しょっぴーさんの映画レビュー・感想・評価

しょっぴー

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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

1.5

そもそもこの時代にスーパーマンという題材自体に疑問が…。

観ればわかると思うけど、
まず暗すぎるし、スーパーマン強すぎるし、ストーリーにツッコミどころ多すぎし、闘いが雑すぎるし、ヒロインとキスしすぎ
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.1

長い。
そしてジャスティスはとく誕生していない。

前作、マンオブスティールがあまりにも酷かったのであまり期待しないで行ったが、やはりかなり退屈だった。

バッドマン絡みのシーンはかろうじて観れたが、
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.9

スリルと混沌の中で生きる本当の善とは?
これがメキシコ国境麻薬戦争の真実。

なによりも凄いのは圧倒的なスリル演出!!
突然の爆破や銃撃!!暗闇での捜査や暗視スコープによるじわりじわりと押し寄せる緊張
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アポロ13(1995年製作の映画)

3.2

生き抜く努力と決して見捨てない心。
壮大な宇宙と闘う人間の力。

とにかく無重力撮影が凄い!!
1995年でこれを観たとしたら、本当に宇宙にいったんじゃないかと見紛うほど!!

宇宙ものの中ではまた珍
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

神様に対して“NO”といえますか?
強大な権力にたいするマスコミの真価。

正直見る前までは作品賞と脚本賞これか…、と舐めていた。

しかし“報道”というものの正しいあり方や価値というテーマにおいては
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ルーム(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

“本当”の部屋から脱出。
とても普遍的な成長と愛の物語。

題材をどのように描くかによってテーマは変わる、それを体現したかのような映画。

今回は子どもという視点を通して、物事が描かれ、旧態依然の囚わ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

数奇な運命に見舞われたとある夫婦の話。

まず映像の構図やまるで絵のような色彩設計が素晴らしい。
美しい映像の中で語られるのは、着実にあぶり出されていく夫婦のひずみ。

小さなきっかけから一人は新しい
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.7

ディズニーの中でも異色作。
ゲームという設定ならではの凄まじいアイデアの数々!!

設定自体が今まで王道だったディズニーにしては変化球だが、しっかりとビジュアルで作りこまれた世界観はさすがのディズニー
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.3

“レゴ”という題材でどこまで出来るのか?
その問いに対する完璧な答え。

ほぼ全編レゴと出来た映画。人も家も海も煙も全てレゴ!!その革新的な映像に初見は圧倒される!!

何も個性のないどこにでもいるマ
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

スリラーからアクションへ!!
ジャンルを垣根を超えた傑作「2」!!

大迫力の映像やアクション要素もさることながら、今回は特にジェームズ・キャメロンのアツイ展開にグッときてしまう。
なんかこの感覚は前
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.1

巨匠リドリー・スコット監督と伝説のスタッフによるセンス爆発のSF傑作!!

絵や構図、エイリアンや船・武器にいたるまでデザインビジュアルが本当に美しい。
また、ホラー演出も極まっていて斬新すぎるビジュ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.4

いろいろ意見があるけど、おれは許さない。

本当に良くできたパニックスリラーだと思う。実際、本当にハラハラしたし、衝撃的な映像も怖かった。

だがラストはあまりにも…!!
こう怒ってる時点で十分楽しん
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RADWIMPSのHESONOO Documentary Film(2016年製作の映画)

4.2

RADの魅力が最高につまったドキュメンタリー。彼らは困難の中どう生きたか。

僕自身、RADが大好きで基本的に上映中スクリーンで映る彼らの姿やLIVE映像だけで幸せでたまらなかった。

メンバー山口智
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

雄大な自然で語られる異種間の絆。
言語ではないコミュニケーション。

皮肉のきくキャラクター。
言語を話すのは恐竜であって人間は人間らしくない。言葉の通じない異種動物同士でどう共生していくのか。
そし
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.3

完成度の高い脚本と構成。
途中から盛り上がってラストまで一気に駆け抜ける!!サミュエル最高!!

序盤は少し退屈気味であったが、密室でクセモノ8人が揃った瞬間からが本当に素晴らしい。

“嘘”というも
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.4

宇宙で生命は存続できないー。
生命にとっての重力。

本作は宇宙空間で放り出された宇宙飛行士がなんとかサバイバルする、というだけの話なのだが、圧倒的映像美と演出・音響効果によってまさに宇宙にいるかのよ
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.2

個人的には1より好き。
個性的な仲間たちが大活躍!!

僕がトイ・ストーリーで好きな点は個性豊かなキャラクター。そのキャラたちが今回は積極的に動いてなんとかウッディを救出しようと試みる。

また今回は
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.1

CGアニメが映画として確立された記念碑でありながら、今なおワクワクするスーパーエンターテイメント!!

