オッペンハイマーがどういう人物で、戦後どうなったかは、少し前にNHKの番組で知っていた。そして今年のアカデミー賞最多受賞作。高い期待を持って鑑賞した。
どういう事があったのか事前に知っていた僕でも>>続きを読む
コミックもアニメも見ていないが、ファンも多く、劇場版をリピートする人も複数いるなど高評価なのを耳にして、一見さん状態で鑑賞。若い子たちに混じってでちょっと恥ずかしかったが、しっかり楽しめた。
それ>>続きを読む
20:25からの、レイト・ショーで明日で最終上映というタイミングに10人以上の鑑賞者がいた事にまずビックリ!途中1名の退席があったが他は23時過ぎまで全員鑑賞した。評価の高いドキュメンタリー映画だ。>>続きを読む
元になっているモデルがいることを知ったうえで鑑賞。片目が、両目が、聴力が、と次々と失われていく無情さは、実話と考えると筆舌にし難い苦しみであろう。そして主役はその母である。母が必死になってあみだした>>続きを読む
僕はHereより゙こっちの方がストーリーをつかみやすかった。
原題はゴーストがついてない「トロピック」。何のことかなと思ったら、古いショッピングモールが取り壊されて「南国風の水上公園」になる、とい>>続きを読む
先に口コミ評価など見てしまって期待高く鑑賞すると、ほとんどまた失敗した、評価なんて見なきゃよかった、と思ってしまう。この作品も絶対好みの類と心躍らせ、実際何を言いたいか、そのためにどういう技法を使っ>>続きを読む
終戦後も捕虜として2年間も抑留され、更に戦争犯罪者として11年も抑留されたという事実が衝撃的だ。手紙が許された時点で帰国の時期を見越していたかもしれないが、日ソ間で国交が開かれなかったら、もっともっ>>続きを読む
原作は結構前に読んでいで、それほど鑑賞意欲が高かった訳では無いが、観に行った日が公開最終日だったので鑑賞。狂児を始めとしたヤクザさんとの絡みは原作通りで、実際に歌う事がプラスアルファと言うぐらいだっ>>続きを読む
コロナ禍で1年延期して行われた東京オリンピック2020。このSIDE Bは大会を支えた人たちの視線から捉えている。当時批判の矢面に立っていた森会長やバッハ会長の目線がうかがえる。僕は大会をやってほし>>続きを読む
2020東京オリンピックを主にアスリートの側面から見た物語。一年の延期、出入国の制限などが、今までとは違うストレスをアスリート達にかけていく。勝った者も敗れた者も、そこに立つだけで同等のドラマがある>>続きを読む
池井戸潤原作の社会派ドラマでありながら、阿部サダヲ主演によるライトさが、好みの分かれるところか。借金取りに車で連れ去られそうになるとかは、最後に得た収入の使い道に繋げたかったのだろうが、いらないエピ>>続きを読む
自分の能力に苦痛を感じる霊能力者、臨死体験から今までの仕事ができなくなったジャーナリスト、薬物依存の母を共に支えていた双子の兄の死による喪失から里親に馴染めない子ども。3っのバラバラなストーリーが、>>続きを読む
最初から最後までずっと違和感だらけの映像が続く。何度も、これは父側の視点なのか?と仮定するが、それでも腑に落ちない話が混ざる。時に父は、娘の妹にそっくりだという介護士に気難しい感情をぶつけたりする。>>続きを読む
現代の日本に、確実に存在する虐げられた人たちの、他人に届かない「助けて」の声を、他のクジラには聞き取れない52ヘルツの音域で鳴くクジラの孤独に例えている。しかし結論としては、そんなことないよ、クジラ>>続きを読む
よくも悪くも、アメリカっぽい恋愛感だなと思う。落ち目とは言っても各地にファンがいる。しかし、ファンに声をかけられても、どこか自分に負い目があって、心から喜べない。そんな心情表現は素晴らしかった。
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今の世の中、こんなパワハラ上司はカリスマ編集長と言えども訴えられると思うが、これくらいはっきりしていたほうがドラマにはなる。
原作は小説。映像化に当たり意識したのは奮闘する主人公、アンドレアのシン>>続きを読む
アメリカン・ドリームに乗っかれば、とりあえず感動する。しかしラストシーンがあまりにベタ。アメリカン・ドリームって、時代劇の勧善懲悪と同じ、シナリオのシステムみたいなものかもしれない。
おしゃまな女>>続きを読む
家族の絆、民族の誇り、開拓者魂、文化・宗教の壁と調和など、色々な要素がある。数多くの移民が住むアメリカで、韓国からの移民はどうだったのかを知ることができる。ドラマとしてはどうか?終わり方を含め、色々>>続きを読む
