K2さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

男性が共感しやすいかつ、馬鹿だねえと苦笑いするようなシチュエーションが揃う。
ラストの劇中劇がめちゃエモい。
ほどよい尺の中でブレずに纏まっていて面白かった。

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

エルトン・ジョンの壮大な内省映画。自伝作品を鵜呑みにするのもなんだが、周りの人間があんなだと、そりゃ愛を欲するわなあ。演出にファンタジー色が強い。こうして聴いてみるといい曲多いな〜。

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.0

話はもうだいぶ忘れていたけど、なんだかんだ楽しめた。めっちゃ詰め込んだ作品。一応別々のテレビシリーズ2作品の内容や設定を統合しているんだから、そりゃそうなるだろうけども。

(2023年製作の映画)

3.5

ねずみ捕りの男のパターンで、ちゃんといるのかと思ったら…笑

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.5

想像以上にセカイ系。
美術のパワーがとんでもなく大きい作品で、序中盤はめちゃくちゃ惹き込まれた。後半のメッセージ性の高いシーンは少し長い……。
「一は全、全は一」、そして命の繋がり。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

面白い。ぶっ飛んだ演出で笑えるシーンあり、でもちゃんと心に刺さる話だった。尺もちょうど良く、上手いこと纏まっている。制作会社のあのブラックな感じ、わかるわぁ…笑
タイムループものの新機軸。

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

4.0

Filmarks試写にて。この機会に感謝。
分かっちゃいたが、ウイスキーが呑みたくなる。テーマがウイスキー×家族×承継ときたら、その時点で強いのよね。
P.A作品はそれなりに観てきたが、今回はその中で
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

思っていたのと違ったけど良い映画だった。人として、本能の部分でこうあってほしい・こうありたいという心の持ちようをあらためて見つめられた作品だった。過去のシーンが多めなのも、彼らの人間性やこれまでやって>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

構成をきっちり組んでいるから、内容はどれだけカオスを詰め込んでも、まあトータルで観ていられるよねって感じの作品だった。戦闘×マルチバース世界の流れが多過ぎることで逆に慣れてしまって中弛みしたようにも思>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

3.5

小説味をだいぶ感じる作品だった。悲しいけど心の強さを大切にしたくなる話だった。

8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

フューチャーが良いやつすぎる。懐の深さに憧れる。
機を逃して観られていなかったが、観て良かった。ラップ(バトル)への造詣なしで純粋なエンタメ作品として観ても十分面白かった。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

岸辺露伴にもピュアピュアな時代があったんすね……。
話自体は相変わらず面白い。高橋一生は狂気的な演技が相変わらず上手い、というか似合う……笑

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.0

美術が凝っていて面白い。ショートフィルムということもあり、話のテンポが良い。世にも奇妙な物語が好きな人には合いそう。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

社会的格差の構造は確実に存在しているんだよなあ。女性の目線だからこそ、尚の事生々しく描かれている。
幸せかどうかは自分次第。
もっと主役二人の交差が多いような作品かと思っていたら、そうでもなかった。

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

4.0

気球の高度の推移がグラフ表示される演出がとても良い。高所恐怖症の人は見ない方がいいだろうな。
それにしてもヒロインがタフネスすぎる。
エディは本当にどんな役にも馴染むね。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

多様性って、こういうことを言うのかもしれない。
人の心、特に子供の心は複雑怪奇だなあ。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

映画館で観られて良かった。この機会に感謝したい。前々からパーフェクトブルーの存在は知っていた。最近、千年女優で今敏作品に触れ、ようやく面白さが理解できるようになったこのタイミングでのリマスター上映。飛>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.0

今更ながら観たのだけど、クレイジーすぎて笑った。チャーリーが唯一の良心すぎて眩しい……笑
オチは最初の時点で読めていたが、まあ良い話ダナーって感じ。
それにしても、この映画はなんであんなにヒットしたん
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

舞城ォオオア!? たとえフィクションでも女性で舞城ファンを名乗る人を初めて見たので、つい取り乱してしまった……。
喧嘩の内容がまるっきりうちの感じと同じで、一緒に鑑賞した妻と爆笑…笑
それはそうとして
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ニモーナ(2023年製作の映画)

4.0

物語はシンプルで王道なんだけども、しっかりメッセージが伝わってくる。テンポ感もいい。アーケインと、この作品とで、トゥーン調のネトフリアニメの期待値がだいぶ上がった感じあるな…笑

マスク(1994年製作の映画)

3.5

ジム・キャリー、良い役者だなあ、と彼の出演作を見るたびに思う。表情が無限にあるんじゃないかってぐらい顔の演技が凄い。見ていて楽しい。
久しぶりに見返したけど、マスクのシーンのノリって、こんな寒かったっ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

酔っている感覚を見事に表現していて感心する。
あと、破滅的なエンドにしか見えないのは私だけでしょうか……。家族より酒を選んでいるように見えてしまう。捻くれているだけだろうか。

踊り狂うマッツはかっち
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

浜辺美波がひたすら素晴らしかったな。そもそもキャラクターに全然感情移入できねえ……。庵野節が炸裂していて趣味を爆発させている映画だった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

メタファーというか、やっていることがシン・エヴァの庵野監督と一緒じゃんっていう。13個の積み木は監督作品の数かな。宮崎駿の監督人生の積み重ねを見せつけているような作品だった。大叔父がパヤオだとすると、>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

まず主演の のんをはじめ、脇を固める俳優陣の演技力が優秀すぎる。主役は、のんでなければ務まらなかったんじゃなかろうか。それぐらいはまり役。
話も面白いのだけれど、もう少しコンパクトにならんかったのかな
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

今見ると面白いなあ。昔は途中でギブアップしたのに。不思議だ。これが大人になるということ……。
千年女優のときも思ったが、写実的というか、アニメはあくまで表現をするためのツールなんだと感じる。映画として
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この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

3.5

この作品に求めるものが全部詰まっていたので満足。劇場版でも変わっていなくて良かった笑

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.0

変顔と入院時のやりとりは良かった。笑いのツボが合わないのか、エピソードの継ぎ接ぎ感が気になったのか、日常シーンを観ていても特に響くことはなく、残念だった。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

小学生の視点で物語が描かれていて、とても懐かしい気持ちになった。そうそう、この頃ってこういう向こう見ずなことしていたよな。旅で出会う年上の兄ちゃんと姉ちゃん、憧れるの分かるわあ。