K2さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

序盤はわりと淡々と進む印象だったが終盤の畳み掛けは勢いがあった。原作を読んだときも感じたが、結局あの世界の仕組みは解き明かされない感じがちょっとモヤモヤするのよね…

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

名が体をそのまんま現している作品。原爆は舞台装置としての役割が大きい印象ではあるのだけれど、なんだかんだ日本という単語が出てくる度にドギマギした。背景知識が足りていないのもあって、話を整理しながら追い>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

感情がもはや、ぐにょんぐにょん。いい映画はやはり感情を揺さぶるもんなんだよなあ。劇場で観ればよかった。音と映像の熱量よ。事前に気にしていた3Dモデル云々はマジで気にならなかったし、なんなら全体を通して>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

満足度がめっちゃ高い。IMAXで観てよかった。迫力すごい。
part1はブレードランナーぐらいの落ち着き度で後半ようやく話が動き出すタイミングで終わってしまって消化不良だったのよね。part2は出鼻か
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

2.5

主人公に共感できねえ……流石にぶった切りすぎだし、母親の声が大根すぎるしで、あまり褒めるところがないというのが正直なところ。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.5

原作だとロンとの仲違いがもっと長い印象があったが、映画だとすんなり解消できて安心した。それにしてもハーマイオニーというものがいながらロン……君というやつは……。

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.5

最初は尖った美術や設定に目が行きがちだが、蓋を開けると不器用な男の子とコンプレックス持ちの女の子の淡くて王道な青春ストーリーだった。ラストスパートの流れ、いいね。考えなしにレコードを壊したり、引っ越し>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

エンタメとして面白さはあるけど、主要キャラクターのヴィラン感が少なくてモヤモヤする。あと話のスケールも想定以上に狭かった。本当にただの尻拭いやん……。

Ribbon(2021年製作の映画)

3.0

のん、演技は相変わらず良い。作品としては少し冗長。間のとり方もそうだし、話自体ももう少しコンパクトに収められそうではある。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.0

壮大なギャグ作品で、とくに後半が吹き出しそうになるのを抑えるのに必死だった笑
中盤ぐらいまでの「キラとラクスも人間だったんだな…」という感想が一気に吹き飛んだ。ツッコミどころが多過ぎる笑
テーマとして
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ANIMA(2019年製作の映画)

3.5

トム・ヨークって今こんな感じのイケオジなのか笑 昔のレディオヘッドのときの短髪イメージしかなかったから驚いた。
もっとサイケ寄りの作品かと身構えていたけど、そうでもなく観やすかった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

シリーズ通して毎回思うのが、ゲームでやらせてくれってこと。せっかくの見所であるアクションシーンがこうも続くと飽きがきて居眠りしてしまう。尺が長いし。決闘シーンはゲーム体験であればすごく刺さっただろうな>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

原作で一番好きなエピソードだが、尺の都合で説明が省かれている箇所が多くて、少し寂しかったな。撮影どうしてんだろ……。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

アマプラ配信が終わるらしいので。

ビジュアルと楽曲の良い設定映像集でした。中村佳穂はやっぱり良い。
以下、口悪レビュー注意。

観る前から予想はしていたけど、やっぱり細田守はちゃんとした脚本家を入れ
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

面白いんだけど、このドタバタで二年目が終わったかと思うと、生徒たちがわりと不憫。あと、グリフィンドールの剣はもう少し魔法を感じるパワーがあっても良かったよなあ……。
野生の車は冷静に考えて謎だけどシュ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

風刺の効いたブラック・コメディ。途中から躊躇いが全くなくなってテンポ感がスゴかった……笑
神戸ヴィーガンはズルい笑

ビリギャル(2015年製作の映画)

4.5

歳をくってから観たからこそ刺さりまくったのかも。
自分はどちらかというと受験から逃げてきた側の人間なので、真っ直ぐに努力に向き合う姿を見て、当時の自分と重ねて羨ましさだとか悔しさがぐちゃぐちゃに混ざっ
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

メイキング・オブ・ハリーポッターに行きたいがゆえの予習視聴。原作厨だったので実はあまりちゃんと観ていなかったのだけれど、映画版も十分に面白い。
にしてもダンブルドアやマクゴナガルを始めとした先生方のグ
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

話に新鮮味はないけれど、サクッと観る分にはちょうど良いかも。
ウィル・スミスとマーゴット・ロビー、両方好きな役者だから、それぞれ良い味を出してくれていて嬉しい。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

マリオって異世界転生モノだったのか……笑
CGのクオリティが高く、画だけで満足感がある。ストーリーは王道だけど、見覚えのあるギミックが多くて楽しい。
あと、ピーチ姫の身体能力が思ったより高くて草生えた
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

西川監督版のヤクザと家族。社会からはみ出す生きづらさと人との繋がり。俳優陣は良いし好きな場面も多いが、予想を超える展開はなく、過去作と比べて自分には響かなかった。
西川監督作品特有の人間性の揺らぎみた
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

元気をもらえる爽やかな映画。前々から気になっていたのよね。コメディとして気軽に観られて良い。ED演出のUIが古くて時代を感じる。10年前の映画だもんな。
とはいえそうなのよ、サービスって人に提供するも
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

地平線の話は良い教えだった。眼の前にある見えるものだけを描いていても仕方ないんよな。憧れの監督と話した後の高揚感がかなりリアル。最後にカメラがチルトするシーン、監督の遊び心があってめっちゃ良い。
長い
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

ミステリでもないのに前半と後半で評価が180度変わる作品を久しぶりに観た。いい映画。
作品の内容はともかく、自分自身、昔の映画で観ていてキツくなる要因の多くが笑い(コメディ)のセンスや演出ということが
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

男性が共感しやすいかつ、馬鹿だねえと苦笑いするようなシチュエーションが揃う。
ラストの劇中劇がめちゃエモい。
ほどよい尺の中でブレずに纏まっていて面白かった。

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

エルトン・ジョンの壮大な内省映画。自伝作品を鵜呑みにするのもなんだが、周りの人間があんなだと、そりゃ愛を欲するわなあ。演出にファンタジー色が強い。こうして聴いてみるといい曲多いな〜。

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.0

話はもうだいぶ忘れていたけど、なんだかんだ楽しめた。めっちゃ詰め込んだ作品。一応別々のテレビシリーズ2作品の内容や設定を統合しているんだから、そりゃそうなるだろうけども。

(2023年製作の映画)

3.5

ねずみ捕りの男のパターンで、ちゃんといるのかと思ったら…笑

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.5

想像以上にセカイ系。
美術のパワーがとんでもなく大きい作品で、序中盤はめちゃくちゃ惹き込まれた。後半のメッセージ性の高いシーンは少し長い……。
「一は全、全は一」、そして命の繋がり。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

面白い。ぶっ飛んだ演出で笑えるシーンあり、でもちゃんと心に刺さる話だった。尺もちょうど良く、上手いこと纏まっている。制作会社のあのブラックな感じ、わかるわぁ…笑
タイムループものの新機軸。

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

4.0

Filmarks試写にて。この機会に感謝。
分かっちゃいたが、ウイスキーが呑みたくなる。テーマがウイスキー×家族×承継ときたら、その時点で強いのよね。
P.A作品はそれなりに観てきたが、今回はその中で
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

思っていたのと違ったけど良い映画だった。人として、本能の部分でこうあってほしい・こうありたいという心の持ちようをあらためて見つめられた作品だった。過去のシーンが多めなのも、彼らの人間性やこれまでやって>>続きを読む