幽斎さんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

幽斎

幽斎

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透明人間(2019年製作の映画)

5.0

恒例のシリーズ時系列
1933年 5.0 The Invisible Man James Whale監督、異端者の悲哀が素晴らしい
1975年未見 The Invisible Man Robert M
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インビジブル(2000年製作の映画)

4.6

恒例のシリーズ時系列
1933年 5.0 The Invisible Man James Whale監督、異端者の悲哀が素晴らしい
1975年未見 The Invisible Man Robert M
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グッド・シリアルキラー(2018年製作の映画)

4.0

発売元のニューセレクトに警告する。スリラーで出落ちは犯罪に等しい背信行為。邦題とポスターのWでネタバレは作品に対する冒涜で有る。

「ニューセレクト株式会社」日本を代表する海外映画の輸入会社。以前はB
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ビューティフル・カップル 復讐の心理(2018年製作の映画)

3.8

「レイプ・リベンジ」一定の需要は有るが、スリラーな展開は無いので触手が伸びないジャンル。日本人の好きな弱者からの勧善懲悪を描くが、其処にエロスが加味され、娯楽映画の定番とも言えるが、性差別の極みで悪趣>>続きを読む

フォックストロット・シックス(2018年製作の映画)

3.8

アクション映画の新興国として注目を集めるインドネシアには「プンチャック」と言う伝統武術が有り、私の№1アクション・スターBruce Lee(李小龍)の弟子Dan Inosantoが使い手として有名。截>>続きを読む

スマグラー 不法出国請負人(2015年製作の映画)

3.6

初めて北マケドニア作品を観たのは「ハニーランド永遠の谷」6月に開場したアップリンク京都で鑑賞。このレビューも6月に書いてますが、ひと月に北マケドニア作品を2本。何かのご縁かもしれない。久し振りに出雲大>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

4.2

恒例のシリーズ時系列
2013年 4.0 Olympus Has Fallen エンド・オブ・ホワイトハウス
2016年 3.8 London Has Fallen エンド・オブ・キングダム
2019
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バニシング(2017年製作の映画)

3.8

「フラナン諸島」英国のアウター・ヘブリディーズ群島。名前の由来はキリスト教の聖職者フラナン。ヴァイキングの侵攻で人口は減少。島は海域の外周に面し、付近は波が高く難所で有る事から、航行する船舶の安全を確>>続きを読む

ペトラは静かに対峙する(2018年製作の映画)

5.0

「ギリシア悲劇」人が生を受け死すまで、人生を賭けて問う全ての物語の原型。代表作「オイディプス王」一つ取っても、未来を予見する「神」の目線は、起きるであろう悲劇を透視してる。しかし、神では無い人間にはそ>>続きを読む

ジェイコブス・ラダー(2019年製作の映画)

3.6

恒例のシリーズ時系列
1990年 4.8 JACOB'S LADDER オリジナル、サイコ・スリラーの大傑作
2019年 3.6 Jacob's Ladder リメイク、本作

オリジナルは「旧約聖書
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ボンド・ストリート(2013年製作の映画)

4.8

社会活動の自粛が一応解除され、仕事でお江戸へ行く機会も増えました。新幹線の乗車率は相変わらず4割程度ですが、車内販売が好きな私は手ブラで乗車して京都から品川まで、色んなモノを買いますね。お弁当は定番の>>続きを読む

彫刻家(2015年製作の映画)

4.2

社会活動の自粛が一応解除され、仕事でお江戸へ行く機会も増えました。新幹線の乗車率は相変わらず4割程度ですが、車内販売が好きな私は手ブラで乗車して京都から品川まで、色んなモノを買いますね。お弁当は定番の>>続きを読む

侵入する男(2019年製作の映画)

3.6

本作は初登場全米第2位の大ヒット(ホント)。ジャケットは昭和チックで気を引くが、北米版は至って普通のミステリー・タッチ、これ配給元ソニーの作戦勝ち。原題「The Intruder」侵入者、オチを見ると>>続きを読む

フィードバック(2019年製作の映画)

3.6

ストラスブール・ヨーロッパ・ファンタスティックの賞レースにノミニーされたワンシチュエーション・スリラー。Pedro C. Alonso初監督作品。未体験ゾーンの映画たち2020、シネ・リーブル梅田にて>>続きを読む

ベル・カント とらわれのアリア(2018年製作の映画)

3.8

「在ペルー日本大使公邸人質事件」1996年12月17日、ペルーの首都リマで起きた占拠事件。警察が突入し人質が解放されるまで、4か月以上を要した。当初から武力行使を検討したペルー政府に対し、日本の橋本首>>続きを読む

ブルー・ダイヤモンド(2018年製作の映画)

3.6

一番好きな俳優Keanu Reeves。出演作の基準が「ギャラ」とか「ヒット性」では無く「人間関係」。その彼を演技派と思ってる方は少ないだろう。「スピード」でブレイクし「マトリックス」でスターに成った>>続きを読む

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

4.0

恒例のシリーズ時系列
1976年 3.0「エンテベの勝利」Victory At Entebbe TVドラマ
1976年 4.2「特攻サンダーボルト作戦」Raid on Entebbe TVドラマ
19
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米中開戦 20XX年 悪魔のシナリオ(2019年製作の映画)

2.0

「米中開戦」いい響きだなぁ~アメリカよ応援するから、さっさとやってくんねぇかな。と思う人が居るかどうかは知りませんが、本作はアメリカでは無く、イギリスの同盟国ニュージーランド製作。てっきり何時ものCG>>続きを読む

