ほしいもさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.9

だいぶツッコミどころがあるけども、これは面白い!主人公のやる気のなさとか虚無感、不条理感がここまで出せるのジュリーという人以外にいるかなぁと思った。
菅原文太の味が出せる人も、もはやいないが。2人の関
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

埼玉に生まれ千葉に住んで千葉の映画館で見たので、みんなの笑うポイントが可笑しかった。ピーナッツ×落花生○

七人樂隊(2021年製作の映画)

4.0

香港映画のend roll、導演とか配楽とか動作組などの漢字がいつもながら良いなと。日本語よりも意味を持ってる。
「校長先生」珠玉でした。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.8

とても良い。
違う言葉の違う文化の遠い国の子どもの気持ちがわかる。この子の家にもゼラニウムが咲いていて、うちのベランダにも咲いてる。

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

脚本が良い。良い脚本家がキーパーソンになっているのも良い。

チロンヌㇷ゚カムイ イオマンテ(2021年製作の映画)

3.5

祈りというのは、ある意味、身勝手で暴力的なものだ。神事を司る長老が神に近い役割でなく、あくまで単なる人間の代表で、祈りの言葉が謙虚なところが、その辺のカルト宗教とは全く違う。アイヌの人が亡くなる時はど>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

村上春樹翻訳版の原作を読んだが、それとは全く別の解釈。デイジーの配役は思ってたのとちょっと違う感じがした。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

西側、東側なんてとうの昔にこうやってコメディで描かれているのに、2022年に冷戦どころか東側を拡げようとしてる戦争が起きてるとは、この映画ができた頃には思ってなかったよね。

黒い十人の女(1961年製作の映画)

4.0

脚本も画面もフランス映画みたい。
岸恵子も山本富士子もカッコいい。
さらに船越父があの人物像をうまく演じてるのが大きい。彼が嫌われてしまうと話が成立しない。嫌味ゼロであんな男、ほかの役者さんでなかなか
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

コメディーで風刺を効かせるには脚本と構成と演技力とどれも手を抜いちゃダメっていうのがよくわかる。メリル・ストリープがヒラリーっぽいトランプみたいな大統領を楽しんじゃっているように見えたし、ディカプリオ>>続きを読む

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

婚活映画あるいは不動産映画。どっちのリストに分類しようかな。

ハムレット(1990年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

役者がハムレットを演じられる技量を身につけた頃には、若さゆえの行動を演じるには歳をとってしまっている。そこに人生の悲哀を感じる。歌舞伎をはじめ舞台演劇を見るとそれほど年齢の影響はなく、映像作品はある意>>続きを読む

獄門島(1977年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

この映画の浅野ゆうこさんはベスト配役ベスト演技だと思う。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

認知症の視点が、リア王のようであった。