しんのじさんの映画レビュー・感想・評価

しんのじ

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バティモン5 望まれざる者(2023年製作の映画)

4.0

報復に人を殺したいわけでは決してない。唐突に家を奪われる悲しみを理解してほしいという叫びに向き合わないでなにが政治だろうか。

生きて、生きて、生きろ。(2024年製作の映画)

4.5

政策や世論の裏側で常に置き去りにされるのは人の心だと思った。

#つぶやき市長と議会のオキテ 劇場版(2024年製作の映画)

3.5

機能不全になっていく市政が痛々しい。全ての原因は過疎化に由来するんじゃないか。人がいないから財政も悪化するし、議員の世代交代も起きず密室政治が蔓延する。

システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

3.5

ひたすらに続く破壊を楽しむ映画として観ればスカッとするし楽かもしれないが、なかなかそういう気持ちにはなれない。そもそものシステムが歪んでいるのではないのか?そんな疑問がずっと頭から離れなかった。

無名(2023年製作の映画)

3.5

すいません、全然ついて行けませんでした……色々と無知すぎて恥ずかしい。ずっと混乱していたが、ワン・イーボーから目が離せなかったのは確か。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

芸能事務所の二人の描き方とか、そういうところがめっちゃ良い。バランスって放っておけばいいという意味じゃないから難しい。

トラペジウム(2024年製作の映画)

3.5

「私って嫌な奴なのかな?」
「そういうところも、そうじゃないところもあるよ」
ここめっちゃすごい。

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.5

何気なく観たらめちゃくちゃ良い。挿入歌が刺さる。

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.5

人々が極限に追い詰められている中で、正確な情報がどれだけの価値を持つのか。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.0

あんまりハマれなかった……昔の図書館がカードでやってる〜!という変な感動はあった。

正義の行方(2024年製作の映画)

4.0

科学的な方法だからDNA鑑定に間違いはない、みたいな思い込みが取り返しのつかない事態を起こし得る。この映画を観て、絶対に自分の頭で考え続けなければならないと思ったし、疑うこともやめてはならないと強く感>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

陰謀論にハマっていく人の描写とか見てて辛いけど、なにげない日常会話の面白さが中和してくれる。

リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ犯罪も起こすのだが、最後ヘイトを残さずに終わらせる手腕がすごい。精密さを追い求めるだけがアニメーションの進化じゃないよな〜と感動。

プリシラ(2023年製作の映画)

2.5

「その先」を描いてくれよ!と強く思ってしまう。エルヴィスが夫という特殊な状況だからいちいち描写も豪華だが、本質的には多くの夫婦にあてはまる問題なんじゃないか。

マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

4.0

終盤のじわじわ追い詰められていく展開がリアル。怪物というタイトルが一貫している。「あなたの描く怪物、好きよ」。この言葉に希望を見出したい人生。

異人たち(2023年製作の映画)

3.5

作品のテーマにはすごく共感できるが、少し情緒に流れすぎな感じがした。

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.5

最高としか言いようがない。三作目にして父親を通じて自分のルーツに迫るというのもいい。最後、この冒険で何を得たのか聞かれた時の父ジョーンズの台詞に痺れた。

94歳のゲイ(2024年製作の映画)

4.0

長谷さんすごいチャーミングな人で、この人の姿を後世に残したい!となるのも頷けた。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.0

まあよくある話かなあ……と思った。遠くに行ってしまうような存在だからこそ忘れられないというのは分かる。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

飽きさせない工夫がすごい。相方となる女性の描き方に時代を感じた。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

すごく内省的な映画だと思う。社会から全く目を背けて自分のやりたいことなんてできるはずがねえ。

戦雲 いくさふむ(2024年製作の映画)

3.5

人間一人一人ではなく、誰にも止められない世論となった時が恐ろしい。

かづゑ的(2023年製作の映画)

3.5

慣れない場所でサインをする時の試行錯誤、時間。映画だから表現できることだと思った。

RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)

3.5

この人みたいになりたい!とは全然思わないが、生きていくエネルギーをガツンと貰えるから不思議だ。

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.5

難しいよ……!
逐一「個人ノート」って言うのは少し真似してみたいかもしれない。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

最後にスッキリするという作品ではない。事件に直接関係ないことも明らかにする裁判はとても暴力的なものだと感じる。だがそうした暴力に晒されながらも自分にとっての真実を目指す息子の姿が力強い。息子が自立に向>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.5

原作未読。熱くて良かった。人が死なないスポーツだからこそのゲーム性というか面白さというか、そういう魅力が映画を観る楽しさとも繋がるな〜と思った。

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

3.0

悪い人じゃないんだけど忙しない社会に毒されている昭夫の感じはよく理解できる。そこから生じるひなげしの会への無意識の差別みたいのは観てて結構ぐさっとくる。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

物語全般にわたる風の表現がすごく印象に残った。

帰れない山(2022年製作の映画)

3.0

剥き出しの岩肌が山で生きていくことの過酷さと素晴らしさを伝えてくる。少し冗長な感は否めない。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.5

直接的な助け合いのシーンは意外に多くないけど、信頼できる人に囲まれているという心理的安全性の重要さがわかる作品。

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.5

一生懸命生きたという事実それだけがすごく誇らしいことだなと感動。

その鼓動に耳をあてよ(2023年製作の映画)

4.5

仕事の中でまっとうに生きようと勇気を与えてくれる。そんな作品は貴重だと思う。

映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

4.0

支持団体の人たちと候補者の間に考え方の違いが生じてくる場面が印象に残った。ここを乗り切れるかどうかで住民自治の成功が決まるのだろう。

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