shoarimaさんの映画レビュー・感想・評価

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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.4

これもすごい既視感あるなと思ったんですよ。トムハンクスてメグライアンと奇妙な恋愛みたいなシリーズ。「you’ve got a mail」だっ!

ラジオであんなに個人情報言っちゃうのが面白いし、息子が
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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年製作の映画)

3.3

名前は知ってるけど見てなかった映画選手権。ボブ・マーリーのマーリーだったんすね…笑

新婚の男女が犬を飼う、しかもとびきりヤンチャの。うまくいかない、懐いてるけどヤンチャ、訓練教室からも追放。子どもが
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湯道(2023年製作の映画)

3.3

湯 are my sunshine my only sunshine 🎵

お風呂って本当に素敵ですよね。さらに大きなお風呂はもっと素敵。源泉掛け流しでなくても毎日新しいお湯でご近所和気藹々と…そんな
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.5

ドラマの映画版ということもあり、松潤と香川照之の関係とかが正直ェ?な感じもありましたが、概ね楽しんで見ることが出来ました。

お祭りの毒入り葡萄酒事件だなんて、何か思い出しそうですが、トリックは明快。
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幕末高校生(2014年製作の映画)

3.3

日本への帰りの飛行機内でイージーウォッチング。既視感がありすぎる、タイムスリップドタバタもの。この手の映画でいつも感じるのは、どこかに必ずBTTFへのリスペクトがある。本作では車、カウントダウンのデジ>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.3

飛行機で鑑賞。前々から鑑賞予定リストに入っておりました。

狂乱の1920sパリにふとタイムスリップしてしまう主人公、誰も理解してくれないけれど、憧れの世界観、人物との邂逅に胸が躍る。夜の静かな雰囲気
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.3

マンガ未読、アニメ未視聴組です。
前作が単純に映画として楽しめ、かつシナリオや映像のスペクタクル感が好きでした。今回は映画館で鑑賞。

この作品は信と政と貂は変わらず中心に居続けるものと理解しています
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犬部!(2021年製作の映画)

3.5

保護犬、保護猫の殺処分問題に取り組む林遣都演じる獣医師と仲間達の物語。犬部を結成した獣医学部時代と一介の獣医師として学生時代からの志を体現し続ける二つの場面を行き来しながらストーリーが進んでいきます。>>続きを読む

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.3

多分原作はもっと長いんだろうなと見え透いてしまう詰め込み具合でした。公正の母親との物語と宮園かをりの恋愛物語どちらももう少し丁寧に描いて欲しかったなと。役者さんはみんな全力で青春な高校生を演じ、演奏シ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

本作を見た後に「エール!」を鑑賞した時の自分のレビューを久しぶりに読んだら、同じことを考えてました。乗り越える障がいではなく、個性であるということ。

クライマックスに近い大事な二つの歌唱シーンでの演
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.3

3人の天才と1人の努力家がピアノコンクールに向き合い挑む物語。ピアノの音色に聞き入る。かなりの実力者の方がスタントで弾かれているのだとか。なるほど。

コンクール以外の要素が気持ち良いくらいなくて、心
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.3

ある人物の考えや人柄なんて四六時中一緒にいたとしてもヨソから理解できるのはある一面だけで、たとえ強い人のように見えても実は奥深くに思うところがあったり、隠された弱さがあったりする。映像作品は短い尺の中>>続きを読む

天地明察(2012年製作の映画)

3.4

太陽暦だとか、太陰暦だとか、昔の暦では〜とか、歴史の授業でも扱われることの多い暦、ですがそもそも今のカレンダーと違うところもあるからその重要性を軽視しがちなのですが、当時の農業、人々の生活、吉凶まで全>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.4

歌うように語り、語るように歌う。ナレーションもセリフもなく全編通して歌い続けます。

シナリオは戦争が引き裂く男女の悲恋とそれでも健気に続いていく人生を描きます。想像の斜め上を行く展開、ある意味バッサ
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスの代名詞とも言えるヒッチコックフィルムがアカデミー賞の歌曲賞?と思うかもしれませんが、ケ・セラ・セラでした。納得。というか、ああこの映画ケ・セラ・セラ使ってんだなくらいにしか思わず、しかしド>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.3

OLが会社の看板を背負ってケンカして派閥争できる世界線。会社の不祥事とか全く関係ない。血だらけになりながら仕事、それだけで設定として超面白い。シュールで奇抜な脚本はバカリズムならでは。

フィルマーク
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.0

少しながら見してしまいました。もちろんストーリーは終えたのだけど、セトとウツミの会話を聞きながら咀嚼して色々考える時間を結果的にフイにしてしまいました。映画好きとして懺悔します。時折クスッとできて、関>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

相手は自分のこと好きじゃないとわかってる状態で恋愛できないタイプなのでただただ居た堪れないというか理解出来ずにストーリーを追ってました。相手を追いかけすぎて結局誰も幸せにならないように見えるけど、本人>>続きを読む

