sicklychicさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.5

まだ人種差別が色濃く残る時代、
肌の色、立場、性別を超えて
強い絆を築く、夫人と運転手。

現代よりも他人を枠にはめ、
人間として接することが
当たり前ではない時代に
二人は異色だったかもしれないが、
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ヤギと男と男と壁と(2009年製作の映画)

3.3

こういうインディっぽい映画に、
豪華キャストと予算をかけて
映画を作るということに
敬意をはらいたい。
ガーデンステイトと同じ香り。

ジョージ・クルーニーの名演と、
安定のケヴィン・スペイシー。
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パンク・シンドローム(2012年製作の映画)

4.0

Music has no 'borders'!!
音楽に 'ボーダー' なし!

感じ、悩み、考え、歌う。
時には嫉妬も。
なんて気持ちの良い人たちなんだろう。
観終わった後、
最高の爽快感残ります
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.0

なんともまとめづらい、
素敵な映画。

忘れられない初恋を軸に、
登場人物達は、それぞれに
うまくいかない人生を送りつつ、
微妙に寄り添って離れていく。

発端の事件のせいで、結ばれないことを知る少年
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

小学生だった頃、
マラソンの時間に、
[一緒に走ろう]て言われて、
走り始めるものの、
置いていかれるという。
それの人生版のような。

なんとなく周りと違うな
という雰囲気を理解してる自分。
いつま
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シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

5.0


これは、本当に久しぶりに
「いい映画観たなぁ」と
思った作品。

アメリカモータウンレコードから
たった数枚しか売れなかったミュージシャン、ロドリゲス。
場末のバーで自殺した、と
囁かれたりと、期待
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きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

4.0

ショーン•ペンの
ヨレっぷりが最高。

主人公は、なんというか、
孤独な人です。
気遣ってくれる人も
周りにぽつぽついるんだけど、
どうしたらいいか分からないまま
人生を送っている人。

ストーリーラ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.5

エルビスの故郷、
メンフィスでつながる人生。

工藤夕貴の
「一口ちょうだい」
「そっちじゃない」
の流れが、最高にドキドキする。

カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

3.8

邦題、カラー•オブ•ハート。
原題、Pleasantville。

Pleasantvilleは、街の名前です。

恋は人生を色付ける。

無機質だった人生に、
意味を持たせる。

シンプルだけど、
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.5

小さい頃、
お姫様になりたかった女の子は
リアルだとこうなるんだね、と
理解できる、なんとも
ツボにはまる映画。

エイミー•アダムスだからこそ、
嫌味なくキュートにまとまったのかもしれません。

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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

モーガン•フリーマンと
ジャック•ニコルソンの時点で
ダメなわけないんだけれども、
その期待に十分応えてくれる
ハートウォーミングムービー。

ラストへのつながりもまた。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0


重い。とても切ない。
でも、しょうがないこともある。
それでもある人は確実に変わった気がする、と思えた映画。

アイム・ノット・ゼア(2007年製作の映画)

4.0

音楽の素敵さは言わずもがな、
ケイト•ブランシェットが
最高にクール。しびれる。

ヒース•レジャーは、本当にいい俳優だと思わずにいられない。
シャルロット•ゲンズブールのキュートさもきらめく。

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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.5

夢を夢で終わらせない、
とてもリアルな映画。

真新しい世界に飛び込む力と
そこに付随する人達へのあこがれ
生まれるつながり
他人のセンチメンタル
希望からのやるせなさ

大切にしたい映画。

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.5

今日、自分が身につけているモノは一体何個あるだろう?

ゼロから始めて、一日一つ。
5、60個あれば生活は事足りる。
例え仕事にパンツをはいて行かなくても。

本当に必要な、大切にできるモノと、やっぱ
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愛する人へ(2014年製作の映画)

4.5

美しくて、静かで、ショッキングで、ハートフルで、考えさせられる映画。

アンデルセンが過ごしたお城など北欧ならではの景色と、のどかなイメージをもちがちな国に潜んだ問題と、人として生きる上でのバランスの
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

さすがのウェス•アンダーソンムービー。ループっぷりが最高なのと、一番最初のショットで既に素晴らしいアンダーソン節。
脚本のライン運びが美しいです。

Z to Aって。
そういうウィットも最高です。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.8

スカーレット•ヨハンソンの声がとても素敵。主人公の職業が素敵。オリヴィア•ワイルドがもっと観たかった。

それにしても、夜の描写が最高に情緒ありで、それだけで胸が苦しくなるほど。大人の青春がぎゅっと詰
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Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

4.5

友達、家族、男女、興味、
いろいろな愛をDr.パルナサスと現実を通して知る「物語」。
イマジネーションとリアルはいつも隣り合わせ。
最後のニヤリが最高。

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