俊吾さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

俊吾

俊吾

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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.6

クソかっこいいオープニングタイトルと共にこちらのボルテージがいきなり最高潮に高まる
『クローズZERO』ばりに拳で語る怪獣たちは素晴らしく輝いてました
終盤の対決は観てる間幸せすぎて昇天するかと思った
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.8

前作が「静」なら今作は「動」の映画
敵の正体がわからず溜めて溜めて怖がらせるという前作の作風に対して今回は最初から見せまくりのサービス大放出
とにかく派手な見せ場が連続するので最後まで全く退屈すること
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

4.4

偏差値が低くてテンションがクソ高い理想的なバイオレンスアクション映画
どうかしてるとしか思えない展開の早さで激アツバトルが連発されます
やりすぎなぐらいの人体破壊描写の応酬で最後までニッコニコで観てた
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

『search/サーチ』のアニーシュ・チャガンティ監督最新作
シチュエーションの使い方が上手すぎる
『ミザリー』の正統進化とも言うべき家庭内スリラー
スマホやネット環境すらない隔絶された世界から逃げ出
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.4

「舐めてた相手が実は殺人マシンでした」ものの新たな傑作
前半の溜めが効いてるおかげでいざ殺人マシンとしての戦闘スキルを発揮した瞬間のカタルシスが凄まじい
格闘シーンも相手に殴られた瞬間の痛がる表情をし
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コンティニュー(2021年製作の映画)

3.8

ジョー・カーナハン監督最新作

死んだら同じ日に目が覚めてしまう世界でフランク・グリロが何度も"コンティニュー"する
映画の開始時点で既に140回ループしてる状態から始まるので導入が最小限で済まされて
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

5.0

素晴らしかった。
史上最高のアメコミ映画の一つ

元々2017年の劇場公開版『ジャスティス・リーグ』の制作途中にザック・スナイダー監督の身内の不幸により降板してしまい監督自身の手から離れてしまった経緯
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

4.0

これ、めっちゃ好きなやつ
『オーシャンズ11』+『エイリアン2』+『アイ・アム・レジェンド』
前半のチームアップの過程からそれぞれのキャラ立ちが上手く行ってるおかげで飽きることなく見せ場に突入する
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.7

大好きなアレクサンドル・アジャ監督のソリッドシチュエーションスリラー
何気に『ハイテンション』以来のアジャのフランス映画

SF版『リミット』みたいな印象
記憶がないままコールドスリープ状態から起きて
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

3.8

原作はトム・クランシーの『容赦なく』
もともとパラマウント配給で劇場公開予定だったはすがコロナの影響を食らって権利が売却されAmazon prime独占配信タイトルになった作品


これは面白かった!
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地獄の血みどろマッスルビルダー(2009年製作の映画)

4.3

clubhouseで教えてもらって初めて観た

『死霊のはらわた』に多大なリスペクトを捧げた正当な和製スプラッター映画
画面から作り手の情熱とホラー映画に対する愛が伝わってくる怪作
終盤はグチャドロの
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.7

アストロン6からまた狂った新作が来たので日本公開を待てずに輸入盤で鑑賞


『ザ・ヴォイド』のスティーヴン・コスタンスキ監督最新作
日本の特撮ヒーローに影響を受けたゴア特撮映画
主人公兄妹が銀河を破壊
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

4.1

クリーチャー映画の大傑作!!
地球上の生物がモンスターに変化した終末世界で昔のガールフレンドに会いにいくために旅に出る成長譚
主人公のポップさのおかげで最後まで明るい気持ちで観られます
旅の道中に登場
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.9

クリストファー・ランドン監督最新作
女子高生が学園祭の前夜に連続殺人鬼に殺されたら中身が入れ替わってしまいます

キャッチーな設定に対して中身は意外にも王道スラッシャー映画
随所に散りばめられた『13
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

4.0

史実と虚構が入り混じったゴア青春映画
ブラックメタルバンド「Meyhem」の創立者であるユーロニモスの栄光と破滅が丁寧に描かれる
狂気に染まりきれない"ハッタリ"の人生が切なすぎて観てるこちら側をグサ
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クライモリ デッド・エンド(2007年製作の映画)

4.4

好きな映画を推すために旧作レビュー

『クライモリ』シリーズの2作目にしてシリーズ最高傑作
サバイバル番組の撮影で森に入ってきた撮影クルー&出演者が森に棲む人喰い一族と壮絶なバトルロワイアルを繰り広げ
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ノクタ(2019年製作の映画)

4.0

一目惚れした女の子が実はヴァンパイアでした
ヴァンパイア少女のノクタが暴れ出してからは誕生日パーティーが阿鼻叫喚の地獄絵図と化していく
ミキサーに手突っ込んだりはらわた引っ張り出したりとゴア表現大喜利
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ウィッチサマー(2019年製作の映画)

4.3

これは素晴らしかった
久々に劇場で大傑作引いたやつ
"もしかして隣の家の奥さんが魔女っぽくね?"映画
節々に挟まれるJホラー的な演出が印象的でゾクっと怖がらせてくれる
宇多丸さんが映画評でよく言う「見
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サタニックパニック(2019年製作の映画)

