しゅうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

しゅう

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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

冒頭のドールハウスから、現実と妄想の境目が分からない感じが面白い。
独特な効果音含めてどんよりした感じや、カルト宗教と絡む感じはミッドサマーととても共通点を感じた。

展開や伏線がとても緻密だが、緻密
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

ドンデン返しに、、、なっている??

グロテスクさはかなりある
が、それよりもストーリーとして成立しているか、鑑賞直後は分からない。

ラストで、え?!と思ったが、
うーん?個人的には解説を観ないとよ
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.1

漫画もアニメも未見だったが、楽しめた。

ゲーム展開と選手の感情、現在と過去の描き方のバランスがとても良かった。

特にラストシークエンスのカメラワークは、とてもリアルでスリリングな演出。
そこから最
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.0

何だか奇妙なものを観せられた、という印象。

話の筋は通っているようで通っていないような。
メッセージ性もはっきりとは理解できなかった。
あまりそこを追っても仕方ないのかもしれない。


ただ、3時間
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.5

短時間だが、展開がうまいなぁと思った。

ショートショート好きに刺さる作品でした!

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.2

ジョン・ウィックが一番大切にするものはよく分かるが、立ち位置が二転三転するのはどうなのかなぁと思ってしまった
人間関係がスリリングに展開していく、とも言えるが、、、

後半の格闘シークエンスも、若干間
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.2

『バレリーナ』の予習のために観たが、完全に引き込まれた!

途中の演出は緊張感はあるものの、ツッコミどころもあり、割と冷静に観ていられた

が、クライマックスの展開!
この大風呂敷、一体どうなる?
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.9

重厚な人間ドラマ、素晴らしかった!

最後に向けて全てが収束していく感じがドラマティック。
シュグやソフィアのキャラもとても良い。

歌声の迫力をぜひ劇場で!

バービー(2023年製作の映画)

3.7

終始おふざけコメディのテイストだが、
男女性差、親子関係、個人のアイデンティティなどヘビーなメッセージが織り込まれている。

クライマックスはグッとくるものがあった。

意外に多面的で奥深い良作でした
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.7

実話に基づく作品。

差別の中で突き進む姿が素晴らしい。何度か鳥肌が立った。
原題のfigureのダブルミーニングも良いし、劇中のジャズも良かった。

ど直球で間違いのないサクセスストーリーでした!

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.0

設定が面白い!
ストーリーや展開もよくできていると思った。

個人的には、さびしさや切なさを越えた何かを見出したかったかなぁ

でも絵本のような世界観は、とてもほっこりしました。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.3

そういうことかー!という感じ

メッセージ性がストレートに伝わってくる、ドンデン返しからのラストシーンだった。

短編ながら、心にズーンとくる作品でした。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

スキャンダルをすっぱ抜いたという単なる成功物語を描いたのではなく、その背景にある事件を隠蔽してきた「空気」も描いたメッセージ性がとても良かった。

どうしても日本のあの事件を思い出してしまった。

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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

アメリカのストリートの現実と、そこでの家族や友情、愛情を描く。

映像や音楽は良かったが、正直そこまで刺さらなかったかなぁというのが、鑑賞直後の正直な感想。

時間が経ったらまた印象は変わるかもしれな
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.3

最強サンタ、背景の設定がぶっとんでいて、素晴らしい笑

バイオレンス・クリスマスムービー、最高でした
ホームアローンのオマージュも良い

何より、ラストのSladeが最高。

あんこさんがいっていたが
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

名作

「感動のコメディ」と観ることもできるが、最後の最後のワンカットが全てをひっくるめた皮肉としてとても効いている。

何層にも楽しめる最高のエンターテイメント。

ANIMA(2019年製作の映画)

3.0

冒頭のピコピコでエレクトリックな感じがかなり好き。

背景知識一切なしで観たが、映像と音楽とダンスの芸術性は感じた。

ただ、私にはそこまで刺さる感じではなかったかなぁ(分かる人には分かるのかも?)

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.7

心を揺り動かされる、素晴らしい作品。

純粋な愛情、理想と現実、幸せと絶望、でもそこにある魂の歌。
結末にかけての流れは、本当に刺さったし、思い返してもぐっとくるものがある。

単に悲しい話ではなく、
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.0

シリーズ第三作だが、これまでとは全く異なるテイスト。

キングスマンが、第一次世界大戦をきっかけに誕生した経緯を描いている。

戦場のシーンが迫力あり!
第四作目が待ち遠しい!

