sさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ノースハリウッド(2021年製作の映画)

4.6

オープニングのコンバースを映すシーンから
始まるのがめっちゃクールやし服を着飾って
女の子探しに行くオールディーズのエッセンスを感じられるのも良かった。
友達との距離感は人間にとって大きなテーマだと思
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デッドマン(1995年製作の映画)

4.6

ジャームッシュはこういう脚本も書けるのかととても驚いた
ショートムービーが何本も続くような繋げ方で
テンポ感も良く一つのシーンに対しての余韻が凄い
ストーリーが面白いのは勿論のこと映像や美術までとても
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

オープニングの通信制限きてるみたいな映像は良くなかったけど手書き文字みたいなフォントが出てきたりする映像はカッコよかった。
SF系のカオスに行ったのは個性的で良かったけど普通に正統派パンクムービーがみ
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.8

情報量ありすぎで理解できず消化不良感は否めないが
サウンドトラックや映画の雰囲気が良いのが
良かった
時代が一緒なだけにワンハリ感強い

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.0

カメラワークと編集がとても良くできていて
ラストあたりの時間が同時並行で進んでいくシーンはとてもよかった
スーサイドと共に幕開けする80'sカッコよすぎ

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

素直になれない気持ちは誰にでもあると思うけど
素直な方がいいよねって再確認できる
人生の節目にいる時の不安な感じが
痛いほどにわかる

ジャッカス FOREVER(2022年製作の映画)

4.1

彼らはずっと青春してる感じで
見てるこっちもほっこりする
言わずもがな最高

アウェイデイズ(2009年製作の映画)

3.3

ストーリーは退屈でファッションは洗練されてないって感じで期待大だっただけに残念だった。
挿入されてる曲はカッコいい

侵入する男(2019年製作の映画)

3.8

おっさんがちゃんとキモいのが
良いけど、やってることめちゃくちゃなくせに
一線を超えるギリギリのところを攻めてくるのが
焦ったくなった

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

なんと言っても絵作りが素晴らしい
しっかりと沖縄の文化を取り入れたりするのもとても
良いし、雰囲気が唯一無二すぎる
組員達が童心に帰って行く過程も見ていて楽しい

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.1

頭に付けてるかんざしみたいなんで毎回ぶっ刺していくのがホンマにグロいし
鼻折るところとか痛々しすぎて昨今のグロ系映画の中では抜きん出ている
前作より笑えるところも多いし、
なんせ緊張と緩和が多用されて
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ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

4.2

スコセッシの初期作品にもかかわらず演出力の高さが突出していた。
最初のハーヴェイカイテルの言葉からの
be my babyと挿入される映像
その一連の流れが最高すぎて涙が出た

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

アスガーが理想の主人公像ではないので
何か裏あるんじゃないかと思ってたら案の定
あったので最後まで好きになれるキャラではなかった。
最後は自分の罪と向き合う形になれたのが
少し良い。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.8

電話越しのレコード合戦は
なかなかのエモさ
女性視点の映画って感じがすごいする

セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.5

頭が変な人ってこんな世界の中で生きてんのかなって想像することができた。
モードの目の色が違うのはどういう意図でしょうか
ラスト1秒はちゃんと怖くてよかった

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

尺も長いし全体的に暗いって聞いてたから
つまんなそうと思ってたけど
テンポ感もよくサスペンスの部分もとても面白く
あっという間だった
歴代のバットマンの中で一番ビジュ良かったし
めちゃくちゃカッコよく
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恋のドッグファイト(1991年製作の映画)

4.1

エディの様な純粋な男になりたい
悪趣味な遊びで出会ったローズにどの瞬間惹かれたのかは分からないが二人の距離が近づいていく過程が美しかった
ローズが戦争について話す場面があるが
今まさに世界中に響くこと
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

モリーとエイミーを通して友情とはなんぞやってのを再確認できた
持つべきは下ネタを話せる親友だよ

ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)

3.9

古典的な地元大好きヤリラフィーのマインドに
似てる感じがあった。
ストーリーはあまり面白くないけれど
とてもカッコいいシーンや
黒澤映画ばりのスモークが多用されてて
クールだった

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.2

基本的に長回しが多くて退屈な感じがするけど
世界観に翻弄されたし圧倒的に引き込まれた
スティーブンドーフのTシャツの着こなしがとても可愛いくて好き

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.4

大まかな内容はサイコスリラーだが
全体にたくさん散らばっているテーマを
汲み取っていける形式はとても素晴らしい
カメラワークや構図も素晴らしくて
とても絵になる作品だ
最後のシーンはチャーリーとチョコ
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.5

挫折や葛藤上手くいかない人生
そこら辺は頑張ってる人、みんなの映画だなと思った
この映画に登場する人たちの言葉はどれも
意味があり、共感することができる。
エンタメ性ももちろんあって面白いが、
そこよ
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

3.0

あらすじはめちゃくちゃ面白そうなのに
ふたを開けてみればそんなにだった
主人公をもっと気持ち悪く描けてもいいはずなのにそこまで気持ち悪くなかったのが残念

ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

4.1

次から次へと個性的なキャラクターが出てくるのと、色々な出来事が巻き起こっていくので
3時間という尺はあっという間だった。
ベティとゾルグを見ていると人生なる様になるなと感じさせてくれるので、マイバイブ
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.9

ウォーレン夫妻の愛を再確認するシーンも
結構いいし、死霊館シリーズにしては愛の要素が強めやった
悪魔のせいなら、無罪っていう副題
全然ピンときてなかったけど見てからやったら好きになった

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.0

ストーリーに色んな愛が混合されていて、ウェスはロマンチックな展開が得意だなと感じた
チャスとロイヤルの関係性にはウルっときた
マーゴの恋愛遍歴のシーンのラモーンズが
めちゃくちゃアガる

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.2

アート系作品でありがちなストーリーはつまんない系の映画かなと思っていたが
ストーリーは王道の逃亡者で面白いし、
車のシーンなんて最高だし、パルプフィクションのブッチとファビアンを思い出した
度々、挿入
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ゴッホ(1990年製作の映画)

3.6

ヴィンセントとテオは呪われてるかの様に
不運続きなのが狂気じみてていい
これを機にゴッホを、掘ってみたくなった
黄色が印象的な映画

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

フォレストの純粋さが
優し過ぎて心現れる
走るだけで面白く見えるのが凄いと思った

スーパー!(2010年製作の映画)

4.0

悪者に手加減しない感じが
最高に面白い
最後はなんか悲しい

酔いどれ天使(1948年製作の映画)

4.0

直接心に問いかけてくるようなセリフ、物語の暖かさ黒澤明の初期作品にして、この頃から物語に厚みが出てきている
志村演じる真田のヤクザにも物怖じしない姿がカッコいい
三船敏郎の華やかさ志村喬の演技力によっ
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イディオッツ(1998年製作の映画)

3.9

この作品を世に出そうと思える
トリアーの勇気が凄い
不謹慎なものを排除していく風潮が
昨今激しくなっているからこそ
こういう作品が力強く感じる

チーチ&チョン/スモーキング作戦(1978年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ何か起きそうな、ところを
神回避で全部かわしていくのが見てて気持ちい
車が揺れて誤解されるシーンめっちゃ好き

シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.9

話のオチは一番好きじゃない展開だったけど
レイニーのファッションがめちゃくちゃ良いのと
ジョニーデップのカッコよさで見る価値はある

マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

3.9

ウディアレンとダイアンキートンの会話がとても面白くて
それだけでも満足
全体の可愛い雰囲気とは裏腹になかなかゲスい殺人事件なのも良かった