知性はその人の性格やアイデンティティに深く根差すものであり、それを残酷に壊してしまう、すなわちこころを殺してしまうのがアルツハイマー病。大学教授、それも言語学の研究者である主人公が、知性を失い、ことば>>続きを読む
悲惨なことが起きているのに笑ってしまうそんな映画
麻生久美子さんがとにかくうつくしい。きれいかつ色気のある裸。
お気に入りの邦画といえばこれ。
中学生の時にいつでも見られるようにiPodにダウンロードして、お気に入りなシーンを繰り返し繰り返し見てた。
無意識的に反社会的な存在になってしまうヒロインと、彼女を性欲>>続きを読む
賞を総なめしたツリー・オブ・ライフとくらべるとあまり評価がよくないけど、だれがなんといおうと好き。男女間の愛情のはかなさ、移ろいやすさに諸行無常を感じた。
最初ハリネズミでとられてるあたりセンス感じる>>続きを読む
こういう映画たのしめるようになったあたり、自分の年齢を感じる
ヒロインがあまりにうつくしくて、マネしてボブヘアにしたくなっちゃう
観たの二回目。
年を取り地位を得ると人はもっと傲慢になって、無意識に人を傷つけちゃうみたいなことがあるよなあ、という話。
自戒のためにも毎年見たほうがいいかもなあ。
このシェイクスピア映像化も好き。
イギリスの有名俳優フルキャスト。シェイクスピアは喜劇のほうが好きだなあ。この恋愛しか頭にない感じな。
何回見ても楽しい。音楽も楽しい。男装する主人公は可愛いし。ベン・キングスレーはいつものとおり魅力的。
考えてみると手塚治虫の話ってどれもシェイクスピアをベースにしているのね。十二夜はリボンの騎士と似て>>続きを読む
アフリカの紛争地域で起きていることがあまりにも非現実的なので、すこしファンタジックな脚色をしただけでひとつの、すこし残酷な寓話のように感じられる。でもこれが現実
今まで観た中で、一番ロマンチックな、かつ(セックスシーンなしに)変態的な恋愛映画だったと思う。蘇州に行ってみたい。
念願の早稲田松竹でついに鑑賞。
イーサンホークはビフォア・ミッドナイトとキャラが同じなので、本当にこういう人なんだろう。
虚飾なしに本音でいられる人間関係を築けるかどうかが人生の豊かさを決めるよう>>続きを読む
原作もよかったし、映画もよい出来だった。
窪美澄さんの本をコンプリートすることを胸に誓った。
ぬるりとした触感がいろんなものを想起させるものだから不安なような気持ち悪いようなやみつきになるようなそんな映画。良い映画は古く見えないものだなあ。
見た後は立ち上がれなくなるくらい、気分が混乱してしまうような映画。キリスト教の公平性という教義と、人の心の機微の大きな隔たりについて問いかけた映画でもあるし、頭で作り上げられた理論と、人の心のギャップ>>続きを読む
体裁を繕わずには生き残れない時代に生きていた男女が、ことばではなく、からだを使って、嘘のない、生のコミュニケーションをすることで、必死に人間性を保っていた、そんなお話。ベッドシーンを美しく編集しないの>>続きを読む
SF映画、の体裁をとったフェミニズム映画でした。私が男だったらまた観方が違ったんだろうか。
アメリカ人とフランス人の大学生がユーロトレインで出会って恋に落ちる、というよくありそうなロマンティックなお話だけど、それだけにとどまらない二人の会話の知的さ、歯切れの良さ、かわいらしさが魅力的。二人が>>続きを読む