やわらかさんの映画レビュー・感想・評価

やわらか

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来る(2018年製作の映画)

2.9

ホラーというより、エンタメに舵を切っているような作品だった。

不気味なシーンはあるものの、それよりも癖のあるキャラクターや他にはない派手でおかしな除霊シーンなど見ていて飽きなかった。

ホラーという
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.5

記憶用。
前情報を知らずに見れたことに感謝。
子供を映すカットがとても神秘的で良かった。

アス(2019年製作の映画)

3.4

日本人が見てもあまりピンとこないが、アメリカの背景を知るとメタファーやもう1人の自分たちのことを理解できる作品。
最後のシーンはとても好み。

インセプション(2010年製作の映画)

3.2

最後のシーンはよく思い出す作品。
映像は魅せ方を模索して、飽きないような絵作りはとてもよかった。
ただ、シナリオ自体がやや遠回しに感じてしまった。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

まずカメラを止めたカットが多く、なおかつ画面は全体的に淡いブルーの背景を多用してこの物語の作品の雰囲気をより暗くしている。
それにも関わらず、シチュエーションが恐ろしく良く背景が綺麗すぎてそのギャップ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.1

怖くはないが、近未来こんなことがありそうといった内容と、現代的な問題を上手くテーマに掛け合わしており、ただのキャラクターホラーとは言えない作品だった。

ミーガンというキャラクターが不気味ながらもどこ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

不気味で他にはない奇妙な映画。

舞台のシチュエーションもよく、それに合ったカットも多く見ていて飽きない。

内容はどんでん返しがあるというよりは、他にはない体験ができるといった方向性を持っていて、時
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.3

推理パートもいいが、何より2人の関係性がとても好み。
切り取られたカットも惹かれるものが多くて、場転も多い中でも全く違和感のないカットの繋がりが多く、映像としてもとても楽しめる作品でひた。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

2.6

A24っぽい宗教観とホラーを混ぜ合わせたような作品。説明などはあえてせずに、暗喩で内容を表現していることが多すぎるため初見では面白さがわかりづらそうではある。
とにかく人を選びそうな作品。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

映画は見終わっていい体験だったで終わるものもあれば、その映画を思い出してシーンの意味をキャラクターの心情を自分なりの解釈で考えて作品をより形づけていくものがあると思う。

この映画はまさに後者にふさわ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.4

映像が白黒なこともあり、色数が少ないことで役者の表情がとても変わりやすく、合わせてカットのどこを見て良いの分かりやすく感じた。

作品としては本音を話すことは難しいということを一貫して感じた。

叔父
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ファンに向けたファンサービスの詰まったエンタメ映画といった印象。

細かいところなどは一旦考えずに迫力ある映像や各キャラクターの見せ場を大画面で見ることができて、とても楽しめた。

ただ、結局終わり方
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

映像表現が混沌としていて見ていて飽きない画面作りと、テンポ感にもかなり意識をしているのかスピード感のある場面転換が多く、そこについていけるかで評価が分かれそうには感じました。

また、エヴリンというキ
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スマイル(2022年製作の映画)

2.6

予告がピークでした。
ジャンプスケアがわりと効果的ではなかったり、怖がらせたい要素が刺さりづらかったりしました。
怖さを溜める演出などは良かったです。

正欲(2023年製作の映画)

3.6

多様性という言葉を使って寄り添おうとする世の中はとても独りよがりだと感じながら生きていました。
本当に多様性を求めている人たちがまるで見えていないとも同時に感じていました。

この正欲という物語も多様
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョーカーのオリジンストーリーとしては隙がなく、演技力の高さもあって、ジョーカーに感情移入せざるを得ない映画体験となっていた。

ジョーカーはあくまでヴィランであり、悪であることには変わりないのだが、
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

ガーディアンズオブギャラクシーを追っていて、本当に良かったと思える作品でした。

始まりは今までとは違い賑やかというよりは悲壮感のある雰囲気を感じましたが、キャラクターが今まで積み上げたものを存分に活
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.2

特殊なシチュエーションと豪華な登場キャラクターでコナンの映画らしく楽しかったです。
ただ、豪華な登場キャラクターのせいか、やや一人一人の活躍が薄味に感じるところがあったり、映画ではよくある派手な演出が
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.8

アニメーションの映像表現として3Dでこんな表現ができるんだという新しいアニメーションの幅を確立した作品に感じました。
ストーリーとしても、しっかりとキャラクターの個性があり、演出や音楽でよりそのキャラ
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.1

綺麗でどこか懐かしい背景作りと、その厚みを出すように最高にマッチした音楽が最高でした。

お話は予想を想像以上に裏切るわけではありませんが、丁寧に集約する形は好みでした。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.6

怖いというより、様々な点で作り込まれた見応えのあるホラー映画でした。

怖い演出、また残酷な演出も多かったですがその映像のインパクト多かったのはもちろん、モキュメントのホラー映画が増えている中でよりイ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

アントマンらしからぬ、壮大な世界ながらもアントマンらしい作品でした。
スコットの芯の部分は1作目から変わらずにキャラクターがとても魅力的です。

作品の規模も今後の作品はより壮大になりそうなら予感をさ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

意外すぎるどんでん返しがあるわけではないが、それを予感させる細かな演出と効果音で観客の不安を煽るのがとても秀逸でした。
ストーリーを終結する流れはとてもスピーディでなおかつ繊細で見ていて飽きることはな
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