前半よりこっちの方が好き。弓矢三本とか船が飛ぶとか普通じゃない。ヤシの木の使い方には衝撃を受けました。
このレビューはネタバレを含みます
現実の壁を破って過去の記憶を行き来する演出が印象的。ラストの台詞が評価の分かれるところかな。個人的には、彼女は生きても死んでも一生夢(舞台)の中を生きていくという宣言に聞こえました。
この監督にしては柔らかい感じの作品。予定調和で安定したストーリー。
平沢進の音楽にのって進む妄想のパレードの演出がインパクトある。今敏は妄想と現実の境を色んな方法で表現しているけどこのパレードは白眉。
コーエン兄弟作品は全部好きだけどこれがベスト。ノワールなシーンが無くてヒューマンコメディに振り切っているから見やすい。劇伴のカントリーミュージックも良くてサントラお勧めです。
ノンジャンル映画。攻めてる内容なのにも関わらず広く受けているのが才能だなと感じる。ラストシーンがお洒落。
天国ではみんな海の話をするんだぜ。すべてのモチーフが洒落ている雰囲気映画。かなりBLっぽいのもすごい。