カプカさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ジュリアン(2017年製作の映画)

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共同親権を盾に子供に会いたいという理由で離婚したDV夫が元妻の居所を聞き出そうとする恐ろしい映画。
全編劇伴無しで生活音が大きく、シートベルトの音などが響く中でのドライブの緊迫感、ずっと辛そうな子供の
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

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亡くなった父との思い出のパプリカチキンのため奔走するコメディ。塗り方や線など独特なアニメーションがすごく良かった。
ストライキや団地の子供達などフランスの社会背景を描きつつ、巻き込まれていく状況が楽し
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

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いつものド派手コナン路線と違い、キッドをきっかけに北海道を舞台にしたお宝争奪戦が地に足のついた謎解きとなっていて、平次の告白問題のラブロマンスを絡めての見ごたえある話だったのですが
終盤はきっちりトム
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名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

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飛行船がテロリストに襲撃されコナンとキッドが共闘し危機を乗り越えていく話
蘭に新一がキッドなの?という疑いをかけられながらダイ・ハードをやる所が面白く、展開的に強引な所はありますがコナン映画なのに死者
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

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お祭りアクションとしての路線が極まっていて
いきなりスーツケースで運ばれるコナン君、マーライオンの吐血に、強すぎて人間じゃないスーパー京極さん、そしてシンガポールをド派手にぶっ壊しまくるのが面白すぎる
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名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

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インペリアル・イースター・エッグをキッドが狙い平次を交えての対決から、後半のお宝の謎を解いていく展開の面白さに、この頃の蘭に正体がバレるかもというハラハラが面白い
ロマノフ王朝の異説を上手く使ったオチ
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名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

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最近恒例の劇場公開前のキャラ紹介のテレビアニメ総集編
キッド誕生話をお約束となったゲストキャラバージョンの自己紹介描写が楽しい
時計台編で青子との思い出を語り、脅威空中歩行を挟み映画とは違うトリックメ
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我は神なり(2013年製作の映画)

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ダムに沈む村と金目当ての詐欺宗教、娘に暴力を振る最悪の男の嘘と真実の物語をダークに映したアニメ。
偽物の楽園にすがり保証金を差し出す貧しい村の人々と最低な男だけが真実を叫ぶ状況。
信じたい物語のために
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パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

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新日本プロレス協力による絵本原作の映画化作品。
ヒールレスラーだということを隠す父を子供目線で描きつつ、棚橋選手演じるかつてエースだったがやられ役の覆面レスラーとしてのドラマが良い。
試合シーンもカッ
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

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これが実話というのが衝撃的でした。
地元大スターのプロレス一家と生まれ、親の夢を背負わされ過剰な上昇志向と男らしさの犠牲になる兄弟達、家族が大好きだからこそ辛い表情する姿たまりません。
"呪われた一家
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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アメリカに移民し結婚し韓国に住む初恋の幼馴染と20年ぶりに再会する三角関係のラブストーリーながら静かで地に足がついていて
言語と名前が違う少女時代と現在の自分、お互い違う所を見る男性に挟まれ、あったか
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大名倒産(2023年製作の映画)

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浅田次郎原作、いきなり大名になってしまったが25万両の借金を返さないと切腹というコメディ時代劇
無理にコミカルにしすぎる所は好みでは無いですが、大筋の話は面白く、中抜きによって前の世代が作った負債を若
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

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新海誠監督による死の世界と繋がるといわれる地下世界への旅を描いたファンタジー
「さよならを知るための旅」と言うように、それぞれが懸命に旅をする中で、亡くなった人への想いは消えず喪失感を抱えながらなお生
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湯道(2023年製作の映画)

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銭湯を営む兄弟を中心にお風呂に関してのそれぞれの思いを描いていく豪華俳優陣による群像劇となっていて、シンメトリーや横にスライドしたりと独特なカメラワークで映される映像が見ていて飽きない楽しさがありまし>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

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ジブリ初のテレビアニメを当時の若手スタッフで作った作品
転校生の少女と親友との青春物を実写で出来そうな人物や演出をし、複雑な気持ちを押し潰しツンツンする少女と恋心がわからないそんな関係を、高知の綺麗な
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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

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アマプラ配信映画。
長年でっち上げてた架空の友達をジョン・シナ演じる役者にやらせるなりすましコメディ。下ネタ満載な昔のファレリー監督なノリが戻って来たという楽しさに、ジョン・シナのキャラが良い。そして
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

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子供が失踪したことから始まり恐ろしいサスペンスに展開してくドゥニ・ビルヌーブ監督作。
アメリカの保守的な親と子を守りたいという思いが錯綜していく展開がすごく。囚われた人々という意味の変化が面白い。宗教
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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オッペンハイマーの主観によって、いかに核の世界に突入したかを描き。
常に核のビジョンを見る男のそのイメージの迫力と民衆の反応によって観客にも恐怖を見せながら、口には出さずとも世界を決定的に変えてしまっ
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SAND LAND(2023年製作の映画)