初見は幼稚園の頃だが、そのときこれを観てあまりの面白さに衝撃を受けたの強く覚えている。また同時に
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

5.0

僕の中ではトイ・ストーリー3を超えるピクサー最高傑作!!

何気にものすごいことをしている!!脳内と人格をここまで両立させていながら、きちんと成長物語ともなっているのがすごい!!

特に今回頭の中が舞
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.7

個性際立つキャラクター、
悲しい別れからの旅たち。

今回はカールじいさんも含めてキャラクターがとにかくかわいい!!にくめないヤツばっかでその個性や特徴を各所で発揮してる!!

最初の10分は本当に号
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サウルの息子(2015年製作の映画)

3.9

ホロコースト体感…
鑑賞後は放心状態。

観た後に映画の場面が頭から離れなくて、どうしていいかわからなくなる…。楽しいエンターティメントも良いが、こうゆうものこそ映画として描かれる意味があるんだと思う
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

完全に二回目からが面白い!!

一回目でも表面的な伏線の回収が面白いが、全ては理解できないという印象。

その後
ネットの解説や自分でゆっくりと理解した後に見ると、180度見え方が変わり、一気に面白さ
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.3

ひたすら会話で運ぶ
ライアーゲーム。

どんでん返しの脚本も名優たちのアンサンブル演技ももちろん素晴らしい。

しかしながら、途中の中だるみ感が否めない印象。事実BDで二度鑑賞したが、どちらも途中で飽
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.1

生きるため、
存在を示すための言葉。

バックヤードやN.W.A.の情報を一切入れずに観に行ったが、彼らの抱えている問題や社会背景がしっかりと描かれていて、完全に物語に没入していた。

ただのミュージ
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

おぞましい!!ラストは誰であろうとシビれる!!

どちらかというとライドものの映画に近く、途中から全く予想がつかない、「どうなるの!?どうなるの!?」と思いながら辿り着いたラストに圧倒!!

最終的に
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海街diary(2015年製作の映画)

3.9

主人公は“家”であり、
4人姉妹の関係性。

この4人がみじかに潜む危険性を避けながら、ゆっくりと繋がっていく物語。

自然な会話のやりとりや演技の中にも常に危うさや緊張が張り巡らされており、その中で
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.1

言語化しにくい魅力!!
とにかく笑顔になってしまう。

何かに夢中になれる人の喜び、短所を個性として受け入れる素晴らしさ!!

観る前と観た後では
彼女たちの印象が全然違います。本当に輝いて見えます!
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.9

最強のメタ映画!!
圧倒的な撮影技術と演出、豪華キャストのアンサンブル!!

映画の中の台詞や状況が入れ子構造になっていて、キャスティングも含めて二重三重の意味で面白い。

また、
あちこちに批判や牽
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キャロル(2015年製作の映画)

3.6

本当の自分を追い求め、
真に心で繋がる恋愛の価値。

細部に至るまで美しい色彩設計。ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの巧みな静の演技。要所要所のシーンで繰り出される考え抜かれた演出。

とにか
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ソーキン×ジョブズ
練りに練られた脚本と天才独裁者!!

会話vs会話
どちらが勝つのか、いやここで勝つことが全てなのか?極限なまでに自然に装った心理戦。

これは見る人によっては退屈極まりない、と感
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.4

嘘だらけの詐欺師が本当に求めていたものとは?

ディカプリオは今回メンタルの弱いルパン3世のような印象でコミカルな演技が終始良い。

また、騙される演出が華麗でトム・ハンクスとの追走劇に夢中になる。
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.1

繋がる愛の物語。
ディストピアSFの傑作。

ロボットでありながら、人間味あふれるウォーリー。前半はその健気な姿に感動。

しかし
中盤から予想を超える展開をみせ、見る前と見た後で印象が180度変わる
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

非常に美しい作品。
一見の価値有り!!

コミカルなストーリーテリング。鮮やかな色彩、シンメトリーな美しい構図。独特の世界観が観てる人を物語に引き込んでいく。

物語自体も架空の国のおはなしということ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

「この中に警察の犬がいる…」
会話を楽しみ、展開に驚愕!!

タランティーノ作品は初見。
どうせなら原点を、と思い鑑賞したが、予想以上に面白かった。

子気味良い会話でキャラクターの個性が自然に表現さ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

初見は映像に圧倒。
これぞ今敏!!

想像と妄想の世界で
コントロールしようした者が飲み込まれる!!

一見難解でやりたいことを好き放題やったように感じるが、
思いの外ストーリーとしての軸はしっかりし
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