sidepocketさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

ミステリーでは視聴者(読者)しか知り得ないメタ的な事実があるものだがこの映画にはそれはなく、作品内の登場人物たちと同じ目線で事件の謎を追っていく。どちらも確かそうなときは自らが選び取るしかない

恋は光(2022年製作の映画)

3.5

如何せんそういうキャラだとしても台詞回しとかクサいし原作ありきのトンデモ邦画なのか〜と序盤は思っていたが、振り返ってみるとその独特のキャラの立ち方をうまく料理してるなぁと感心

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

印象を前提として、映画経験値がなさすぎてディズニー的ファンタスティックコメディと未来世紀ブラジル(最近だったらNOVEMBER)的な広義なSFサムシングをかけ合わせた厖大な作品に思えてしまった。
まあ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

淡々と紡がれていく物語。厳しさと同時にどこかあたたかさもある

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

図らずもクリスマスに鑑賞。
原作ではガウェインは誘惑に抗うことで緑の騎士に認められ名誉を得るというものだったが、映画はあくまで翻案であるので、誘惑にも負け、獲物も自分から授けずに果ては命乞いまでする始
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裏窓(1954年製作の映画)

3.7

今では有り触れた手法と思えてしまう(もちろんクラシックなので当然ではある)が、見終わったあとに考えるとジェフが全く動かない(視点が常に同じ)のに2時間を飽きさせずに惹きつけられるプロットはやはりすごい>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.5

若葉竜也と中田青渚が出るならば見に行くしかあるまい
サスペンスでもファム・ファタールものでもヒューマンドラマでもないような、邦画ってそういう間隙を突くようなものが多いよね。
映像として間のとり方が合わ
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.6

メイクの効果が大きいんだろうけど前半のクラリスの顔が死相でも出とるんかってくらいに真っ白で緊張してしまった。音楽と証明、画角の緊迫感は監督が変わっても健在。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.6

プアン見たときはそこまで感じなかったけどタイ語のイントネーションは韓国語っぽいな

ベイウォッチ エクステンデッド・エディション(2017年製作の映画)

3.1

マッチョイズムとかいうか、あけすけな下ネタとかで酒席でいたたまれなくなる感じがあった
プロポーションがよいキャストだけだとジェラってしまうのでロニーがいて助かる

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

元軍人で電子工学の天才というキャラ造形は必要だったのだろうかということがずっと引っかかって

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

ゴジラというよりは戦後の生活、帰還兵にPTSD、ゆるやかな反戦平和思想が描かれる(安易などん底からの一致団結みたいな感動を強要するところは苦手)。
ゴジラそっちのけでヒューマンドラマしてるしゴジラ君は
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.6

終わりのあるものを語る中に、時間や愛、ハチドリといった永遠の象徴が挿入されているのは面白い。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.5

ポスターダサくない?
窪田正孝と清水尋也の不気味さはどこか似ていて違う

執拗に赤を使うところ、父親の愛、小津リスペクトなんかなぁ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

清貧な日常のように見えて何一つ同じことなんてない。変わっていかないものなんてないんだなぁ。
役所広司の感情がないまぜになった表情が見事というほかない。
ラスト、ここで終わってくれというところで終わって
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.5

やさしい人は他者を傷つけたくないがあまり避雷針みたいに傷ついていくのはどうにも皮肉というか。
白城がいなかったら窒息していたとさえ感じる、この登場人物たちへのもだもだした気持ち。
最終的には傷付けてで
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.6

オートクチュール(オーダーメイド)という部分が容姿が変われどもキム・ウジンは一つであるという意図が込められているのだろうなあ

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.9

すれ違いがどんどんハマっていく気持ちよさよ。
似たような映画をだいぶ前に見た気がするが忘れてしまった

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