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

シリーズ第二作目。

スケールもエグさも倍増した気がする。アクションもド派手に。

ただ、スーツスタイルのカッコ良さは前作の方がフィーチャーされていたような印象。
個人的にはこの作品ならではのその魅力
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

シリーズ第一作。
コミカルなトーンだが要所要所できつめのバイオレンスシーンあり。ストーリーもぶっ飛んでいる。

でも最後の締め方はかなりカタルシスあり。
何よりスーツがカッコ良い。

一風変わった紳士
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソン監督の短編映画四部作の一つ。

本作も他の3作品と同じようなテイスト。
不思議な余韻を残す結末が良くも悪くも独特。

シリーズのシュールな世界観がお好きな方はぜひ!

白鳥(2023年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソン監督の短編映画四部作の一つ。

本作もコミカルで絵本のような演出だが、内容はとてもシリアス。
なすすべなくいじめられる少年の話。やるせなさしか残らなかった。

独特な世界観がお好き
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(2023年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソン監督の短編映画四部作の一つ。

本作も絵本を映画にしたような演出。
全体的にコミカルだが、芸術的な側面もあり楽しめた。

独特な世界観がお好きな方はぜひ!

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

不思議な話だが、心が温かくなる作品。

展開自体はシンプルなラブストーリーだが、設定が面白い。

最後の詩が頭に残る。

不思議なファンタジーロマンスがお好きな方に、ぜひおすすめです!

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

あなたが生きる意味は何?と問いかけられたような気がした。
とても刺さりました。

重いテーマだが、重苦しい映画ではない。
アカデミー作品賞を受賞した理由が分かる。

今後辛いことがあった時、一度立ち止
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.1

シンプルなストーリーだが、家族、夢、人生、という重いメッセージが詰まっている。
それをなしえているのは、この設定だろう。

うまくいかずぶつかるのが家族だし、でも最後まで応援してくれるのも家族。

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

プロットが素晴らしい!

シリアスな緊張感の中にコメディ要素もあり、とても楽しめた。
最後の演出がなにより心動かされる。

最高のエンターテイメントだが、最後の最後まで残るやるせなさが何とも言えない。

NIMIC/ニミック(2019年製作の映画)

3.1

10分程度の短編だが、撮影技法や音楽は正にヨルゴス・ランティモス。

ストーリーは、コミカルだが少し怖い、ショートショートのような感じ。
非常にシンプルだが、個人的には結構好き。

細かいところだが、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

先行上映で観た。

なんとも不可思議な世界観!
言葉で形容し難い作品。「R18の絵本」といった感じだろうか。

コミカルだがシリアスで、美しくもグロテスクでエロティックで、バランスが絶妙!

奇妙奇天
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.1

「哀れなるものたち」の予習として。

豪華絢爛な宮廷の中で、欲望、政治、思惑、愛憎が渦巻く世界観が良かった。

音楽もとても印象的。何より、エマ・ストーンが知的かつ可憐で、さらに人間が持つ欲望も表現し
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.9

「哀れなるものたち」の予習として。

全体に漂う不気味で不穏な感じ、マーティンのサイコパス感など、世界観はとても良い。

ただ、ストーリーや展開について正直納得感がないし、作品で伝えようとしているテー
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.1

ジョーダン・ピールが製作に携わった本作。

人種差別という社会派のテーマだが、コメディのタッチもあり、テンポ良く観られた。

が、映画の最後で一気に気持ちを持って行かれた。最後はやるせない、重い気持ち
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

ジョーダン・ピール監督脚本作品の三作目ということで、かなり期待。
が、正直その期待は越えなかった印象。

抽象的で謎めいた部分が多い。
インタビューや解説を聞かないとテーマやメッセージ性は理解できない
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アス(2019年製作の映画)

3.3

ゲットアウトの監督・脚本ジョーダン・ピールの二作目。

本作も脚本が素晴らしい。不気味さやホラー感もあるが、それよりもストーリーで魅せてくれる。
もう一度観返したくなる展開。
三作目のNOPE/ノープ
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