原典へのリスペクトとオマージュはよくわかるのですが、いま、改めてこの作品を作る意義については、ピンとこなかったのが正直なところでした。
このくらいの描写なら、映倫区分Gなんですね。
画面の暗さが特徴的と思いましたが、エンドクレジットの赤文字も判読しづらく、これは本当に意図した設定なのかちょっと疑問。
実在の事件にインスパイアされた>>続きを読む
ツボは押さえてますね。ロケーション撮影も頑張っていて、一見の価値はアリ。
キャスティングの好き嫌いが、評価の分かれどころかと思います。
なるほど、確かに東宝チャンピオンまつり。
ゴジラが、ジェームズ・ボンドばりに世界の名所で暴れられる、どこでもドアの設定は便利ですね。
個人的な好みでは、ゾンビやゴジラが走るのはズルだと思うほうです>>続きを読む
現代語調の台詞がしんどかったです。
前の映画もこんなでしたっけ?
直近で重厚感ある「SHOGUN 将軍」を見てた影響もあるかと思いますが…
今年のアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞だったので、早速観に行きました。
ヘヴィーです。
こどもや女性が、傷つき、死んでいく様子が何度も出てくるので、かなりコタエます。
これだけ、放送・配信で即>>続きを読む
もちろん、109シネマズプレミアム新宿にて。
「Ryuichi Sakamoto : Playing The Piano 2022+ 」からシンプルに曲を足しただけかと思いきや、別アングル・別編>>続きを読む
ファンが盛り上がっているのは、キャラクター設定にまつわるサプライズなんですね。
今回、フーダニットがメインでもないし、謎解き要素も興味を引くものでもなかったです。
画も意外に乱れてましたね。
この邦題が付く前に、飛行機で見ました。
大人たちの、こじらせ気味の人間関係だけでなく、若者たちの真っ直ぐな心情も並行して描いているのが、いいですね。
いずれは彼らもオトナになるんでしょうけれど。
ウソのような本当の、なんとも気の毒な家族のお話なのでした。
家父長制の弊害があったとはいえ、誰も悪意はなく、家族みんなお互いを愛して頑張っているのに、この推移は“呪われてる”と語られても不思議はない>>続きを読む
グッとくるディテール描写があるとなお良かったです。
ニューヨークのフォトスポットには行ってみたくなりました。
なるほど、「アラビアのロレンス」に似た、共感できない歴史上の人物伝ですね。
思った以上のオールスターキャストで、あれ?この人もいる!的な、脇役に気づきが多い作品でした。
監督・撮影が強力なのはもち>>続きを読む
予告編の出来がすこぶる良くて、観に行きました。
そういうとき、本編の完成度と一致しないこともありますが、これはそんなこともなく、とても気に入りました。
長回しを厭わず、作中の空気感を維持する撮影の>>続きを読む
ずっとガン飛ばし続けてるゼンデイヤが最高なんですが、フローレンス・ピューのナレーションといで立ちも好きなのでした。
そりゃ、こんなキャストが真剣にやってたら、どんな世界観でも、凄い映画になりますよね>>続きを読む
長めの上映時間が全く気にならないストーリーテリングで、語りの巧さに自然に引き込まれます。英語中心で良かったです。
ドキドキ、ハラハラしない、淡々とした法廷シーンも良いですね。検察側が典型的な悪者っぽ>>続きを読む
アイディアもキャスティングも良いのですが、ちょっと冗長で惜しい。
アクションとしての見せ場の設定が、そこにその尺が要るかなぁ、と思ったり。
実話っぽいけど、まんま実話じゃないのですよね?
ガイ・リッチー 、いつもより贅肉を削ぎ落として、これはストイックな作りでした。
相変わらず、ヘンな監督の、ヘンなお話でした。
演劇のナレーションでふと眠気が…
達者な若手のキャストは、はてどこかで見たことある気が…だったのですが、調べると映画はなかったです。
監督は、シャーリーズ・セロンの「オールド・ガード」の人なんですね。
歴史的に抑圧されてきた、黒人で>>続きを読む
ウディ・アレンは、いつものようでありつつ、初期に戻ったようなクラシックなヨーロッパの監督達への敬愛をこれまで以上にストレートに出しているのは、老いからくる幼児化・退行?と思わなくもない。
2020年>>続きを読む
前作すっかり忘れていて、内容を覚えてなかったです。
新味がなく、展開はいろんな作品のパッチワークのような印象でした。
原作とはタッチの異なる杉元とアシリパなのに、成立させられてるのはいいですね。
キャスティングはどれも成功していると思いました。
動物のCGはよく出来ていて、食事シーンがどれも美味そう。
先住民族へのリ>>続きを読む
ミスリードとヒネリの多い、異色作ですね。
ジャンルも知らない方がいい感じ。
バリー・キオガンのキモ演技は、脳裏に焼き付きます。
他のキャストも光っているので、そのアンサンブルも見事でした。
想像してたより面白い部分もありつつ、でもちょっと長く感じました。90分台で綺麗に終われるくらいがいいのでは。
観ている最中は、舞台劇が原作に違いないと思わせる出来でしたが、映画オリジナルのようですね。
原則お店の中だけに限定して、少人数による凝縮された芝居でストーリーが展開されるのは、スリリングでした。
降霊術を回し飲みドラッグのように楽しむ、愚かなティーンエージャーという設定が、ユニークですね。
やめときゃいいのに、余計なことをするのはお約束で、その結果、うわぁ、となる展開に反応してしまい、作り手の>>続きを読む
本編冒頭に、カンヌの男優賞受賞と出るので、どうしても、始まってしばらくは、このトーンで賞とはどういうことだろうと思い、展開に探りを入れてしまう自分がいました。最終的に、そうか、とは理解するのですが。>>続きを読む
優等生過ぎ、八方美人、フラットすぎるのは、イマドキの配慮によるのでしょうか。
感想が書きにくい作品でした。
午前十時の映画祭で。スクリーン環境でジェリー・ゴールドスミスの音楽を聴きたくて行きました。
ガッツリと傷のあるフイルムコマがあるわ、ブロックノイズも出るわの上映素材でしたが。
期待のバヨナ監督作品。
地味(抑制せざるを得ない)なトーンながら、語りにはちょっとヒネリありでした。
「生きてこそ」は封切りで観ていますが、ディテールはすっかり忘れていました。
なので、なかなか助か>>続きを読む
レギュラーキャラクターたちの出番をうまく配置して、親子3人の見せ場もしっかりあるので、ファンの期待には応えていますね。
下ネタに振ったのは予想外でした。
神様には笑ったけど。
アリシア・シルバーストーン、わからなかった!いい感じの熟女になりましたね。