウンターズ。
リメイクなのかオ
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

ゾンビ✖️コメディ。
ゾンビウイルスが蔓延する終末世界で、自分にルールを課すことで生き延びている青年が、出会う人達とゾンビのいない地を目指すロードムービー。
基本コメディで、ゾンビものにある残酷性は薄
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マイル22(2018年製作の映画)

3.3

ピーター・バーグ監督、マーク・ウォルバーグ主演の本作。
米政府の重要参考人を22マイル先の目的地まで送り届ける任務を行う特殊部隊の戦いを描く。
薄味のアクションとストーリー、それぞれのキャラ立ちも弱か
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.8

当たりの多い潜水艦もの。
沈没した潜水艦からロシアのクーデターが発覚、そこに巻き込まれたアメリカの潜水艦と地上特殊部隊の闘いを描く。
水中と地上でのアクション両方が一作で楽しめる。しかも手に汗握るアク
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.8

言わずと知れたライオン・キングの実写化。
百獣の王国で生まれた王子が、父親を失い国を追われる中で成長し、次の王へとなる姿を描く物語。
巷で超実写化と言われるように、映像がすごい、CGとは思えないほど。
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