simerikawaさんの映画レビュー・感想・評価

simerikawa

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笛を吹く男(2015年製作の映画)

2.5


韓国ホラーといえばこういうの!だけど。。。



以前filmarksの人怖映画特集を見て興味を持った作品です。
もともと韓国産のバイオレンス寄りのサスペンスや、ホラーが好きなのでかなり期待して観ま
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0


マトリックスを超えられなかったマトリックス


マトリックス三部作の続編。
観に行く方のほとんどが三部作を鑑賞済みかと思いますのであらすじは割愛します。

最初に書いたのですが、いろんな意味で20年
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アントラーズ(2021年製作の映画)

3.0


グロ、クリーチャーへの拘り(Disney+で観られる。。。)



ギレルモ・デル・トロ制作のホラー。
制作されてるのは知ってましたがDisney+で配信されていてビックリ。
そして観た結果この作品
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8


『2人』ホラー


生まれつき体が弱く、たくさんの薬を飲みながら車椅子で生活するクロエと、それを支える母ダイアンの2人は郊外の一軒家で生活していた。しかしクロエはある日、母が差し出した薬の一つに疑念
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.0


いろんな『原点』みたいなものが垣間見えた気がしました


いつか観ないとなーと思っていたのですがなかなか踏み切れずいたところ、お仕事の資料として必要になり、ようやく鑑賞いたしました。

感想ですが、
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.3


これが日本で起きていたって信じられますか?



『あさま山荘事件』って知ってますか?
私は正直この映画を観るまでよく知りませんでした。
この映画は、その『あさま山荘事件』に至るまでを描いた、、、革
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

3.8


モキュメンタリーでPOVでタイムリープで


コワすぎ第四弾の相手は『トイレの花子さん』です。
今回の投稿者の奈々と英里の二人は、廃校となった母校に侵入し、花子さんと遭遇してしまう。。。花子さんと遭
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.5


スーパーマン(悪)


映画において提供される暴力、について考えさせられた『ファニーゲーム』の感想を書いたあとにこれを書くのはどうかと思いますが、面白かった。
たまにはこういう映画があってもいいと思
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ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

3.5


観る人を『不快』にする為に創られた映画


たまに「一番胸糞と思う映画なに」と聞かれることがあるのですが、そんな時私は「ファニーゲームかな」と答えます。
なぜならこの映画は『観る人を不快にする』為に
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

4.3


人喰い高速カッパVSおっさん(バフ有り)


コワすぎシリーズ(劇場版以外)で私が一番好きなのがこちらの第三弾です。

第三弾は、人喰い河童の言い伝えが残る池で河童の捕獲を試みる工藤D率いるコワすぎ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.8


幽霊には呪物をぶつけんだよ!


傑作モキュメンタリーシリーズのコワすぎ!第二弾は、『絶対出る心霊スポット』に潜む幽霊を撮影するため、工藤D率いるコワすぎ班が奮闘するお話。。。と思いきや、物語は思わ
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地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

3.8


『閉塞感』がもの凄いPOV


『賢者の石』の手掛かりを頼りに、主人公達はパリの地中深くにつくられた世界最大のカタコンベへと足を踏み入れるが。。。というあらすじのPOV作品です。

結論から言うと、
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「A」(1998年製作の映画)

4.5

無知だった私は、ドキュメンタリーにも『主観』があることを知りました。


監督である森達也氏が、当時オウム真理教の広報部長だった荒木浩氏に密着したドキュメンタリーです。

この作品を観た当時、私はドキ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.8


『投稿形式ホラービデオ』を逆手にとった傑作モキュメンタリーシリーズの始まり。


白石晃士さんが監督する『コワすぎ』シリーズの第一作目です。
お話は、ディレクター工藤とアシスタント市川、カメラマン田
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

4.0



『宇宙を漂流する』ことのリアル。


結構前に観たのですが、ずっと頭のどこかに引っかかっている作品です。
お話は、火星移住の為に8000人の人間を乗せた『アニアーラ号』が不慮の事故にあい、燃料を失
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刑事グロム vs 粛正の疫病ドクター(2021年製作の映画)

3.3

ロシアでマーベル、DCに負けないヒーロー映画を創ってやるぜ!!

