セトワトソンさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

予告段階ではアジア色を強めたポリコレ的な映画かと思っていたが、蓋を開けてみると「アクション×ファミリーストーリー×MCUらしさ」という大好物だった。
マーベルは相変わらずサブキャラとヴィランのキャラク
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

2.6

笑いあり、感動あり、オチあり、サブキャラの魅力ありと1つの映画としてしっかりしているが、少し子供向けな作品だと感じてしまった。
「さすがに気づくでしょ…」「バカ!そんなことすんな!それはばれるぞ!」「
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.1

本作鑑賞後、洋題”The Perks of Being a Wallflower”の意味を知って感動した。
日本人には伝わりにくいアメリカの学校文化かも、でもこの映画のメッセージは私たち日本の学生にも
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.3

ストーリー、キャラクター、世界観、メッセージ性…どれも魅力的で、笑顔と感動に溢れた映画だった。
ただのモブキャラのガイや、そのモブキャラをモブキャラとしてしか観ていないゲーマーたちに、自分を重ねて観た
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

現代を生きる私たちに、戦争の歴史と日常の大切さの2つを教えてくれる物語だった。
途中のすずの状態でもあったが、私たち人間はきっとどんなふうに生きてもきっと後悔するのではないだろうか〜
そんな生き方でも
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.9

なんのために"罰"はあるのか、そう問いかけてくる映画だった。
当たり前なことだが囚人も同じ人間であり、私たちと同じ弱さを持っていて、それは今自分の周りにいる人たちにも言えることではないかと考えさせられ
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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

3.2

「私たち人間が生まれる前に、こんな話があったとしたら…」こういう大きな割り切り方をして楽しむ映画だと感じた。
正直私は聖書等には詳しくないが、その分一種のエンタメとして楽しむことが出来たと思う。
闘い
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アクアマン(2018年製作の映画)

1.5

ストーリー設定がおもしろく映像も綺麗ながら、どこか決め手にかける、そんな映画だった。
おもしろくないことはないが…設定やストーリー展開にツッコミどころが沢山あり、思わず「え?笑」と言ってしまうシーンが
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.0


久しぶりにストレートなsf映画を観て、とても興奮した。タイムトラベルものは細かい設定や矛盾が起きがちだが、この作品はそういうのものを感じさせない程度にアクションのレベルが高い。父と娘、息子と父、この
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.2

ナターシャは本当に愛が溢れるキャラクターだと感じ、本作鑑賞後IWやEGを見返すとさらに涙が止まらなかった。
ナターシャは大きな大きな痛みを乗り越えているからこそ、あれほどの強さを手に入れていた。
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

幸せになるためには、「自分らしさを常に持つこと」「それを受容してくれる人に気付くこと」この2つが大切だと伝えてくる映画だった。
この映画は重要なシーンや経緯をたくさんカットしてあえて論理的な説明が少な
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.7

抜刀祭がどうやって剣心になったのか、それがわかる「るろうに剣心」完結にふさわしい作品だった。
この映画の特徴は前作までの話からこの映画の結末はわかりきっていること。
それでもここまでおもしろかったのは
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

2.5

夏の匂いと北イタリアの文化・国民性が垣間見えられる気持ちの良い映画だが、ストーリー設定の甘さに少し寂しさも感じた。
水しぶきや海底、街の表現はさすがピクサーとしか言いようがなく、また今回はいろんな映画
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

”人と向き合うことの重要性”と”文化の偉大さ”を学ばされた。
人類のもっとも大きな差別を描いた作品であることは間違いないが、本質はもっと奥底にあるものだと感じたからだ。
前者はトニーがドクに教えたこと
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あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

4.8

こんなに素敵な作品を提供してくれてありがとう。」
「世界はいつだって煌めきに満ちているんだ」という究極のテーマを1組の夫婦がダンスを通じて教えてくれる。

光や雨の表現、音楽、カメラワークなど、細部
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

就職活動時に公開された作品。
人生の大きな転換期であるこの時期にこの作品を見れたことを心から嬉しく思います。
生きる意味を知っているジョー、生きる意味が無い22番、この2人の対比がとてもおもしろい。
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.9

コロナ禍真っ只中のこの時期にDisney+で公開されたこと、そこに最も意味がある作品だと感じた。
ストーリーとメッセージはは結構なシンプル具合、桃太郎Disney版。
サブキャラに魅力がある点とビジュ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.1

人間の多面性がいろんなところに表されていて、現実の人間ドラマを見ているような雰囲気がとてもおもしろかった。
特に俳優女優陣の演技が感動もので、まるで自分もその場にいるようなリアルさを醸し出してくれてい
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