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鳥山明原作の短編マンガのアニメ化作品
強いけどぬけてる悪魔によるギャグやデフォルメされてもカッコいいメカなど鳥山明らしさが詰まっっていて、それが綺麗に動くアニメが気持ちい。
老兵の後悔の物語と共に旅を
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

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アマプラに配信された1989年の同盟タイトルのリメイク作
用心棒の男が戦う物語で、ジェイク・ギレンホールの鍛え上げられた肉体とUFCのチャンピオンだったコナー・マクレガーの体がぶつかるアクションと、ワ
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

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ドラマシリーズは未見でしたが楽しかったです。
死体を操る呪術で大企業に復讐する者との戦いなのですが、脚本がヨン・サンホということでSFっぽさと日本のマンガ的な感じの絵作りが面白い!
大量の死者との戦い
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

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運び屋の女性が子供を助けることになるベイビードライバー+グロリア的な映画。
パク・ソダムさんもカッコいいし敵のサイコパスぷりやカーアクションも良い感じでこれぐらいのが見たいを叶えてくれるのですが、ラス
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パレード(2024年製作の映画)

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Netflix配信の豪華俳優陣による亡くなった者達の群像劇を描いた映画
震災で亡くなった母などの霊がそれぞれ残された者達への思いを描いていくのですが驚くほどハマれませんでした。
話ごとは感動的だと思う
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

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遺産目当ての殺人犯とそれを脅す子供達というジュブナイルノワールな展開で始まりから面白い。
犯人と少年との頭脳戦を金子修介監督らしくデスノート的に盛り上げる巧みさ。ガメラ3のように少女を美しく撮りながら
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

突如巨大円盤が現れながらも普通に日常を暮らそうとするポスト3.11的なSF
陰謀論やSNSの反応、政府の動きなど様々な物を交えながら、自意識が爆発してるサブカルな少女達の友情と生きようとする青春物語が
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

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なろう小説原作の大正時代を舞台にした和風ファンタジー
異能の力を持つ一族で無能として生まれた娘を主役に帝都物語+シンデレラという組み合わせで、キラキラ映画として愛される資格が無いと思いこまされた不憫な
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なくもんか(2009年製作の映画)

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脚本宮藤官九郎、主演阿部サダヲ作品
親に捨てられ生き別れた弟と再会するが邪険に扱われ、不幸を背負った男だが笑顔であり続ける悲しみと可笑しさの哀愁あるコメディとなっていて、これでもかと設定をモリモリなの
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シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

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二足歩行のワニが可愛く見てきたり、ショーン・メンデスの歌は良かったのですが、家にワニがいることに驚くという描写を結構繰り返しが多く、それぞれ抱えていた家族の問題がアッサリしていたり、人前で歌えない事へ>>続きを読む

FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

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イルミネーション・スタジオ最新作。
臆病な父親カモが安全な池を飛び出し家族と冒険をするというシンプルなストーリーながら、ワンカットで見せる飛行アクションがカッコイイ。森やニューヨークの街を飛び立つ姿、
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ラバー、ストーカー、キラー(2024年製作の映画)

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Netflixで配信されたドキュメンタリー。
出会い系サイトで知り合った女性にメールで脅迫を受け続け長期間ストーカー被害にあいそれを捜査していく内容なので、ミステリ映画みたいな展開で驚いだったのと、そ
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

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母の遺言で会ったことが無い父と兄を探してくれということで明かされていく母の物語。
過去の回想と現在の聞き込みをクロスさせながら描かれる知らなかった壮絶で重すぎる運命とそれでも残る母の愛。荒野の地で燃え
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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これの映画を映画館で観れてよかったという喜びに満ち溢れた作品でした。前作の静かさとは対照的に戦いの数々を演出する音の凄さと砂漠の映像、洗練されたデザインが素晴らしい。
運命に定めらた英雄の道を行く若者
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スクランブル(2017年製作の映画)

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ワイスピに出演したスコット・イーストウッドを主役に、マフィアの抗争に板挟みになりながらアンティークカーを盗む話
オーシャンズのような計画はあるのですが94分と短いので作戦内容やチーム感も雑ですが、美男
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

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台湾映画「1秒先の彼女」を山下敦弘監督、宮藤官九郎脚本でのリメイク作。
元の内容から男女逆転させて岡田将生さんの残念イケメンっぷりが楽しい。思ったより原作と近い展開ながら舞台を京都にして地元ネタを入れ
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オンマ/呪縛(2022年製作の映画)

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韓国からアメリカに移住し暮らす母と娘そして叔母の物語。
アメリカの地で電気を使用しないで生活し、母の虐待のトラウマとそれを引き継いでしまうのかというホラーなのはわかるのですが、話がストレートすぎるのと
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OUT(2023年製作の映画)

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品川ヒロシ監督作のヤンキー映画。
年少上がりで次ケンカをしたらアウトな主人公が暴走族のケンカに巻き込まれ我慢を強いられる古めな話ですが。吉本プロデュースのJO1のメンバーが結構ハマっていて、品川さんの
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