。。。という気合をとんでもなく感じる映画でした。
正直観る前はかなり舐めていたのですが、実際観てみると画面から予算がかなりかかっている
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.3

「帰りたい」そう叫んで線路に立つ男、彼は何を思い、何故ここに至ったのか、その人生を遡って描いていく。。。そんなあらすじです。

苦しい、辛いけど、常に自業自得とも感じる描き方がされていたと思いますし、
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オアシス(2002年製作の映画)

4.3

観ている間ずっと内臓が鷲掴みされている感じでした。


社会に馴染めず、刑務所帰りで皆から煙たがられる男性と、脳性麻痺で身体に自由が利かず、家族からも取り残された女性が出会い、心を通わせていくが。。。
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クライモリ/間違ったターン(2003年製作の映画)

2.8

1人で救助いく捜索隊ほんと頭悪くて笑えます。とくに夜行く人。笑


リブート版に興味があったのでとりあえずこちらを観てみました。

結構前の作品ですが、ゴア表現や特殊メイクなどよく出来ていました。
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パラドクス(2014年製作の映画)

4.0

ループもの好きな方は観てください!でも好きな方はもう観てるかも。。。
ジャケットはかなりイメージが違うので無視してください。


『バタフライエフェクト』や『トライアングル』などとはまた毛色の違う、生
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ファミリー☆ウォーズ(2018年製作の映画)

2.0


あえてチープなことしようとして、ただのチープになっちゃったさくひん。


でも映画一本創れるのはすごい。

悪童日記(2013年製作の映画)

3.0


純粋な子供達の話でした。

祖母の家に疎開した双子の兄弟は、戦禍を生き抜くために、強く、逞しく、そして残酷になっていきます。
でも、最後まで子供達は純粋でした。生きることに。最後の選択も。

作中過
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.0


こういったジャンルのお手本、みたいな作品でした。


脚本から演出からワークまで、教科書のように綺麗にカッチリはまっていて、こいつ怪しいよ、これヒントだよ、ときちんと見せてくれるので、良い意味では違
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.0


脅かしやビジュアルだけに頼らない、確かな怖さがありました。


「ワッ!」と大声で言われたら誰でもビックリしますし、内臓まみれのクリーチャーがでてきたら大体の人がキモいと言うと思います。
それが怖い
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ディセント2(2009年製作の映画)

3.0


音を立てたら即死(即死しない時もある)


最近ディセント1を観直してなかなか面白かったので、そういえば2の方だけ観ていなかったなーと思いDVDレンタルにて鑑賞しました。ちなみに2は1の直後のお話な
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放送禁止 洗脳 邪悪なる鉄のイメージ(2014年製作の映画)

3.0

本作はずっと観たかったのですがどこにも配信されていなくて。。。やっとレンタルショップで見つけて視聴できました(T T)

印象としては同シリーズの他作品と比べ、作品内で伏線〜回収までかなり教えてくれて
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劔岳 点の記(2008年製作の映画)

3.8

流行りのカメラワークやレイアウトではありませんが、1カット1カットが洗練されていて、渋くて、奥行きのある、こだわり抜かれた映像でした。

私は木村大作さん、そして黒澤明さんにも明るくありません。ですが
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オカルト(2008年製作の映画)

4.5


『地獄だぞ!!!』

白石監督のホラー作品は、恐怖と、笑いというかシュールというかのバランスがとにかく絶妙だと思います。
同監督作品は好きなものがたくさんあるのですが、一番を決めろと言われたらこちら
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一命(2011年製作の映画)

3.8

痛みの演出がすさまじかったです。

同じく三池監督作品の『オーディション』を観たときにも思いましたが、観ている方も痛みを感じてしまうような、そんな演出がとても上手な方だと思います。
痛そうな映画も見慣
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関ヶ原(2017年製作の映画)

2.8

タイトルの『関ヶ原の戦い』をハイライトとして、石田三成の生き様を描いた作品です。

セリフの8割ぐらいが早口で捲し立てているような印象で、正直セリフからは内容が全然頭に入ってきませんでした。
結末や登
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囚われた国家(2019年製作の映画)

3.5

エイリアンが地球に攻めてきた!。。。その後を描いた作品です。

その後っていうのはちょっとめずらしいですね。
そしてエイリアンとの戦いに敗れた人間は、統治され、搾取され、管理されています。そんな中、反
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.8

子供達が強力して敵を倒す、みたいな王道展開は分かります、そういう映画ですし、、、でも最後物理で殴るのはなんかシュールで冷めちゃいました。

スタートから子供にも容赦がなく、よくあるぬるい作品とは一味違
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MAMA(2013年製作の映画)

3.8

『ママ』のあの動きを発明した、それだけで価値のあるホラー映画だと感じました。

大袈裟ではなく、この映画を観たのは数年前ですが、今でもあのシーンのあの動きは脳裏に蘇ります。それぐらい恐怖を感じる動きを
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