だまんさんの映画レビュー・感想・評価

だまん

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望み(2020年製作の映画)

4.0

Filmarksさんの試写で観てきました。堤真一映画ではありましたが、石田ゆり子さんの母親の気持ちに共感しました。
親子の究極の状況を映画にした作品した。
どちらになっても、地獄は地獄。
私なら国外逃
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

先日『レディ・バード』観た。母親の視点で自分は観るだろうと漠然と予想していたが、意外なことに娘視点と半々な気持ちで見終わった。血縁とは厄介なものだ。子供はいつも褒めて欲しいと思ってるのはわかってるけど>>続きを読む

夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年(2017年製作の映画)

3.8

精神医学の人道的先駆者、呉秀三の偉業のひとつ、『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察』を元に現代まで続く精神医学の歴史から問題を提起している作品。
私は怪談話が好きでよく語りを聞いたり、書籍を読んだ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

新宿のK’sシネマで『カメラを止めるな!』観た。合わせ鏡? 入れ子の箱? 何重にも楽しめる映画。三半規管弱い私は前半は辛かったけど、後半は笑いっぱなし。想像つかない展開の映画でクセになるねコレは(>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

‪先程『万引き家族』先行上映で観てきた。是枝監督の映画で一番好きだ。ワンカットの長さと、情報量が私にはベスト。つらすぎず絵空事すぎず。安藤サクラの是枝監督とのマッチング最高だ。あらかじめ家族だというこ>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

眠さに打ち勝ち、8時半に家族を叩き起こして朝イチの回で『レディ・プレイヤー1』観てきた。2D吹替でもこれだけ楽しめるなら4DXなら最高だろうな! ネタがいちいち懐かしくて、まいった。「バラのつぼみ」>>続きを読む

ニッポン国 vs 泉南石綿村(2017年製作の映画)

4.3

ついに先日、原一男監督の『ニッポン国VS泉南石綿村』観た! 途中休憩を挟み、約4時間の作品だが「で?! どうなるの?」と原監督に詰め寄りつつ被告団のキャラの立った方々から目が離せない。静止画が怖い映画>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.9

渋谷アップリンクで『ラッカは静かに虐殺されている』試写で観た。市民ジャーナリスト集団“RBSS”(Raqqa is Being Slaughtered Silently)活動を『カルテル・ランド』の監>>続きを読む

ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

3.0

ホラーな気分になりたくて、最速独占試写会で『ベルリン・シンドローム』観てきた。だがしかし上映後に叶井俊太郎氏が白状していましたが、ホラー映画ではありませんでした😭🤣🤣ホラー成分低めの、サスペンスな少女>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

子供も大人も楽しめて泣ける、文句なしのピクサー映画。しかも、メキシコの、死者の日が舞台になっている。フリーダカーロも出てくる! 最高か。家族と自立と許しの物語。先日観た『ビッグシック』と同じテーマ。家>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.8

久しぶりに子供と一緒にマーベル作品観た。長女は誘っても、なかなか一緒に映画に行かないが「マーベル作品はカッコイイ」との価値観があるようだ。
ワカンダ王国は、女性がとにかくカッコイイ!! ホントのヒー
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.7

押切蓮介の原作漫画は読んだことなかったけど、連載が「ホラーM」なら私の好きなタイプかも、と思い立って観てきた。
雪の白、血の赤、風景の『ファーゴ』感。ポスターの構図の『ジェーン・ドウの解剖』感。冒頭か
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.3

見世物小屋的なサーカスの始まり。の、ミュージカル。この映画が始まりなら、終焉に近い映像記録は『見世物小屋 旅の芸人・人間ポンプ一座』
監督 : 北村皆雄、ではないか。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.1

『アメリカン・スナイパー』、『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッドの映画づくりの流れを見ていると、やりたいことの方向性はすごくよくわかる。そりゃあもう、クリント・イーストウッドは私の35年来の>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.5

Based on a true story映画は、あんまり笑えるものはないんだけど、これは主人公がコメディアン志望。でも、最初はぜんぜんコメディアンとして面白くない。
彼女がビッグ・シック、大病をして
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霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.9

観ている時間全て、一秒も漏らさずに観客に「不穏」を感じさせ続ける映画を作るのは、高橋洋監督が世界でナンバーワンだ。折にふれ、不穏が不足した時に観たくなる映画。これからも、高橋洋監督には世界中を不穏の只>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.6

原作の漫画「羊の木」山上たつひこ原作、いがらしみきお作画はこの映画を知るまで読んだことなかった。漫画を途中まで読んでの鑑賞。
10代の頃、新聞奨学生という制度で新聞配達をしながら学校に通ったことがある
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レオン(2018年製作の映画)

