ちょっと時代遅れというか、20年以上昔のボツ脚本を引っ張り出してきたようなストーリー。
デジタル機器とSNS全盛の現代には合ってませんね。
エンドロールになるまで、エイダン・クインが識別できなかった>>続きを読む
映画にならなければ、知らないままで過ぎてしまいそうな出来事を描いてくれて、そのことに感謝です。
もちろん、活字もあるでしょうが、映像で再現して語られることは、自分が興味を持って観たように、こうして広ま>>続きを読む
映画少年の映画愛に満ちたサクセスストーリーにはせず、家族の物語が綴られていきますね。
ユダヤ人のアイデンティティと偏見への抵抗は、正直、他人事です。
離婚へ至るお母さんの心情は、今回初めて知りました。>>続きを読む
アカデミー賞の最有力候補…という肩書きで期待すると、トンデモナイ作品。
根底には普遍的なものがあるとはいえ、設定は決してとっつきやすくはなく、カンフーアクションで全てが解決するわけでもない。いやよくこ>>続きを読む
とんでもない、想像の斜め上を行く面白さ!
「ロジャー・ラビット」の発展形というか、さらに悪ノリしていて、よく作ったし、関係するアニメーションキャラクターも実際の俳優も、懐が広いなぁと感心するのでした。
久しぶりに、ニコラス・ケイジの新作を見たのでした。
ちゃんと代表的な過去作の映像を借りてきてたり、関連アイテムも揃えたりと、手抜きのないところに好感が持てました。
普段は飛行機で初見はしないのですが>>続きを読む
監督チャゼルの映画史観が、意外にレベルが低く短絡的に見えて拍子抜け。
マーゴット・ロビーを観るにはいいかもですが。
「ダイ・ハード」の最初の2作と、「ホーム・アローン」を混ぜた感じですかね。
長めの上映時間だなと思ったものが、観ているうちに、音楽に包まれながらずっと話を聞いていたいと思わされ、聴かせるべき曲にちゃんと尺を割いた構成のおかげで、音と画に心を揺さぶられて滂沱の涙が。
監督のト>>続きを読む
結構、ヘンなお話でしたね。
キャストはみなさん、芸達者でした。
撮影の色調とロケーションもいいです。
主演×監督のコンビネーションに信頼があるので観ました。
安定のクオリティで、いい面構えをしたキャスティングですね。
ロバート・デュバルが元気そうで、なにより。
気になってましたが、英国アカデミー賞で評価が高いと聞き、やっと観ました。
とても良くできてるのですが、何かが足りない気がしたのでした。
遅ればせながら、ようやく観ました。
マンガみたいなストーリー展開で飽きさせず、このテンションとクオリティで仕上げるボリウッドの力量に感心しつつ、ダンスシーンを観て、映画スタアとは、こういうことなんだな>>続きを読む
アシュレイ・ジャッド本人の出演は事前に知りませんでした。
グウィネス・パルトローの元彼であるブラッド・ピットの制作プロダクションが参画してますね。
「大統領の陰謀」とはいかないまでも、現代史のひと>>続きを読む
想像以上にヤバいですね。監督のなかに、どんな世界観と破壊衝動を抱えているのやら。
メジャーなエンタテインメント作品での素晴らしい仕事でその名を轟かしておきながら、自ら作りたいものがこれとは、その落差>>続きを読む
今の世に、飛行機という密室で、死の病のウィルス感染という題材を選ぶのは、チャレンジャーというか、神経が図太いというか…。
観ていると、とうぶん、飛行機に乗りたくなくなりますよね(苦笑)
パンデミッ>>続きを読む
殺人は起こりますが、陰々滅々とはせず、笑いも交えながら、犯人を懲らしめる娯楽作になってるのが良かったです。
パンデミック社会を取り入れているのも、エンタメ大作としては、珍しいですね。撮影当時の判断だ>>続きを読む
宣伝でよく使われる“ヒューマンミステリー”というのは、この作品には相応しい感じですね。
観るとすごく良かったのですが、宣伝などからだと、なかなか足を運ぶまでには至らない感じが惜しい…。
まずはIMAXで観ました。
海好きのキャメロンが、頭おかしいくらいの世界を構築していて、ロケーション撮影してるとしか思えない画力を発揮してますね。
音楽も亡きホーナーのメロディを生かしてて、帰って>>続きを読む
原作既読。
画が動くことに何の心地よさも感じられず、CGとモーションキャプチャーが、ここまで感情移入を妨げるものになるとは、新たな発見でした。
不幸な身の上話も、ドラマチックにするための道具にしか見>>続きを読む
ヘンな映画です。ブラックユーモア、マシマシ。
まずは脚本がユニークで、それをムードたっぷりに視覚化したスタッフィングもいいですね。
レイフ・ファインズのキャスティングも見事。
ジョーカー的存在の>>続きを読む
作家の個性とビジョンがよく出ていました。大規模な長回し撮影も堪能。
キュアロンの「ROMA/ローマ」がそうでしたが、いまどき、このテのお金はかかるけど、エンタメ性の低い作品を、クリエイターに好きに作>>続きを読む
名脇役デヴィッド・ストラザーンの出番が久しぶりに多い映画で、思ったより老けてないのが、(メイクであっても)嬉しかったです。
渋い。ほとんど侘び寂びですね。
オープニングタイトルだけガラリと異なりますが。
UAの「水色」が(歌無しですが)流れてビックリ。ここぞというところで流れる坂本龍一を含め、日本と縁があるのですね。>>続きを読む
意外とチャレンジングなプロットでした。
時代設定が絶妙です。
フローレンス・ピューの生意気顔が好きなんだなぁ、と改めて自覚したのでした。
シンプルな感想は、現実を顧みると、ちょっと重い。
これまでの隕石落下や大雨から、さらに踏み込んで、よりリアルな自然災害に言及していて、その意味で挑戦的です。当たり障りのないところで終わらせない覚悟が>>続きを読む
中盤、主演の二人がはしゃぐシーンが、観ていて楽しかったです。
ジュリア・ロバーツの大笑いは、今も効きますね。
オールスターキャストのアンサンブルは面白いのですが、ちょっとテンポが鈍る感じが惜しい。
かつてこんな陰謀があったとは初耳でした。
テーマは、いま語るべき意義のあるもので、作り手の志はとても良かっただ>>続きを読む
導入から基本的には原作に忠実ながら、テンポもムードも、主人公の風貌も違うわけですが、オリジナルと同じ構成の後半の転換ポイントから、原典のマインドにグッと近づいたと感じ、涙を流すに至ったのでした。
そう>>続きを読む
エリック・バナがいるだけで様になるのがいいですね。
原作未読ですが、探偵ミステリのツボを押さえたタッチで、とても良かったです。
うっかりしてたら、上映館も減ってしまい、慌てて滑り込みで観ましたが、>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
ハリウッドメジャーからすると、一種の異郷の時代劇大作で、キャストのバリューがあるとはいえ、よくまあ、ここまで作家に委ねたなぁ、という点に感心。
今はひっそり暮らしている人物が、実はいわく付きの過去があって滅法強かった…というジャンルもの(?)のオバサマ版。
アリソン・ジャネイをキャスティングしたところが勝因ですかね。
始まりはシネマスコー>>続きを読む