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.3

若き日に選んだ結婚相手が正しかったとか、もっといい選択肢があった筈だとか、少し不毛な議論だと思う。今作はキネマを中心として回想により重きを置きながら進むストーリー構成でしたが、結婚してから今までの描写>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

「父さんならそうしました。」
映画館で是非見て欲しい期待以上の第2作。

第1作を自宅で見てその迫力に圧倒され、男心がぐりぐりにくすぐられたのが昨日のことのよう。時間の都合で復習はネットのあらすじで済
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ルーニー(2022年製作の映画)

3.5

あぁ、ルーニーってこういう選手だったよなあっていう安心感と畏敬を再確認する映画。ちょうど海外サッカーにめちゃくちゃ熱のあったワールドカップ2006の前日譚や後日譚をルーニーと関係者(主にネビル兄、ファ>>続きを読む

ボールを奪え パスを出せ/FCバルセロナ最強の証(あかし)(2018年製作の映画)

3.5

サポーターに取って自分のチームが1番だけど、近年最高の偉大なチームと言えばペップバルサですかね。あの頃、欧州サッカー漬けの毎日でしだが記憶を蘇らせてくれる懐かしい選手たちと関係者の上質な感想戦。どうし>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

3.0

多分万国共通だと思いますが、本人は至って真剣なのにその可笑しさが観る側のほとんどに共有されているという笑いの構図をやり続けるミスタービーン方式、いや英米コメディ方式のJEシリーズです。

この何が面白
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

ラスベガスとLAの間、荒野に続く荒野のモーテル。コーヒーも酒も出せない世間から隔絶されたかのようなバグダッドカフェの女将、ブレンダは人生に余裕なく怒鳴り散らし、旦那にも愛想を尽かされる。そこへやってく>>続きを読む

おもいで写眞(2021年製作の映画)

2.9

遺影ではなく思い出写真を撮りましょうという役場の取り組みに奔走する結子と幼馴染の一郎のストーリーです。写真が大事な瞬間を切り取るという発想はありきたりですが、過去の思い出を今撮り未来に遺そうという考え>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

3.5

家族写真は結構撮ってる方だと思うのですが、もっと撮らないとと思わせてくれる作品です。

ニノ演じる政志の家族、「浅田家」では家族のなりたい姿を再現して写真を撮る習慣がありました。これが転じて政志は写真
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.6

将棋にフォーカスするというよりも棋士個々が持つ苦悩や過去、それを将棋に投影しながら、もちろん棋士ではないキャラクターも重たいものを背負いながら支え合いながら前へ進む様を厚く描いた作品だと感じました。>>続きを読む

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.9

小さい頃、将棋のテレビ番組をよく見ていたので奨励会とか、将棋会館とか、対局時の解説とかすんなり頭に入って来るのだけど、映画か?というくらい全てリアルな演出で、さらに緊張感が凄い。

BGM、カメラワー
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県庁おもてなし課(2013年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

すごい違和感ある映画でした。

・最初の60分で錦戸亮演じる掛水が「鈍い」を通り越してウジウジしてるようにしか感じませんでした。それを一つ一つ堀北真希に指摘されるのですが、なんかこうもうちょっとテンポ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.2

まりっかとはもう呼びにくい、映画(舞台)女優の伊藤万理華さん主演映画ということで気になっていたのでU-NEXTのポイントで。

女の子女の子していないカルチャーに傾倒する女子高生役がピッタリハマりすぎ
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

4.2

もちろんこういう体験をしてるわけではないけど、すごく感情移入してしまうというか、正直見ていて辛い有村架純扮する晶の過去。

あらすじも何となく温かな感じで、血の繋がらない3人が家族として再出発するとい
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.8

映画館の予告編で見て以来気にはなっていまして。

2000万円問題とか結構真剣に受け止めてるタチなので(散財とかは元々あまりしないタイプではあるのですが)どんな答えをこの映画がもたらしてくれるのか先の
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リトル・マエストラ(2012年製作の映画)

2.9

有村架純もいろんな作品出てんだなと。
ストーリーが月並みと言えば月並みなんだけど、そこは月並みで行ってくれ!というところをなんか少し捻ったりが多くて途中で少しうんざりしてしまった。有村架純エネルギーで
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Ribbon(2021年製作の映画)

4.0

コロナ禍でもがく大学生のリアルを切り取ったのんさんらしい映画。どことなく私をくいとめてを思い出します。

何気ない日常の登場人物が大学の親友と家族(父母妹)、何の関係もない中学の同級生ってのがこれまた
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南の島の大統領 沈みゆくモルディブ(2011年製作の映画)

3.5

地球温暖化で海の底に沈んでしまう恐れのあるインド洋、モルディブのナシード大統領(当時)がコペンハーゲンで開かれるCOP15で採択される文書の調整に奔走するドキュメンタリー。

モルディブの海はまさに地
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.8

「めがね」、「プール」、「かもめ食堂」系のゆるいごはん映画?です。風が画面から吹き抜けてくるような爽やかだけど人間くさい登場人物と美味しそうなご飯とハワイのゆったりした時間を感じることができる心の栄養>>続きを読む