犬好きさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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American Traitor: The Trial of Axis Sally(原題)(2021年製作の映画)

3.6

枢軸国サリーは、人なのか、ペルソナなのか

アルパチーノの弁論がうますぎます

実話ベースなので、歴史を知るにもいい作品です

ミナリ(2020年製作の映画)

3.6

アメリカでハングリー精神を持って生きる韓国人をうまく描いている。かつては日本人にも同じような人物がいたものだ。牛島謹爾は明治時代前後に生きた人物で、ジョー・ウシジマの名でカリフォルニアで大農園を営んで>>続きを読む

L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

3.3

LAPDについて考える映画。比べると、日本の警察はすごく真面目で信頼できる

わたしは生きていける(2013年製作の映画)

3.4

サーシャローナンが素晴らしい俳優であることがわかるが、脚本が全体を通してイマイチなので、彼女の良さも霞んでしまっている。映画は優しい雰囲気が漂い、そこは心地よい

真夜中のサバナ(1997年製作の映画)

3.9

尺が長いのだが、長さを感じさせない映画だと思う。実話を元に、サバンナの空気感をうまく伝えている。アメリカの南部に特有のノリ、暑さ、緩さとでも言おうか。97年の映画だが、この街は今もそれほど変わっていな>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.3

サリンジャーが執筆生活を引退するまでを描いた映画であるが、心打たれるシーンがほとんどない。最後、サリンジャーとその恩師の語らいにおいて、恩師役を演じるスペイシーに心打たれたが、おそらく唯一のシーンであ>>続きを読む

And When Did You Last See Your Father?(原題)(2007年製作の映画)

3.5

しみじみ観れました、死を考えながら

散骨、いいですね、日本でも認められる日が来ますかね

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.3

かっこいいステイサムを見るための映画

人々の保有する現金の比率が少なくなるほど、この映画に出てくるような強盗は食っていけなくなるだろう。実際にはすでに、強盗も仮想通貨を要求する時代になっているのだか
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.3

迫力あるシーンを楽しむには大画面大音量がいい。あいにく機内で見たせいで、そこまで感激できず

Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

3.4

ストーリーは心揺さぶられる、特に最後の30分

ただ、それまでのあえて非線形に進行する時間は、この映画を台無しにしている。全体を通してキャラクターの感情の動きを追いにくい。仮にうまく演じているとしても
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ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.7

安楽死を望む母、残される父、親友の女性、そして子供たち…

安楽死は、これから世界で、流行るかもしれない。死に方を選べる時代が来ると思う。テクノロジーの進化はそれを後押しするだろう

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

最後の最後までホプキンスの演技が素晴らしい。あたかもこのような老人が自分のそばにいてもおかしくないとさえ思えるのだからすごい

アルツハイマーが薬で防ぐことのできる時代を望む自分がいる一方、こうして「
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.1

軽く見るのにいい。ダミアンルイスが英国人の役をしていることに少し不思議さを覚えるが、そもそも彼は英国人である。もっとも本人はアメリカ人になりきれることに誇りを持っているのだが

ちなみに本作は実話ベー
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.6

とにかく主演2人に着目。静かな映画で、しっとりと見れる作品

セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

3.4

この映画、女優で活動家だったジーン・シーバーグがコインテルプロ(FBIフーバー長官直下の極秘作戦)でマークされ続ける姿を描いているのだが、ジーンを演じるスチュワートの演技がいつもながら素晴らしいものの>>続きを読む

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.4

映画全体の雰囲気と、配役もとても良いのだが、見終わってからのスッキリ感が全然感じられない。俳優たちの演技もよく、中盤のストーリーも飽きさせないようになっているのだが、どうも消化不良というか、納得感が思>>続きを読む

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.8

ガンになった主人公を中心に、周りのキャラクターたちが実に適切に脚本されていて、全体としてバランスがとてもよい映画だと思った。本人や周りの人々の心情が、観る人にうまく伝わる作りになっているように思う

テイク・シェルター(2011年製作の映画)

4.0

激しい爆発も、凝ったCGもない、そこにあるのは考え抜かれた演技と、練りに練られた脚本と演出である

久々に、こういう映画もあるのだなと感じさせてくれた作品

エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

3.7

ストーリーと脚本はとてもいい。本当によくて、感動もの。ただキャスティングがダメだ。これがせっかくの名作候補を台無しにしている気もするのである。映画作りは難しい

戦場からのラブレター(2014年製作の映画)

4.0

ヴェラ・ブリテンを演じるアリシア・ヴィキャンデルの演技が素晴らしく、悲しみというものを実にうまく多面的に表現していて、ますます彼女のファンになった。彼女の出演する映画の中でも特に好きな部類に入ると言っ>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.1

ストーリー云々ではなく、エイリアンとのアクションシーンを楽しむ映画と割り切りたい

アメリカン・ウォー(2011年製作の映画)

3.3

原題のとおり、メモリアルデーに観たくなる映画でした

パシフィック・ウォー(2016年製作の映画)

2.8

あらゆるCGIの質の低さに辟易してしまった

とりあえず鮫、というだけの映画。史実を知りたければGoogleしておけばよい

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.7

美しい映画でした、モノクロで抑制的な画面が、余計に映画を美しくしていました

リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.8

星の王子さまの読者も、脚色された本作を観て納得できるはず

原作の持つ普遍的なテーマをしっかり伝えてくれる良作

それにしても、これに出てくる「ビジネスマン」にはなりたくないものだ

声優は名優揃いで
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ヤギと男と男と壁と(2009年製作の映画)

3.3

面白いところもところどころ。俳優たちがすごいが、ストーリーははちゃめちゃで、そこもいい

疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.5

ツール・ド・フランスをツール・ド・ランスと言わしめた元サイクリストの、ドーピングにフォーカスした映画

ランスのサイコパスぶりがうまく描かれている。この映画によって新事実を知れる、とかいうものではない
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

二流のサイコスリラーとして観るならアリ

ただ、ストーリーがとことん非現実的で、それに萎える面がある。そういうことを気にしない人にとっては楽しめるのかも

ルイジアナには行きたくなくなってしまうなもし
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.8

とにかく可笑しくて笑いが止まらない

キャストもそれぞれが最高に面白い。DCへの皮肉も混じっていてセンスいい

グリーン・ゾーン(2010年製作の映画)

3.8

WMDの真実は

本当のところは分からないが、これはこれで説得力ある

マットデイモンの考える正義が正しい気がするが、その役柄をうまく演じきっているところも好きだ

ワールド・トレード・センター(2006年製作の映画)

3.9

ニューヨークの、アメリカの、そして人類の記録として価値ある映画

たんたんと、丁寧に進む演出と脚本が個人的にはすごく好き

馴染みの場所ということもあり、もちろんこの当時は住んでいなかったのだが、複雑
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