映画さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)

3.5

最後まで誰が勝つかわからないのは非常に楽しめた。
話を成立させる目的とはいえヴィックの定期外出が気になったり、誘拐なので身代金受取方法が終始気になったり、話の本筋以外に気が散ってしまうのがもったいなか
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

悪vs悪かつ初めて見る組み合わせが斬新でかなり楽しめた。
最後まで後見人ルールが適用されるのは統一感があるし、出資者が勝つのもリアルだった。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

俳優たちの20年間の変化が見れるのが斬新で、ちゃんと容姿がキープできてるのはさすがだなと。
初代のバレットタイムには及ばなかった。
本筋ではないが、ヘリの空中姿勢キープにカッコよさを感じた。

ロボコップ(1987年製作の映画)

3.5

当時の評判は凄かったらしいが、今見ると大味なところが目立つ。
ロボコップへのダメージの入り方や、あれだけの命中精度を誇った敵の対物ライフルがロボコップには一発も当たらないなど。

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.7

想像通りの起承転結だったが、それでも面白かった。
子供が初めて言葉を話したときのやりとりはリアルだった。
エリンが女弁護士をボコりすぎてかわいそうに思えてしまったので、エリンに対してもっと高圧的なシー
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

大半が倉庫シーンだが、しっかり面白かった。
時系列が逆になると混乱しやすいが、この映画はわかりやすかった。おそらく、各登場人物の過去が順に明らかになっていく、というのが伝わっていたからと思う。

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.2

切り口がスゴい映画。
穏便に済まそうとするが、それでは収まらずに爆発していく過程の描画がリアル。
ホワイトアウトのシーンは妻がわざとやったと思う。
いくつかの解説を読んで、最後のバスのシーンの意味がわ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.3

皮肉の効いた伏線回収、無茶な展開でも納得してしまう細部のリアリティ、余韻のあるエンディング、かなり楽しめた。
あれほど緊張と緩和が混在したエンディングは初めて見たかも。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.5

低予算で尖った良い映画だなと思った。
世間の縮図が表現されている。
老人が「無罪に変えるには確証が必要!」と帽子の人をまくし立ててたが、老人が無罪に変えたのは確証というより「勇気に賛同」だったので、違
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スコア(2001年製作の映画)

3.6

ヒートという映画同様に、盗みの仕事を淡々とこなすデニーロはカッコイイ。
金庫の開け方がちょっと雑。その開け方あるならもう少しスマートな方法あるのでは?と思ってしまった。
潜入シーンの緊張感は楽しめた。

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.8

スッキリしない終わりかた、比喩っぽい表現で言いたいことが伝わりにくかったが、続きが気になって終始楽しめた。
手紙を全戸に入れる場面のみ「そうはならんやろ」となるが、その後は予想の少し斜め上の展開だが「
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.4

変な動作することとメタバースのルールがあるので、面白おかしく変なことをさせやすい構造になっている。
ただ、その振り切ったおバカも個人的にはあんまりだったのと、いくつかの伏線回収のクオリティが低かった。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

テニスラケットの例を見てのソニーの気付きが刺さった。
まわりを説得してアイデアを実現していくところはサラリーマンにはグッときた。
プロジェクトX感。
本人の了承も必要だろうし、ジョーダンの母親のがめつ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.4

霧島の見せ方とスクールカーストの描き方は良かった。
ただ、別視点カメラがあまり効果的ではなかった。
最後の屋上シーンもモヤモヤしたまま。
あと、原作の設定らしいが、映画では、バド部の子の姉が死んだとい
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.3

炎のアニメーションはスゴかったが、わかりにくい比喩表現が多くあまり楽しめなかった。
実績のある監督なので自分には理解できない深い思考で作られているとは思う。
ただ、ピカソの晩年の絵もそうだが、一周まわ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.7

無声映画なので演技中に喧嘩、トーキーを逆手に取って口パク、あたりが良かった。
ダンスシーンが長くて退屈に感じたが、踊りのクオリティは凄いと思った。

バビロン(2021年製作の映画)

3.8

前半のテンポの良さ、栄枯盛衰の見せ方、トランペットの曲が良かった。
ただ、「なにか大きなものの一部になりたい」という伏線回収については、あまり共感できない目標(あまり聞かない目標)だった。
雨に唄えば
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カーズ(2006年製作の映画)

4.2

車でここまで広げるのはスゴい。
世界観が出来てるので、細部まで見てて楽しい。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.7

泣けた。
戦争と手紙の組み合わせはだいたい泣いてる気がする。(良い意味で卑怯)
ただ、よくある捕虜系映画と言われればそう。
船を止めて犬を救うシーンで冷めかけた。

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.9

正義系の突撃Youtuberの元祖だと思った。
それも、気合いの入り方がハンパない。
昭和の風景、思想、を味わえるのも良い。
途中に出てきた人で「遺族の方のみなら話しますよ」と言ったのは、敵の分断を狙
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.4

後半の急展開でぐちゃぐちゃになっていくのは面白かったが、最後はまとめ切れていない印象だった。
モヤモヤで終わる映画でも「スゴい」となることはあるが、そこには到達していないと感じた。

別離(2011年製作の映画)

3.9

結果は言わないんだろうなと思いながらも、あの終わり方ならスタッフロールを必ず見てしまうし、余韻がかなり残る。
伏線をうまく回収していくので楽しめた。
コーランに誓うことのハードルの高さは、時代劇でのお
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ペレ 伝説の誕生(2014年製作の映画)

3.8

泣けた。
役者のサッカースキルが高いのと、試合中のカメラワークも気持ち良かった。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.6

日常の一点を映画にしたのはスゴいなあと思うものの、老人と一緒に行動する場面などでイライラを感じてしまった。
大人であればオチの解決法は最初に浮かんでしまうので、子供の視点で共感する人でないと楽しめなさ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

展開と最後のオチは良かった。
シリアスだが、そう見せないところもイイ。
ただ、手帳のようなことを7年も行うなら、最初からアルモンローに復讐したら?と思ってしまう部分はある。

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.9

内容は想像できたが、それでも面白かった。
フィリーズのチャップマン監督が解雇されるというオチもついて、気持ちいいエンディングだった。

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.3

フォレストガンプのネガティブ版みたいだった。
衝撃的な場面が多かったが、それに頼ってる感が否めない。

スナイパー コードネーム:レイブン(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

相手スナイパーはナイフでなくスナイパーキルして欲しかったし、味方スナイパーが一箇所に一列に並んで攻撃してたのもリアルさに欠ける。
スナイパー映画では戦術やリアルさを描いてほしい。
カメラワークは違和感
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