本気のしるしに通じるものがあった。パクが弱そうに見えて強く、夫が強そうに見えて弱いところとか。
子どもと片親の1:1の時間が続く。この状況が自分としてはたまらなく好きだが、片親の弱さが出てるのが関係性の美しさに繋がっていると思う。
つらくてみられない作品だった。自分ではない人が共感できる自分を手に入れたくて称賛している。PERFECT DAYSもそうだ。
主人公の実家が金持ちでなく文化的素養もなく、ただ日々の出来事にニヤついて過ごしていた場合、この作品に対する社会的なこの「いいなあ感」は生まれてたのかな。
自分や自分の友だちと重ねてど刺さりしまくった。
主に6人のうち1人が欠けることの受け入れられなさが描かれていたが、その他5人の内面をもっと知りたかった。
これを見て「主人公に共感できなかった」という人のためにある作品だと思った。