ヴァイルさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ヴァイル

ヴァイル

映画(284)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦(2020年製作の映画)

3.8

壮絶なる霊界サメ大戦をクライマックスに配置し、容赦ないショックエフェクトが神経を逆なでする超常サメ作品。
驚愕のラストに戦慄。あなたは必ず2度は観ない。

セリフのあるところだけ演技がオンになったり、
>>続きを読む

タイガー・ガール(2017年製作の映画)

4.7

はじめの方の伏線ぽいの見て、「ああ、こういう(ラストで驚愕系の)オチの映画ね」て思って安心して観てたら、そのまま何もなく終わった。え。
これぞ、まさにタイガー・ガール!て感じの作品w

ただ、展開自体
>>続きを読む

恋する婚活プランナー(2002年製作の映画)

5.0

ストーリーの遊びの部分でどこまで出来るかの見本市として、何かしらの作り手側が参考に出来る作品。
トイレットペーパー、銃、カプセル薬、車のナンバー、窓といったなんの変哲もない小道具を遊び尽くしている。
>>続きを読む

ラスト・サンライズ(2019年製作の映画)

4.8

終末ものならではの情緒に浸ることができる作品。

人物や物を無駄なく利用して書かれた秀逸な脚本。

中国実写版「サカサマのパテマ」と捉えた!(謎)

ランカスター・スカイ 対ベルリン戦略爆撃(2019年製作の映画)

4.4

予想以上に落ち着きはらった雰囲気が終始一定して続く作品。
一流名作映画の地味なシーンをずっと観ているような感覚。

俳優さんの演技がコメディアンのそれ。
飛行戦闘シーンでは画面の変化が無さすぎて何が起
>>続きを読む

獄狼・制裁の掟(2019年製作の映画)

4.7

肉の塊のおデブちゃんと厳ついスキンヘッドを鑑賞する作品。

救いようのない状況からの脱出が主題で、プリズンブレイクやらesやらパクリ映画としての宣伝路線もあっただろうにそれらを捨てた清い邦題(これもな
>>続きを読む

22ミニッツ(2018年製作の映画)

4.9

22分でテロを制圧する話なのになぜか22分前から何度も執拗に始める(タイムループか!てくらいに)、題名を裏切らない22ミニッツ22ミニッツした作品。

前半、いろんな人にどこまでスポットライトがあたり
>>続きを読む

オペレーション:ウルフパック(2019年製作の映画)

4.5

独特なエンドロールが見ものな作品。

変なタイミングで過去の出来事の回想をぶち込んでくる作風。

そして村から村へ移動中の、(演技のせいなのか)ただ普通に歩いてるだけに見える間抜けなシーンを壮大な音楽
>>続きを読む

ドント・イット THE END(2018年製作の映画)

4.5

ドントシリーズ(今のところ?)最新作!
加えて「イット THE END」、「ドント・イット」にも同時に寄せるという驚愕のテクニックを魅せる邦題!!

4人の少年少女の冒険と恋と成長を描く、「学校の怪談
>>続きを読む

伯林-大都会交響楽(1927年製作の映画)

4.9

大変気持ちの良い作品。

出来上がるのは何でしょう?的なクイズバラエティのVTRぽい工場の映像とか、おっさん同士の喧嘩とか、それに群がるまったく同じファッションのおっさんらとか、動物のしっぽ引っ張る子
>>続きを読む

デュアル・マトリックス(2001年製作の映画)

5.0

一番観たかったタイプの作品が観れた。

世にも奇妙な物語風味で、画質、展開、構成ともにNHK的クオリティ。

虚構と現実が渾然一体となり、ロマンスに胸がときめきました。

シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

5.0

良い意味でオープニングから邦画クオリティ。夏休みの金曜ロードショーでやってそうな感じ。

イカしたアーティストのおっちゃんや、仲良し母娘、心優しい弟くん、気の利く彼氏、実は優しさもある父、と魅力的なキ
>>続きを読む

レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン~隠市奇聞録~(2020年製作の映画)

4.7

高橋一生風の俳優さんとAKBの峯岸みぃちゃん風の女優さんが繰り広げる異界推理アクション作品。

犯人を匂わす伏線、カンフー由来にワイヤーとデジタル処理を追加した派手なアクション、無駄に上手い歌、わけの
>>続きを読む

レッドライン:ネバー・セイ・グッドバイ(2018年製作の映画)

4.6

サスペンス作品。

勇敢な少女、ロマンス(不倫)、恋敵(?)、汚名、とさまざまな要素を群像劇として描いており見所多数。

だが、疑っていた相手本人の説明(自供)を聞いて、「そうだったのか!」的などんで
>>続きを読む

ウインド・フォール(2001年製作の映画)

4.7

カジノの金庫への侵入、カーチェイス、水上アクション、銃撃戦、お決まりの突然のロマンスを軸に展開するディザスター作品。
惜しみなく使われる爆薬と破壊される車に心が満たされる。
エルム街のフレディ(ロバー
>>続きを読む

ローン・ソルジャー 極限戦場(2014年製作の映画)

4.9

無駄に軽快なジョークを飛ばしまくりながらも、組織内でのそれぞれの感情を描いたり、特徴的キャラクターも登場するエンタテインメント作品。
しかもちょっとSF。

地雷除去隊が話の中心にくる斬新な構造もおも
>>続きを読む

幕間(1924年製作の映画)

4.7

かなり実験的な手法の連続。
ジェットコースターの映像は刺激的。

眠るパリ(1923年製作の映画)

4.3

数式書いて、事が起こってと、ときめく要素がしっかりある作品。

「夢だけど夢じゃなかった」の原点?、時間停止、ドタバタ、時間経過にともなう感情の変化、と現代でも多用されるネタが詰め込まれている。

タイムネット(2020年製作の映画)

