フジモトカズヤさんの映画レビュー・感想・評価

フジモトカズヤ

フジモトカズヤ

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.4

会話のリアリティが高い。
キャラ設定もめっちゃ練られてるのが伝わる。

でもタイトルと終わり方のセンスが僕には合わなかったな、、

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.5

予想外に映画IQの高い映画。
軽く観るつもりが観入ってしまった。

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

尖った演出やグッとくる描写が多くて面白い。

ストーリーは鬱々としていて知らない情報も多くて分かりにくいが、
アダムとイブの関係性を険悪な状態から始めるという、アンチご都合的で筋の通った終わり方が凄く
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レインメーカー(1997年製作の映画)

3.7

面白い。

ただ、ヒロインに対して最初から付き合う気で接しているところが、善意が性欲から来ている様に見えてしまって嫌だった。
それ以外は凄い良かった。

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.7

それぞれの思いや葛藤、性分を持った3人の刑事のドラマが、そもそもがよく出来ているミステリーの捜査の鍵にも同時になっていて、とても緻密な脚本。

決して説明不足・表現不足ではないが、情報の処理にとても頭
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.4

面白い。
ホラー演出や人が殺される前の人物描写など、技術力を感じた。
終盤に撮り方が上手いアクションシーンがあった。

どっち側にも肩入れしきれない描き方のせいで人物と観客との距離感は遠くなってしまっ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.7

情報量に対して適切なスピードと分かりやすさ、そこに筋のあるストーリー。
優れた作品。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.6

予想していたロマンチックなストーリーとは全然違う方向で、面白かった。

描くべき部分がちゃんと描かれている。
思いっきり顔を踏み付けるシーンとか凄く良かった。
配役が素晴らしい。

メッセージ要素は、
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.4

序盤の子供の頃のシーンの映像演出が凄く良かった。

終盤、主人公の心情変化に視聴者を共感させるには、制作年の技術力での映像表現だけでは難しい気がした。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.9

あみ子の実在感が半端なかった。
決して説明的ではなく、想像力を掻き立てて、強く感情を刺激するシーンが多分に含まれている。
面白い。

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.4

主人公の理屈では無い極限の感情が表現されていて良かった。

ただ、ほとんど同じ印象を受け取るシーンが長く続くため、興味の持続は難しかった。

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

4.2

このタイプの大衆向けパニックもので、こんなにも厚みのあるドラマが描写されてる映画があるなんて、、
格式が高いっぽいからといって深い訳ではないという事がよく分かる映画。
様々な"極限の選択"を強いられる
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

面白い。
コロナ後だから分かるリアリティ。
感情演出で新鮮な演出があった。
最後もう一展開あるのかと思うところで普通に終わった。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.1

全体的に惜しい映画。
良い感じの演出はちょくちょくあった。

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.3

イタイタしく、結構面白い。
ただ主人公が今の状況になった事について、同情出来る理由は要らなかった。

その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.2

ストーリー自体はこの監督兄弟のお馴染み感があって、その上で他の作品とは見劣りする。
カメラワークは観やすい。

最後の感情変化は、もっと分かりやすく丁寧に描いてくれた方が良かった。

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.4

面白いし、リアルな人間味も丁寧に描かれていてドキュメンタリー味を感じる。
しかし、それでも少しご都合的感?もっと描ける部分が隠れている気がして、面白がりきれなかったところがあった。

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