だまんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.1

ケイシー・アフレックの濡れた犬みたいな、生気のない目が、ぴったりな映画だった。どんな内容かは言えないけど、一言だけ言うなら、岡村ちゃんの『あの娘ぼくがロングシュートきめたらどんな顔するんだろう』の歌詞>>続きを読む

追憶の森(2015年製作の映画)

3.5

樹海をガス・ヴァン・サントが撮るとこうなるのね。予想を裏切らない。喪失からの物語は、どれもつらいけど、それぞれに味わいがある。

くすぐり(2016年製作の映画)

4.2

タイトルで損してる、めちゃくちゃおもしろいNetflixのドキュメンタリー。ニュージーランドのウェブニュースサイトの記者が、変なくすぐり動画を見つけて調べたら?! すべてが奇妙な話。連続殺人事件や、>>続きを読む

人生タクシー(2015年製作の映画)

4.0

ファーストデイにて。最後のひと席に駆け込む。冒頭に、森達也監督と、松江哲明監督の短編があり、得した気分。イランで20年間映画製作禁止の刑を課せられたパナヒ監督の映画。姪御さんとのやりとりが、なんとも可>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.1

私史上、大好きなハゲNo2のステイサム、No3のロック様が出てるだけで、もう観るしかない(^O^) 大人のカーズ。やっぱりこういう映画は、上映開始直後に、でっかいシアターで爆音ぎみで観るに限る!

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.7

映画秘宝主催の試写会で観てきた。試写会の冒頭に配給会社の方?から、監督からの「FBIの銃撃事件の調書をたくさん読んだら、銃で撃たれてもなかなか人間は死なないことがわかった。往生際の悪い奴らを観てくれ」>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.0

スカヨハと武&桃井映画だった。賛否ありそうだけど。普通に観られた。古い人間だからか、もうちょい汚した感じの映像がよかったかな。これ雰囲気大事なタイプの映画だし。

スプリット(2017年製作の映画)

4.0

5/12公開の映画SPLITを試写で観てきた。何言ってもダメな気がするw ジワジワくる面白さ。多重人格をそう使いか!? いやマジで。
京劇の仮面のように見事に入れ替わるジェームズ・マカヴォイの表情
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作家、本当のJ.T.リロイ(2016年製作の映画)

3.0

もっと殺伐とした内容かと思ったけど、終始穏やかな雰囲気なのはなぜ? あの通話記録は本物? 全体的に疑念を抱きつつ観てた。ローラ視点のみだから。資料としては面白い。
JTリロイの小説は読んだことがない
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.6

久しぶりに観た。T2観る前に、ちゃんと観直しておけばよかったな。まあ、後で観直しても大丈夫だけど。ダニー・ボイルはいいな。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

ダニー・ボイルが「懐かしがってもいい」って言ってくれたみたいな映画。ど真ん中の同年代。もう、全てが、おっさんになっても、バカさ加減が愛おしい。私たちもだいぶ歳をとったね。20年前の方がいつも真剣勝負だ>>続きを読む

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

2.8

ナタリー・ポートマンのジャクリーン・ケネディの喋り方に、かなり似てた。アメリカに住む人にとってのケネディは、特別なんだろうな。とりあえず、原作に近いほんを何冊か読みたくなった。探そう。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

気になってた映画。父息子映画だけど、ゴリゴリしてないで、ヌケ感がよかった。料理人っていいな。ベーシストの次いカッコいい。助手のマーティンがいいよ。カリートへの道とか、ジョン・ウィックに出てて、好きだな>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.6

ヒーローはギタリスト。恋人にはベーシスト。プレイを堪能するならドラム。何事も過ぎたるは及ばざるが如し。無邪気なのは、邪気があること前提だからな。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.7

選ばなかった未来、行かなかった道は、選んだ人生、進んだ道よりも輝いて見える。それでいい。そうじゃないと、私は物語の主人公になれないから。幾重にも連なる選択肢の途切れが、あればあるほどいい。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

‪観てすぐは、すごく遠くに感じたけど、噛み締めてまぶたに残る光を思い返すほどに、沁みてくる映画だった‬。

セサミ・ストリートへ愛を込めて ~エルモに命を吹き込んだ人形師(2011年製作の映画)

4.0

岡村ちゃん、こと岡村靖幸さんがラジオ的な番組で「気の迷いで観て、感動した」「泣きました」とおすすめしていたので、取るものもとりあえず観ました。
人形師に憧れたケビン少年が、大人になるお話。ケビン少年の
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

雨にも負けず、家族で自転車で観に行ってきた。姉妹はモアナよりシングを楽しみにしていた。今の自分、昔の自分、観る人が共感できるシンガーがいる。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.0

