SSさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

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婚約破棄提案に対する
「親にも会社にももう言っちゃったから無理」
っていう返し

4年前に実際に言われた時
「何で真っ先に他人が出てくるん??」ってなったけど、
4年後の今聞いてもやっぱり
「なんで真
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

2.9

うーむ

笑いあり涙ありという前情報だったものの、
笑いはそこまでハマらず (皆無ではなかったものの、クスッとできる感じが数ヶ所、且つ結構ベタな笑い)
そして終盤は 「さあ、泣きたまえ!!」と言われて
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.0

何も考えずにケタケタ笑えるお話

香川さんほんと好き

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.2

ああいう師弟愛がまだ根付いてるのが浅草でして、だから私はあそこの演芸が好きなンダ。

エンタメとしては普通に面白かったけど、なんか終盤泣かせにかかってくる感じとか、名ゼリフでドヤる感を感じ、なんかそこ
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香川1区(2021年製作の映画)

5.0

===1.9 追記
2回目観てきた。
1回目とやっぱ見えるものは幾分変わる。
自民への衝撃が和らいだ分、小川さんの弱さが前よりちゃんとに感じられた。
大島監督とお話もさせてもらった。
政治とか民主主義
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

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香川1区が公開間近なので、ポレポレへ駆け込み
確か去年の夏に出町座で観ようか悩んで、結局その時は観なかった作品。
結果的には、今(ハロウィン衆院選後)観たおかげでムネアツ度がかなり上がったので、よかっ
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死刑弁護人(2012年製作の映画)

4.0

真実として被告人がやったか/どういう心境だったかとかは置いておいて、現状の裁判において充分な複数視点からの検証がされてない場合も一定度あるのだな、ということを学び。
(この点についてはその後に観たヤク
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ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

4.0

お部屋を綺麗にお掃除するヤクザ
キャベツを千切りするヤクザ
雑草刈りをするヤクザ
選挙にいくヤクザ
全部初めてみた。
圡方さんはじめ製作陣の皆さまほんとすごい…

なんか体育会の部活集団にしか見えなか
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.6

観てよかった。

「営む」は「いとなし(暇無)」の動詞形で、字の通り暇なく物事に当たることを言うらしい。
津端ご夫妻は、まさに人生を/生活を営んでいて、それがとても人間らしく、豊かにうつった。
この時
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

4.5

最後の3分くらいで、それまでの100分を通して作り上げたシャボン玉をパァン!!!と破られた心地。
「え、ちょっと待ってそんなこと言わないで…」って気持ちで思わず泣いてしまったw

それを阿武野さんに言
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ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

4.0

ボストンと名のつく会社で働いてる私としては観なければならなかった本作(こじつけ)
私を除く家族全員が地方公務員で、
「お爺さんお婆さんの話が終わらない」とかいうぼやきも散々聞いてたので、
ネズミ駆除の
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

2.5

はい!ザザッと★新撰組!!
みたいな映画だった。
ザッと感がすごい。仕方ないが、粗い。ダイジェスト感すごい。
「あ、この事件もう終わったことになってるの?」「あ、ナレ死?!」とかいうことが多くて、感情
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

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状況にしろ信念にしろ、余りにも私の範疇を超えていた。
観終わって「悲しかった」とか「怒りが湧いた」とか、何なら「面白かった〜!」いうものも含めて何も浮かばず、何か気持ちが「解析不能です」ってグレーアウ
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空白(2021年製作の映画)

4.0

空白を空白として受け入れるのって、なんて難しいのだろうと思った。

あの人はあの時何をしてたのか、とか
彼女は何を考えてたのか、とか
彼は私をどう思ってるのか、とか。
自分には分からない「空白」を、希
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パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

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賞味期限ギリなり🥞
主人公がまだ総理の時にみられて良かった。

この映画が偏ってるとか浅い云々とか、そういう意見もひっくるめて、政治に関する議論がこの日本で少しでも増える材料たり得る、という点でめちゃ
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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

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私は本当に私の認識している私という存在なのだろうか…という恐怖がぐるぐるするぅ

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.3

とりあえずアントロポセントリズムの風刺として受け取りつつ鑑賞…
が、この解釈で合ってますかね?と不安になるくらい不思議な世界観だった

小さい頃に観たピングーのビデオで、巨大アシカにピングーが弄ばれる
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.8