侵入者 逃げ場のない家(2015年製作の映画)

4.2

2015年6月にロサンゼルス映画祭で絶賛された低予算スリラー。USのストリーミングが初見だったが、ゲオ傘下のブルークがまたやってくれた。原題は「Shut In」だが、同名の2016年「Shut in」>>続きを読む

フレディ/エディ(2016年製作の映画)

4.0

テキサス州都オースティンのファンタスティック映画祭で絶賛されたドイツ製スリラー。秋のファンタスティックは、新人の登竜門として多くの配給会社が訪れる。同じオースティンのサウス・バイ・サウスウエスト(SX>>続きを読む

ワイルドリング 変身する少女(2018年製作の映画)

3.6

ホラーで一定の需要の有る「人狼」の女性版にLiv Tylerが出演する事で話題に成ったが、日本では劇場未公開でサッパリ。北米も一部の劇場で限定公開された後、VODリリース。つまりメジャーの買い手が無か>>続きを読む

バイドーン 真夜中の来訪者(2019年製作の映画)

3.6

レビュー「2」と過去最少(笑)。「ネタバレ表示」する程のクオリティも無いので、全ての方が未見だと思いますが、気に為る方は此処で閉じて下さい。唯一感想を書いてる「てるる」さん、心の底から尊敬。

世界各
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

4.6

原作は気鋭のアメリカ人女性ライターMarie Brennerが2012年「ヴァニティ・フェア」に投稿した「Marie Colvin's Private War」同年にシリアの取材中に死亡した事件は、衝>>続きを読む

ホール・イン・ザ・グラウンド(2019年製作の映画)

4.0

珍しいアイリッシュ産スリラー。アイルランドと言えば、私が5.0評価した「聖なる鹿殺しThe Killing of a Sacred Deer」の様な考察好きには腕が鳴るスリラーも有る。本作は「ミッドサ>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.6

GEMINI「ふたご座」。本作の構想は古く90年代後半まで遡る。無名のシナリオ・ライター、Darren Lemkeのプロットが原案。それは誰もが知る有名俳優を視覚効果でヒーローと悪役の二役同時に演じる>>続きを読む

隣の影(2017年製作の映画)

4.4

男女平等指数でトップを誇るアイスランドは、高度な福祉システムや義務教育で投資を勉強するなど鮮麗されたイメージ。耳障りの良いネット記事を見て、朗々と自慢するTVのコメンテーターは毎日白痴を晒してる。福利>>続きを読む

ドッグマン(2018年製作の映画)

4.4

イタリアを代表する鬼才Matteo Garrone監督最新作。前作「五日物語」も中々の問題作だが、異色サスペンス「ゴモラ」と寓話的ドラマ「リアリティー」で2度のカンヌ映画祭グランプリに輝く。監督と言う>>続きを読む

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

5.0

2020年2月21日公開 4.8 通常版R15+
2020年3月13日公開 5.0 ディレクターズ・カット版R18+
TOHOシネマズ二条で6回観た!=シネマイレージで1回無料(笑)。当時は通常版と併
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.8

2020年2月21日公開 4.8 通常版R15+
2020年3月13日公開 5.0 ディレクターズ・カット版R18+
TOHOシネマズ二条で6回観た!=シネマイレージで1回無料(笑)。当時は通常版と併
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デビルズ・ソナタ(2018年製作の映画)

4.0

新人の登竜門としてハリウッドで注目される、アメリカのユタ州プロボで行われたフィルムクエストで、10部門にノミネートされ、監督賞と作曲賞を受賞した作品。フランス産にしては珍しい流血の無いゴシック・スリラ>>続きを読む

ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.6

原題「PEPPERMINT」娘が最後に食べたアイスクリーム。アメリカでは定番フレーバーで、大抵は人工甘味料。日本には「抹茶」と言う自然由来の無敵フレーバーが有り、その大半は私の地元、京都の宇治。実は学>>続きを読む

ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男(2016年製作の映画)

3.8

素晴らしい原作と俳優を要しても傑作とは為らない。本作は日本ではソフト化されず配信かレンタルのみ。スリラー専門の映画ファンとしては、Filmarksの評価が低い事に異論は無いが、色々と惜しいファクターも>>続きを読む

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

1.0

James Gunn監督が製作に回った理由は当然「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」解任事件。出演者は擁護したが、ツイートの内容は小児性愛、レイプ、黒人差別など見るに堪えないモノ。品行方正なディズニ>>続きを読む

ヘル・フライト ‐乗客消失‐(2019年製作の映画)

2.0

私が学生時代に短編小説を書いて、出版社のコンテストで賞を頂き、トリックを基にドラマ化されました。

【出題編】
クリスマス・イヴの夜、滋賀県の琵琶湖で京都市在住の20代の女性の水死体が発見された。容疑
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インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者(2018年製作の映画)

4.0

恒例のシリーズ時系列
2016年 4.8 Contratiempo The Invisible Guest スペイン製作、オリジナル
2018年 4.0 Il testimone invisibile
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.2

これは感想がムズイ。NPOスタッフの意見も真っ2つに割れた。見れば分るが娯楽作品では無く、寧ろ自ら放棄してる。SF映画と言うのはアップ・デートの連鎖で有り、何か作ると「アレに似てる」と揶揄される。メッ>>続きを読む