原作コミックは数巻読んだが、その再現性の高さがまずあって、さらに実写化の表現力を問われるアクションが素晴らしい。そしてアイヌの文化が物語に深みを与える。ヒリヒリした場面の合間の、食事のシーンでほっこ>>続きを読む
クイント・イーストウッドが演じる老人は、「これぞアメリカの頑固親父」像をいつも明確に示していて、今回も趣味に没頭、口が悪い、差別的偏見、テリトリーに厳しいといった偏屈さ全開のオヤジを演じている。
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夫婦のこのラブラブぶりはこの頃においてはかなり尖ってたのではないか?若かりし頃の石田ゆりさんの健康的なエロさ満載!それに対して西田さん逆にエロくならず、愛する妻に全力でぶつかってる感じ。多くの釣人が>>続きを読む
残念ながら僕の笑いのツボにはハマりませんでした。
実は同じ時間に上映されていた別の映画を観ようとして間違ってチケットを買ってしまい、上映が始まってその間違いに気づくという初パターン。間違ったけど当たりだった、というラッキーを期待したけど、残念ながら>>続きを読む
原作は殺戮シーンが多すぎて好みの作品ではないはずなのに、多彩なキャラの個性と史実に沿ったストーリーに戦術・戦略の妙などあって結局最新刊まで読んでいる。そんな作品の実写化となれば、壮絶な戦闘シーンとス>>続きを読む
A24の映画ということで期待のハードルを上げすぎたのかもしれない。気になったのはリアリティの部分。母親が取り仕切るシェルターのコンプライアンスももちろん問題だが、そもそもシェルターとしてセキュリティ>>続きを読む
原作未読。ここのレビューを見て原作は結論が違うと知った。作中にもあったが、「結局幼馴染の所に戻る」は既定路線だし、話が進む中、結末が見えてはいた。しかしこの作品はどういう結論になるかではなく、なぜそ>>続きを読む
原作はもちろん未読。高齢者と女子高生がBL好きを共有することで歳の差を超えた交流をする物語。
今やBLを恥じる世の中じゃないだろと突っ込みつつ、そもそも何に対しても自身がないうららを、あの、芦田愛>>続きを読む
ものすごく好きな世界観なのに、藤井のキャラが自分本意すぎてイラッとしてしまうところがマイナスポイントに。何もなければ物語が動かないのもわかるが、布に生命を吹き込むかのように服を仕立てる魔法をもっと雑>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
僕の苦手なサイコキラーが出るサスペンスもの。しかしこの話の中にはムロツヨシ演じる安藤さんが絡む別の物語が同時進行する。最初は安藤さんがどこかで闇落ちするのかと思ったが、まさかのサイコキラーとの対決、>>続きを読む
ゲームから始まり、コミック、アニメ、小説、そして映画と拡げていったいわゆるメディアミックス作品。へんてこな髪型、へんてこな名前など、「いかにも」な世界観に加え、裁判自体も無罪か有罪かのみ3日で決める>>続きを読む
生まれも育ちも現住所も埼玉県ゆえ、前作に続いて当然鑑賞。「千葉解放戦線隊長はどうした?」おっとそこをイジる??千葉にタワーの多さを自慢されて、「いや、埼玉にもあるぞ、田んぼアートで有名な…」と思った>>続きを読む
大学にて入るつもりじゃなかった体育会系(体育会系はモテないというなぞの解釈なんだが)のグライダーのサークルに入り、その才能に目覚める青春ストーリー。物語自体は本当に王道の、部活にはまって困難を乗り越>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作も、上映当時の鑑賞もなく、前情報なしで鑑賞。わんぱくゆえに短絡的すぎて、家族の絆やありがたさなんか考えたこともなかった少年が、霊との交信をきっかけに色々まわりの事が見えてきて、家族の絆・ありがた>>続きを読む
金づちで人殴ったら、その時点で死者続出で殺人者だろ、などストーリーは突っ込みどころ満載だが、これはもう特撮ヒーローものレベルのフィクション感を楽しむものだろう。そもそも「ヒーローに憧れてた人たち」な>>続きを読む
これは「音楽とは」を突き詰めていく話し。コミックでは理論展開できても、実写化して実際に音を聴かせるとなると、難しいテーマだったのでは?特に現代音楽となると、一般人には枠組みがとらえづらい。
花見の>>続きを読む
映画が始まってからずっと不快感が付きまとう。これは、「彼ら」側から見た「普通の人たち」から感じる不快感をずっと浴びるから。検事役の吾郎ちゃんは、ここでは「普通の人」の代表で、つまり最も不快感を感じる>>続きを読む