こういう派手な映画は、上映開始直後にでかいシアターで観るに限る。猿系の派手な映画は好きなジャンルです🐒

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.3

本気で生きなくても生きられる。けど、あとで、いつか向き合わないとちゃんと死ねないな。と言う映画。

アシュラ(2016年製作の映画)

4.0

いやー、面白かった。今日無理して観た自分を褒めたい。想像してたより、すごい洗練されてる映画だった。音楽もよかった。個人的には初めて「レオン」観た時の気持ちを思い出した。エンドロールの最初のバンクシーみ>>続きを読む

プレシャス(2009年製作の映画)

3.6

2009年の映画。気になっていたけど、なんとなく見逃してた。実際、劣悪な育成環境から抜け出すのは、困難だろう。でも、周囲の助けがあれば、叶うこともある。
プレシャスは、美しい。私も学び続けて、より世界
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ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-(2016年製作の映画)

3.9

内戦の地シリアで、空爆された場所にいち早く駆けつける救助ボランティア組織、ホワイト・ヘルメットを追ったイギリスのドキュメンタリー。40分の作品なので、すぐ観られるが、内容は重い。
日々数十件の空爆があ
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太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

3.0

淡々と、北朝鮮が許可したシナリオを演じる人々と、カメラを回しっぱなしにした、オフシーンが流れる。建造物の巨大さ、供える造花の心もとなさ、全てがなんとなく鮮度のない色に、違和感をずっと感じる映像。きっと>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

映画は夢物語なんだよなーと思い出した。高校の音楽の授業で観た「シェルブールの雨傘」とかを、ふと思い出しちゃう色と音。ミュージカル好きじゃなくても、食わず嫌いを返上して観たら楽しめる世界もある。ミュージ>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.9

矢口史靖監督の映画は面白いなー。久しぶりに子供と一緒に観る映画が「サバイバルファミリー」でよかった。公開からしばらく時間がたっているのに、小さめのシアターは、日曜日と言うこともあり、上映30分前にはほ>>続きを読む

トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

2.8

トリプルXは、トリプルXだから観る。寅さんが寅さんだから観るのと同じように。理由などない。冒頭のネイマールとサミュエル・ジャクソンのくだりから、もうね。
歌舞伎町で、トリプルXの上映後に乱闘騒ぎがあっ
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ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

3.2

先日観た「グリーンルーム」のジェレミー・ソルニエ監督の前作。復讐もの。
主人公がいろいろ残念だが、がんばって復讐する。終わりが見えない復讐。復讐なんてするもんじゃないな。
ソルニエ監督は、あの殺し方が
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セル(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・キューザックは、負け顔なので、どうしても冒頭から、ストーリー展開に負け感満載を期待してしまいがち。
スティーブン・キング原作でも、話の規模がでかいタイプは、なかなか映画のバランスが難しいね。嫌
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みうらじゅん&いとうせいこう 20th anniversary ザ・スライドショーがやってくる!「レジェンド仲良し」の秘密(2017年製作の映画)

3.7

映画が始まって一発目の笑いが日活のロゴ下のSINCEだったのが、もう面白すぎた。何回かWOWOWで観たことあったの思い出した。
お二人の出会いから回顧するインタビューが特によかった。MJに関しては、常
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.7

‪パンクバンドがライブハウスの楽屋(グリーンルームでも緑じゃないw)から脱出しようとするスリラー。へなちょこでもがんばる。偏差値40からの大学受験的な痛快感と、私的に屈強な犬映画。犬強えー🐕 面白い>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

3.5

オリバー・ストーン監督の映画は好きよ。スノーデンは、ドキュメンタリーもあったのでそっちも観たいな。日本にもスノーデン住んでたんだ。日本のシーンは、なんとなくシンゴジラを思い出したよ。

ダイビング・ベル セウォル号の真実(2014年製作の映画)

3.2

セウォル号の海難救助に有効だと報道された「ダイビング・ベル」と言うシステムを提供したい社長と、ネットニュースの記者が、政府の海難救助担当機関に翻弄される。セウォル号の報道の裏で政府とメディアが報道規制>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

朝イチ8時の上映にはご年配の方が多い。切支丹への弾圧の残酷なシーン。色合いの清廉さに救われる。殉教した人の壮絶さはもちろん、転んだ(棄教した)人々の壮絶さを想像する。お正月にNHKのBSプレミアムで放>>続きを読む

新宿スワンII(2016年製作の映画)

3.0

こんなに浅野忠信映画だとは知らず。しかも園子温映画だったのか! 行き当たりばったりで映画観るとこうなる。闇金ウシジマくんでもマキタスポーツを顎で使ってた高橋 メアリージュンさん。メアリージェーンさん>>続きを読む