3.0

週末のオット氏チョイスの映画は『レオン』。竹中直人映画! 入替わりを戻すのはやっぱり神社の階段落ちなのか!? 山崎育三郎ってこんな感じもいけるのか😆 最近観た邦画や予告の8割に吉沢亮&世武裕子が存>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

試写にて『シェイプ・オブ・ウォーター』。一言で言うと、おとぎ話のような映画。愛は何に宿るのか? 考えさせてくれる。全体的な緑青色(ろくしょういろ)、銅が錆びた青い色が神秘的。私の好きな色の世界に浸れ>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

3.4

情けないヒュー・グラント好き。サリー・ホーキンスは水によく入ってた(^O^) 家に子供の頃読んだパディントンの本があったので、姉妹に読んであげよ。イギリスに行きたくなる。

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.2

まあスティーブン・キング原作の映画は頻繁に作られているから、当たりハズレも大きいけど、私は好きだ。『ダークタワー』は予想より良かった。子供の頃に原作も映画も体験した『ネバーエンディングストーリー』に似>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.8

道の向かいから見たこの映画ポスターの並びがたまらなくて観に行ってきた。
記憶無くし系殺人者はハラハラさせるし、主人公の顔圧!!ソル・ギョングすごいな、過去に出てる作品観たくなった。いやー面白いな韓国ノ
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.3

タワーレコードのフリーマガジンintoxicate、イントキ主催の試写会で観てきた。二階堂ふみをじっと見る。吸ってるタバコの銘柄、ジーンズのフォルム、女友達の部屋に積まれた雑誌BURRN!(何年かの8>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

失神者出たと噂の映画だったけど、個人的にはそれほどグロくはなかった。姉妹と成長の物語。私も妹がいるし、姉妹を育てているから、姉妹のキツさや良さはなんとなくわかるから、それだけに響くところあり。
町山智
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

2.8

原作を全く知らないまま観たが、昔はこういう邦画よく観た気がする。角川映画とか。光や造形物は懐かしかった。

デトロイト(2017年製作の映画)

3.6

週末に駆け込みで『デトロイト』。街の空撮シーン、既視感あるのは『ドント・ブリーズ』のあのシーンか! 50年前の事件なのに今を感じる怖さ。逃げ場なしな2時間。観終わったあとの気持ち悪さハンパなし。キャサ>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.8

『バーフバリ 王の凱旋』「味濃いな〜」って食べたラーメンが、だんだん複雑で深い味に感じてきて、さらに最後にまたパンチが効いた味がしてクセになる。そして「やっぱこの味だわ〜、あたし求めてたの」って納得し>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

一般試写で観てきた。予備知識ほぼゼロで観た。
ミズーリー州の田舎道の3枚の看板にまつわる、ひとつの街の中の出来事。
嫌なヤツも出てくるけど、観終わって思い浮かべた言葉は、ドキュメンタリー映画監督の森達
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.9

Amazonビデオ、48時間レンタル399円で観た。インド映画に対する偏見を打ち砕いてくれる映画だった。
配信レンタルで観たので、途中寝落ちしながら何度も見直したので、結果的にストーリーを何度も復習す
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.4

長澤まさみの「散歩する侵略者」のイメージがこびりついていて、もっとドロドロした展開を期待しちゃってごめんね。
重いが、さわやかな映画でした。DAIGOが意外と良かった。

ジオストーム(2017年製作の映画)

3.2

『ジオストーム』見てきた。こういう映画は公開直後に、一番でかいシアターの三列目くらいで観るのが好きだ。エド・ハリスの安心感! アンディ・ガルシアの大統領感。ジム・スタージェスは林遣都に似てると思った>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.6

困った。まだ2018年の1月の中旬だと言うのに、、、2018年一番の映画を観てしまったかもしれない。まずい! 大変申し訳ないが、まじクソやべぇ映画観てしまった😱😱😱
最近、いろいろ試写に行ってるけど
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.7

ヘレン・ミレンが何よりカッコいい。こんなおばあさんになりたい! ドナルド・サザーランドの痴呆症は見ていて切ない。でもいつか家族やパートナーがこうなる可能性が高い。ハッピーエンドかどうかは、本当にわか>>続きを読む

濡れた二人(1968年製作の映画)

3.6

角川シネマの「大映女優祭」最終日に駆け込みで観てきた。北大路欣也のドーラン濃すぎじゃね? 若尾文子の裸体も霞む北大路欣也の濃い顔。セリフがいちいちすごい。さすが、増村保造! 好きだわ(^O^)

劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

2.8

オットのチョイスで『劇場版 マジンガーZ INFINITY』観た。機械獣のメカデザインがいちいち昭和で、お色気シーンもザ・昭和。公開初日だったのか。私の中の男児を呼び起こして観た😅エンディングの曲が吉>>続きを読む