3.5

ピザ配達のチップをもらおうとしたらそこは悪魔崇拝者の集まりでした
主人公サマンサの巻き込まれ方が唐突すぎて一気に引き込まれる
エログロも程よいレベルでサクッと楽しめた
スプラッターコメディの快作

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

破からQまでの14年間の詳細とかゲンドウの生い立ちとかこれまでの謎が一気に解けてめちゃくちゃスッキリした
旧劇にも救いがあったのは良かった、、、
映画館で久しぶりにクソ泣き

ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.9

追撮、ディズニーのFOX買収、コロナ禍と諸々の影響により公開が当初の予定から3年以上も延びてしまい日本ではついに劇場未公開となった本当に不遇な作品

本国での前評判が嘘のように面白かった
思春期の若き
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トレマーズ 地獄島(2020年製作の映画)

3.8

シリーズ7作目にして初めて銃を使わないガンマーの戦い方が新鮮で良かった
何気にかなり久しぶりにシュリーカーが登場します
ロブ・ゾンビ作品でお馴染みの最高の男リチャード・ブレイクが出演してたのも個人的に
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ザ・グリード(1998年製作の映画)

5.0

これも紹介したいから星つける

『ハムナプトラ』のスティーブン・ソマーズ監督作品
俺のモンスター映画好きは小学生の時に日曜洋画劇場で観たこの作品から始まった
豪華客船内に侵入した船乗りの主人公達が生き
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デスマシーン(1994年製作の映画)

4.5

宣伝というか紹介というかみんなに知って欲しくて星つけた

『ブレイド』のスティーブン・ノリントン監督のデビュー作
会社の中に閉じ込められた女社長と強盗が協力して凶悪殺人ロボットに立ち向かう話
『ターミ
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

4.6

オンライン試写で鑑賞
鑑賞中は終始爆笑してた
今年公開作品の中でもダントツに元気を貰える
前作から30年経っても全然変わらずアホなノリを演じてくれるキアヌとアレックスウィンターが素晴らしい
劇中の"世
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スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭で一足先に観ました
何気に世界初上映

大傑作だった前作の勢いとテンションはそのまま受け継がれてる
あのキマりまくったテンションこそスカイラインシリーズ
リアム・オドネル監督はやっぱり狂
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

東京国際映画祭にて一足先に鑑賞

ワイルドスピードペニンシュラミッション怒りのデスロード

新感染の続編かと言われるとあれ?ってなる
もちろん前作にあった熱いドラマとゾンビの勢いは顕在
キャラクターが
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.2

超絶大傑作
始まって10数分は誰が主人公かもわからずひたすら地獄絵図に引き込まれる
観客に先の展開を一切読ませないサプライズの連続
あまりにも呆気なく登場人物が狩られていく冒頭の見せ場は必見
ベティ・
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.0

日本公開が待てずに輸入盤で鑑賞

『デビルズ・メタル』のジェイソン・レイ・ホーデン監督最新作
腕にハンドガンを打ち付けられたダニエル・ラドクリフが強制的にデスゲームに参加させられる
軽いノリでテンポ良
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

映画館で久々に観る超大作ということで無条件で興奮

ノーランにはどちらかというと中立的な自分ですが今回はめちゃめちゃハマった
正直一回観ただけでは全体の半分も理解できてないけど、レーザーIMAXの圧倒
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ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マックGのぶっ飛んだ悪趣味が凝縮された続編
相変わらずテンションの高いスプラッタ描写が最高すぎる
前作に引き続き日常のシーンからいきなりバイオレンスに突き抜ける前半の掴みが素晴らしかった
『レディ・オ
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.7

劇場未公開、なおかつ円盤にならずレンタルもないという不遇な作品
昨日配信開始されたということで観たけどこれは面白かった!
冒頭数分で状況説明を済ませて後はいきなり見せ場に突入するという潔さ
やたらゴツ
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.1

暴力映画の気鋭S・クレイグ・ザラー監督とメル・ギブソン主演という悪魔合体
テンポ良く見せ場を用意するという近年の娯楽映画の潮流に逆らった作品
あえて冗長気味で丁寧に人物を描き出す
そのトーンに油断して
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

4.5

新婚の花嫁VSイカれた大富豪一族
嫁ぎ先の家族の一員に認められるための伝統行事として命がけの殺人隠れんぼに参加させられる
中盤以降主人公のグレースが戦うことを決意してからは映画全体の熱量が爆上がり
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.2

全てが俺の好みに刺さった
韓国ノワール+マ・ドンソク
暴力刑事とヤクザの組長が手を組んで連続殺人鬼を追いかけるっていう設定がもう100億点を叩き出してる
マ・ドンソクが全ての問題を暴力で解決していきま
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透明人間(2019年製作の映画)

4.1

極上の恐怖体験
エリザベス・モス VS 透明になったストーカーの元カレ
何度も映像化されてきた題材を現代風にアップデートされた傑作
PTSD的な精神疾患と透明人間に対する恐怖を絡み合わせた巧みな脚本
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