ShojiIkuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)

3.9

 ストリップ劇場の「シネマ・パラダイス」だね。いまだに2つの劇場を持つ埼玉県の住民として、この「文化」は残していきたいと強く思った。
 ちなみに矢沢ようこさんは元ストリッパー。役名も「ようこ」でしたね
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勝手にしやがれ!! 逆転計画(1996年製作の映画)

3.5

 あんなに堅実に生きてきたタバコ屋の娘が金に目が眩んで競馬に一千万円投じてしまう…。紙の月より怖い話。どこへ行っても先回りされてしまうのは現実離れしているとはいえ恐ろしい。ちょっとオカルトチックに感じ>>続きを読む

勝手にしやがれ!! 成金計画(1996年製作の映画)

3.6

 シリーズも終盤になり、突っ込みどころも気にせずドタバタを繰りひろげる。馬鹿馬鹿しさもここまで振りきるとちょっと清々しいかも。

勝手にしやがれ!! 英雄計画(1996年製作の映画)

3.8

 シリーズ最後は今まで同様のスタートから始まって途中からマジの社会派ドラマに!最初の自問自答「何のために…」がフックになってる。もちろんシリーズ最高作品。

極主夫道 ザ・シネマ(2022年製作の映画)

3.7

 コミックは読んでてドラマは未視聴。コミックに比べて極道強めで主夫感弱め。空中戦とかちょっとやりすぎ感も。でも、ドラマでがっちりチームワークが固まっているからか、アドリブを楽しむ余裕を感じたし、志尊く>>続きを読む

妖怪シェアハウス 白馬の王子様じゃないん怪(2022年製作の映画)

3.5

 ファンではないが、小芝風花ちゃんがとにかくかわいい。最後にあるメイキング映像ではさらに笑顔がはじけていて癒される~!笑いのツボは、もう少し多い方がいい。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.7

 トム・クルーズのカッコよさを堪能する映画。これだけカッコいいステージを用意されていればトムでなくてもカッコいいのだろうが、もうすぐ60歳のトムがなんの違和感もなく演じられるのは、やはり持って生まれた>>続きを読む

ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

3.8

 シネコン行ってちょうどの時間に上映されてて、内容わからずもホラーじゃないなら、といういつものランダム選択で鑑賞。ゲーマーが実車を運転するにあたって壁になる部分(体力や恐怖心)もしっかり描かれていてよ>>続きを読む

勝手にしやがれ!! 黄金計画(1996年製作の映画)

3.2

 ヒロインが藤谷美紀!何でも売るクセがあるって何!?と思うが、今ならメルカリにはまる女子か。いずれにせよあんな大荷物女子一人で運び出せないだろう?
 自由奔放過ぎてわがままなヒロインは薬師丸ひろ子をは
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勝手にしやがれ!! 脱出計画(1995年製作の映画)

3.2

 題材に取り上げられやすい「組長の娘」。なんだかんだ生き延びる木村くんの強運に翻弄される主役2人。この時代の海外って、この程度の認識だったか?相変わらず突っ込みどころ満載だが、DVDで面白そうな場面以>>続きを読む

勝手にしやがれ!! 強奪計画(1995年製作の映画)

3.2

 この手の映画はボコボコにされても命は落とさないことで成り立っているので、追いかけ回されてもさほど緊迫しないのがお約束。いい意味でも悪い意味でもVシネマっぽさを感じる。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.6

 あの「国民的妹」の広瀬すずが嫌なのを隠してSEXしたり、DV被害にあったり(しかも思考がDV被害者あるあるだったり)で、役者としては新境地なんだろうけど、ファンでなくとも観るのが辛い。すずさんも今後>>続きを読む

太陽とボレロ(2022年製作の映画)

3.6

 一言で言って檀れいさんのエレガントさを堪能する映画だ。元タカラジェンヌは伊達じゃない。年齢をチェックしてビックリ!本当にエレガントだしセクシーでもあります。
 オーケストラに関する映画は数あれど、本
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極道大戦争(2015年製作の映画)

3.6

 なんじゃこりゃ!!全てがぶっとんでる!こうなりゃ頭空っぽにして楽しむしかない。バンパイア、謎の組織、最強のカエルくん、巨大化…いいぞ、もっとやれ!

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

 一言で言うと面白い!原作未チェックでもっとオタク寄りの話しかと思ったが、普通にビジネス・ウォーだった。吉岡里帆ちゃんはホリックの役とは真逆の色香も恋も無縁のアニメ製作のために何もかも投げうつ新人アニ>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

3.7

 とある自治体の街起こしのために、地元出身の偉人を大河ドラマの主役に推す、ということは、昨年大河の主人公だった渋沢栄一の地元、埼玉県深谷市の注目ぶりを見ればとても現実的な話しだ。伊能忠敬の偉業は、世界>>続きを読む

20歳のソウル(2022年製作の映画)

3.8

 若くして癌で亡くなる実話が元の話し、と来れば涙なくして観れないことはすでに決まっている。幾多のそのような話の中で、彼、浅野大義くんがどのように生きたとえがかれるか、彼の死からどのようなエピソードが生>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

3.4

 アヴちゃんを声優に迎えたことで、核となるうたがパワーを持つことに説得力をもたらしている。
 しかし、それ以外のストーリーに関しては、僕には共鳴するものがあまりなかった。

ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-(2011年製作の映画)

3.0

 当時は最新だった携帯の機能のアレコレが、今ではガラケーという昔のデバイスとなっているわけで、戦国時代の人たちに、今はもっと進んでるよ、と教えたくなってしまう。
 そんなノスタルジーな楽しさ以外は、話
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探偵物語(1983年製作の映画)

3.5

 当時大ヒットした映画だったが、角川映画のコマーシャリズムに少し距離を置いていたので観ることがなかった。今、あらためてみると、角川文庫の小説と、角川が発掘した薬師丸ひろ子さんを売り出すという意図を感じ>>続きを読む

(1985年製作の映画)

3.7

 合戦でそれぞれの旗印が流れていく様は黒澤明監督が描く合戦の美学を感じる。もとネタはリア王とのことだがその顛末は「諸行無常」。盛者必衰の理だ。家督を兄弟で争うのは鎌倉時代の方が多かったが(戦国時代は家>>続きを読む

月下の蘭(1991年製作の映画)

3.6

 ハードボイルド系Vシネマというジャンルになるのかな?ずっと暗い映像で、明るい部屋で観ていると観づらい…。
 トップアイドルを暴力団が芸能事務所から買い取ってジャブ漬けにしてセックスドールにするって、
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

3.8

 上映されて一週間以上たち、日曜日とは言え午後8時という遅い上映時間にもかかわらず、残席1のほぼ完売!まわりの人に聞いてもほぼ知らないドラマ「おいしい給食」の劇場版がこれほどの人気なのは、テレ玉で放送>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

3.4

 テーマがつかみづらく、共感したり楽しめたりはしなかったかな、と思う。
 主人公は、両親を失ったことを除けば、客観的に見れば生活も仕事も幸せな状態にある。本人の悩みは両親を失くしたことより、その法事で
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銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章(2022年製作の映画)

4.0

 レンタル「ビデオ」時代にアニメ全巻鑑賞した思い出深い作品。ムビチケを複数購入して観る映画を決めずに入ったシネコンでこの上映を知り、いきなり第3章だしなぜかムビチケが使えなかったにもかかわらず、ほぼ迷>>続きを読む

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.8

 妖艶なる吉岡里帆様降臨!今まで元気さ、爽やかさ、真面目さなどを演じてきたなか、露出少なめながら薄々気づいていたメリハリあるボディがついに炸裂!ファションのみならず蜷川監督得意のカラフルな演出にもマッ>>続きを読む

バブル(2022年製作の映画)

3.0

 「映像が美しい」「音楽が素晴らしい」という最近の大ヒットアニメのトレンドは押さえてあるものの、肝心のストーリーが、過去の様々なアニメを参考に繋ぎ合わしているような気がして、オリジナリティを感じづらか>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

 劇場は多くの人でうまっていたし、週間ランキングなど見ても上々のスタート。来場者の多くが年配の方々(リアルタイムは僕の同級以上なので再放送組も多いと思うが)なのも頷ける。逆にウルトラマンティガ以降のフ>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 「余命」を知らされた人がその日まで懸命に生きる。テーマとして心を揺るがす可能性はとても高い。それが事実を元にしているならなおのこと。そうなると、それを演じるアクターが、逆に冷静に、自然に、その役を演>>続きを読む

夜のピクニック(2006年製作の映画)

3.5

 調べてみると、夜間歩行のような長距離を歩くのを伝統行事にしている学校は結構あるようです。2日に股がってとなると少なくなり、80kmという距離は最長クラスのようですが…。行う学校はある程度規律も必要だ>>続きを読む

ルート225(2005年製作の映画)

3.8

 パラレルワールドをテーマにした映画は、国内外を問わず数多くあるが、「両親だけがいない世界」という全く新しい切り口で、その理論にも言及しないという珍しい展開、そして解決とは言えないけど未来に向けて前を>>続きを読む

十五才 学校IV(2000年製作の映画)

3.8

 「学校」シリーズの4作目とのことだが、今回は「学校」はサブタイトルで、それを象徴するかのように教室での授業は一切出てこない。主人公の学校でのシーンは最後のみ。不登校だった主人公が家出の末、皆と同じと>>続きを読む

学校III(1998年製作の映画)

3.6

 今回は職安から紹介された、資格取得(ボイラー技士?)のために通う職業訓練校の話し。そのため生徒としての子どもは一切出てこない。授業の場面も少ない。
 会社の役員までした人がこの学校に来ることは、さす
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学校II(1996年製作の映画)

3.6

 今作は養護学校(現在は特別支援学校)高等部が舞台。かつて教育実習を行い、今も児童福祉の仕事柄現場を目にする僕にとって、教室の様子はかなりリアル。クラスメイト一人一人が「養護学校あるある」のキャラクタ>>続きを読む

学校(1993年製作の映画)

3.8

 夜間中学という、義務教育を受けられなかった者むけの学校が舞台。定時制高校ではないの?フィクション?と思ったが、調べてみたら、都市部を中心に全国に30数校あり、僕の故郷・川口にもあることを知った。しか>>続きを読む

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.1

 タイトルをみて、僕の妻も鬱になった経験からこの作品に興味をもって観た。多くの共感と、夫婦の愛に、感動をもらった。 冒頭から現れる、キモカワペットのグリーンイグアナに愛情を注ぐシーンから、この人たちが>>続きを読む