4.5

「プライマー」をはじめて観たときのような気持ちでワクワクと期待しながら鑑賞。

「放送禁止」シリーズのように全てを説明しきってから終わってしまうので、もう一度観たい感に浸らせてくれなかったのが残念。
>>続きを読む

シェイクダウン(2002年製作の映画)

4.8

ウィルスの取引をする武装教団と、関係のない銀行強盗と、FBIによる三つ巴の銃撃戦のさなか巨大地震が横槍的に発生するディザスター作品。

なんで洋物って、自然災害(とかモンスター)にテロリストを必ず添え
>>続きを読む

美しすぎる裸婦(2018年製作の映画)

4.8

ただ順番に脱がせる(体も心も)というエロティックの基本動作のみで最後まで進んで行くが、その過程のスリリングな演出は見事。早い段階で全てを提示しきった後、さらなる絶頂をむかえるまで緊迫感を失わない。園子>>続きを読む

エネミーライン ドイツ軍大包囲網からの脱出(2019年製作の映画)

4.4

なんか監督のファミリーだかなんだか(名前的にw)が最後出てきて、スタッフにもプロダクション(?)名にも身内ぽい名前が入ってる内輪感満載でお届けされる戦争サバイバル小芝居。

19時台にやってるバラエテ
>>続きを読む

ザ・ゴーレム(2018年製作の映画)

5.0

ハリもツヤもある完璧な脚本。
無駄のない演出。
ここまでクラシックを踏襲した新作が生まれうるとは、恐るべし。

ウィジャ・エクソシズム/エクソシスト・ゲーム(2015年製作の映画)

3.6

単純に出来の悪い作品(笑)

なんかよく分からん装置とかを使って撮影したんやろなとか、
カットをはさんでスムーズにナイフ刺さったように見せたんやろなとか、
都合良く悪魔さん(ベリアル)が行動してくれる
>>続きを読む

サイレント・ウォーター(2020年製作の映画)

4.7

海底パニックものを鑑賞するつもりが、車ってやっぱりものすごく防犯に長けているなと改めて認識させてくれる作品。

不穏な部分と、そうでない落ち着いたシーンとがはっきりと分けて撮れている辺りヨーロッパ的で
>>続きを読む

エクソシズム/父と娘、戦慄の戦い(2017年製作の映画)

4.2

映像、演出、脚本、演技ともに絶妙にC級の均衡を保つ戦慄のドタバタコメディ!
「今日は彼女の誕生日パーティがあるんだ」からの、空き地でキャンプファイヤー!w(あ、ネタバレ...)
ラストは凄絶なプロレス
>>続きを読む

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

4.1

ド変態映画でした。
で、けっこう分かり安めのストレートなシュール表現(?)を多めに配置してるけど、安っぽい監督とは思われてないらしい辺りがなるほどといったところ。
あと、音声で攻めたい系なひとなんかし
>>続きを読む

ミッドナイト・ドライバー~君に続く道~(2018年製作の映画)

4.9

もっとクソ映画かと期待してたら(謎)、案外好きなテレビドラマチックな画質、そこそこのクオリティでシンプルにまとまった良品。

なんもない映画やけど、そこが良かった。
テーマは激重やけど、軽く観れるやつ
>>続きを読む

RECCEレキ:最強特殊部隊(2018年製作の映画)

5.0

死と生を同時に見せる。
ストレンジ・アフェアと同じ手法だ。
流行りか。

イントロダクション的な部分から映像の質感が心地好く、最後まで保ってくれた。

良かった。

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

5.0

あらたな奇跡のクリスマス映画誕生
て感じ。

途中まで、そこそこ雰囲気のある素敵な情感を湧かせる感じなんだけど、
急にゴロッと、グラッと、
そう来たか~!てなる。

売れ線系の映画も、なかなかやってく
>>続きを読む

プリズン・ルーム(2016年製作の映画)

4.8

前半クソすぎて、あー久々にアルバトロスの本領に出会ってしまったかー、て思ってたら、中盤にまったく別ジャンルのアルバトロス系作品に様変わり。
は?て思ってたら、その部分を間奏(転換点)にして、濃いめのヒ
>>続きを読む

ダブル・サスペクツ/ルーベ、嘆きの光(2019年製作の映画)

5.0

激烈に渋い!

ラフマニノフ似の冷静沈着でお馬さん好きの署長が数々の事件、犯罪に向き合う様を真摯に描き出した至高の作品。

ストレンジ・アフェア(2019年製作の映画)

4.0

途中まで海外流の皮肉に満ちた会話の応酬だけが続いて全然進展しないけど、まあそういう種類の映画なんやろうと思ってたら、
後半ジェットコースター級に現物がバンバン飛び出してくるw
そっちやったんかてゆう(
>>続きを読む

ロイヤルネイビー 米軍最強兵器を破壊せよ!(2019年製作の映画)

4.5

思いの外に監禁脱出系映画で、「ソウ」シリーズ風のソリッドシチュエーションスリラー的ジャケット詐欺にも対応した内容でした。

映像的な説明不足がちょこちょこ垣間見えるものの、コロナ禍にふさわしい密を避け
>>続きを読む

ホームステイ ボクと僕の100日間(2018年製作の映画)

5.0

ジャンル不定のオープニングから、一見普通の学園生活への流れ、そこに隠された傷、そしてなにより輝きに満ちた青春!
素敵でした。きらきら。

同じ原作で日本のアニメ映画もあったんですね。観よう。
再度、実
>>続きを読む

ドアロック(2018年製作の映画)

5.0

最初から最後まで惹き付けて離さない戦慄の演出!
ストーリー展開も意外な方向を用意しつつも、王道の帰結を見せる。
震えました。