画面が水色なのかな?ってレベルでずっと爽やかだったなあ〜
あんだけ情熱を燃やしてるのに、これほど瑞々しくて爽やかに見えるの、この時期だけなんだろう

ワルモノが出てこなくて、どの登場人物も愛らしい。
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.5

ズシンときた…豆腐と氷結片手に観る話ではなかった…

どの役者さんも身体作ってきててすごい。
信仰心試されて、絶望して、再び信じて、また絶望して…っていうストーリーがもうなんか、「これは玉ねぎかな?」
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.0

キョンキョン目当てで、永〜らく公開を待っていた本作。

正直なところ、東北の話/家族との絆/娯楽の役割等など、詰め込まれてる内容が多過ぎて消化不良感がすごい。
最後ザザザっとフィクション風でまとめまし
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.0

ネーミングからして「ハンバーグができるまで」を連想してしまっていたが故なのか、
観終わった感想は「新作落語でありそう」に尽きる。

ファンタジー要素があったりとか、ちょこちょこ「いやいやいやぁ〜そんな
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.0

おばあちゃんと孫が心通わせる瞬間やや唐突じゃね?と思いつつ。
おばあちゃんに凄く会いたくなった〜

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

裏と表かと思いきや、表と表だったりする
矛盾があるということが、人間のオモテ面なんですねえ、と感じ入った本作。

ハルキ原作やんけー!と思って永らく心待ちにしてたドライブマイカー
バーニングレベルで観
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

声出して笑っちゃってご近所だった皆さん本当すみません…
って謝りたくなるくらい、散りばめられたジョークやらギャグに、終始肩震わせるか笑うかしてた😂

DUDEの"You are (Adjective)
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野火(2014年製作の映画)

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戦争はしちゃダメだと思う
から
戦争だけは死んでもしたくない
に変わった。

再び観る勇気はないが、忘れることもないだろうなあ

ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶(2019年製作の映画)

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東京に住んでて沖縄に行くことさえ抑もない私としては、沖縄の方の戦争体験を聴く機会なんて訪れないので、その点でとても価値のある映画と思う。
内容自体はそこまでは新しいものはなく、決戦を客観的に見るという
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ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015年製作の映画)

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Another shitty side of capitalism

無邪気に「流行最先端★」とか言いながら洋服買って1シーズンとかで消費してる若者たちが、何かの拍子でこの動画見てちょっと考え直してく
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.5

かわいい!!かわいいんですけど!!この映画を抱きしめたい!!みたいな心持ち
深いことは考えず、ふわふわ〜って観てられる作品

シャオチー目線で一通り出来事を見た後、グアタイ目線で今一度観直すっていう構
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

予想外にも、アメリカ現代史をいい感じでさらってくれる世界史教材だった笑

現在の己を成している要素は
1. 生まれ持った環境/周囲状況等の不可抗力的なもの
2. それを己が如何に捉えるかという主観的な
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東京裁判(1983年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良質な世界史資料だった。
東京裁判のみならず20世紀からの世界情勢もさらってくれるので非常に勉強になる。
4時間半もう経ちました?ってくらい没入できる内容だった。

こんなこと普段絶対言わ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

Filmarksの口コミに「口コミを見ずに観に行け!」って書いてあるのを発見し、そっ閉じして観た本作。
果たして、確かに前情報ナシで観た方が圧倒的に良いんだろうな的な作品でした。
観終わった後は、爽快
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

2.9

ドラマも予備知識もなく鑑賞。
俳優さんたちが豪華ですね〜これは三浦春馬さんマターで観客増えるんだろうな〜

一方の私は、ディテールに「うーん」となってしまって、あまり話に入り込めなかったのが正直なとこ
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

メッセージ性が非常に強い作品だった。
夜と霧的な。

冒頭から所々韓国語も混じる割に、英語が主で進むのには確かに違和感はある。
が、全て観終わると「成る程、これは英語で作らねばですね」と納得。
アニメ
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王の願い ハングルの始まり(2019年製作の映画)

3.0

言語大好き人間からすると、「私も仲間に入れてー!!」ってなるくらい、ハングル作りの工程が面白そうだった。
1つの文字体系を作れるなんていいな、楽しそうだな。
ややマルモイの世界を想起させられた。

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Seaspiracy 偽りのサステイナブル漁業(2021年製作の映画)

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観た上でどう解釈し、どう行動するかは個々人に一任するとして、お魚食べる人たちは全員一回観といたほうがいいんじゃないですかね、と思う内容。
やや過剰演出みはあるし、ンン?な部分もなきにしもあらずだが、そ
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