SSさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.5

これは高評価も納得。
ずっしりくる。
祖国を想い合う同士、同志。みたいなとこがグッときたなあ。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

ノスタルジックすぎて涙が止まらなかった。

あの頃はSNSもメールもないし、家電もそんな訊けるもんじゃないし、次会えるかどうかって「またな!」「またね!」で必死に口約束するしかなかったよなあ。
その心
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

もう音楽が最高すぎるだろ……
まず抑もこのサントラだけでワイン数本あけられちゃうわ…ってくらい音楽が素敵。

と言いながらそれに引けをとらないパリの街並み、20年代のアンティークな雰囲気、もう最高of
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劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

4.3

アフガニスタンの人は、
水が通るということだけで
家族と一緒に暮らせるというだけで
心から幸せそうだなあって思って
水もあるし家族も安全だし物も溢れてるはずなのに
もっともっとと色んなものを求めてる私
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ドリーミング村上春樹(2017年製作の映画)

3.6

最初のかえるくんと、2つ出る満月に鳥肌が立ってしまった
村上ワールドにぐいっと投げ入れられたかのような
私は村上作品が好きでよく読むけど、メッセージを理解できずに取りこぼしてたり、「これってどういうこ
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

-

カフェイン中毒のおっちゃんが、カフェイン&ニコチン中毒のおっちゃんに説教してる話が1番面白かった

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ観るのにエネルギーを要したけど、めちゃ面白かった。

映画スタートの段階で既に諸々の出来事が沸点直前、98℃くらい。
そこから色んなことが起こる中で、各所で沸点を達して事件が起きる…みたい
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.8

もうね、囚人にゴドーを演らせるという時点でセンスの光り方がすごいのですわ。
ゴドー内の台詞は台詞じゃなくて、囚人達自身から出てるように感じるし、その言葉は戯曲の範疇を超えて、映画に溶け込んでいくような
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.3

映画観終わった後、母親から
「あんたも生まれてきてくれてありがとうだからね」
って言われた。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

父親と不仲で、子供ほしくない…ってなってて、これまで色々なもの(趣味、仕事、男)に流されてきた30歳だからこそ響いた映画な気がする。

ユリヤが「わからない」を連呼してたのが印象的で、そうだよねうんう
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教育と愛国(2022年製作の映画)

-

教科書、特に二次大戦の時の慰安婦やら沖縄戦やらの記載を巡った教育(教科書)現場⇆政府 のお話。

うわーー
日本書籍無くなってたんかーーーーー
悲しすぎる、冒頭からそのショックが大きすぎて半ば涙目だっ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.5

映画館で観たい映画だった
オースティンのエルヴィスがかっこよすぎて語彙力全部失うぅぅう〜〜
かっこよくてかっこよすぎた…めちゃくちゃかっこよかった……

冒頭追っ付けない部分も一定あったが、粗方は理解
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モ’・ベター・ブルース(1990年製作の映画)

3.0

え、、インディゴあんたほんとにそれで良いん、、、、????

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.7

良かったけど、周りからの激推しで期待値爆上げしてしまったが故、「あ、こんなもんか」ってなってしまったのが正直なところ…

モノも飽和的で命の危険もなく、まあそれとなく生きてれば極限的な絶望に直面するこ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.2

"同性愛を隠さない生き方を普通"と思う(少なくとも隠す必要なんて全然ないと思う)私からすると、主人公3人の周りがほぼ偏見で歪んでて、私的には無理みが凄かった。
でも、隠す必要なんて無いよ、って思う人が
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

-

小さい頃に父親に去られて、未だにあの時のことを「ごめんなさい」と謝られていない私は、ボロボロ泣いてしまった

私の父がこの言葉を言うのも、相当先なのだろうか。もしくは言わないまま逝っちゃうのだろうか。
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。
まじで。

対立する二派(ほぼ1000:1)が一堂に介して、こんなに笑いがあって、暴力がなくて、言葉が溢れることがあり得るのか、と。
こんなに理性的であってそれでいて熱情を有
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HOME FIGHT(2021年製作の映画)

-

カレーライスのラッキョウ的なポジションで見たやつ

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

花束+LALALAND÷2みたいだな〜とか思った
Ce'st la vieだなあ…と思えたという点では、花束よりも地に足ついたというか、よりリアルみのある2人だったし、何よりいちゃついてる場面でも全然
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

タクシー内に限定されてるけど、これぞ人生ですよね、と思った。
人が偶然同じ空間に居合わせて、対話をして、何かを共にすることになったり、新しい学びを得たり、知らなかった感覚を知ったりして、混じり合うみた
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.3

20年ぶりくらいに観たけど、こんな良い作品だったのか……という衝撃。
これは圧倒的に大人向けの作品だったのだなあ。

あの年齢であれだけ互いを深く理解し合える友を持てるのって凄いな。
というよりも、他
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テレビで会えない芸人(2021年製作の映画)

3.5

御歳94歳の恩師の表情がとても優しくて印象的だし、永六輔さんも談志師もいい言葉を残しておられる。
必死に借りを返そうをしているようにも見える松本ヒロさんだった。

憲法くん、生で一度観てみたいな〜
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.8

なんか、全部のセリフだけを文章として何度も何度も読みたいという気持ち。

めちゃダイアローグ(対話)だったなあ。
対話とは行き先を決めない散歩だ、という言葉があったけど、なんかほんとそんな感じだった。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

最後のドクの表情が見られただけでもう100点💮

雪の中の警官に、"人がいかに経験ばかりを見て目の前の出来事を見ていないか" みたいなことを気付かされたり

ドクが部屋なりトイレなりに入れないことに対
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バード(1988年製作の映画)

3.0

チャーリーパーカーのことを知りたくて観たけど、多分これはチャーリーパーカー(とその仲間たち)を知ってる人が観る映画なんだろうなってかんじだった

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

あー綺麗だった〜〜ガラス玉みたいだった〜〜

エリオとオリヴァーの周りの人たちが2人をナチュラルに受け入れてたのが素敵だった。
周りの反対みたいな、この手の話によくある展開が削られてた分、2人の心の動
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さがす(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ疲れた。
エネルギー全部持ってかれた感…

役者さんがみんなキラキラしてなくて、そこら辺にいそうな感じだったのが良かった
楓ちゃんの彼氏くんが唯一の癒しだった…それくらい疲れた。

映像と
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