幽斎さんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

幽斎

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ヘル・フライト ‐乗客消失‐(2019年製作の映画)

2.0

私が学生時代に短編小説を書いて、出版社のコンテストで賞を頂き、トリックを基にドラマ化されました。

【出題編】
クリスマス・イヴの夜、滋賀県の琵琶湖で京都市在住の20代の女性の水死体が発見された。容疑
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インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者(2018年製作の映画)

4.0

恒例のシリーズ時系列
2016年 4.8 Contratiempo The Invisible Guest スペイン製作、オリジナル
2018年 4.0 Il testimone invisibile
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.2

これは感想がムズイ。NPOスタッフの意見も真っ2つに割れた。見れば分るが娯楽作品では無く、寧ろ自ら放棄してる。SF映画と言うのはアップ・デートの連鎖で有り、何か作ると「アレに似てる」と揶揄される。メッ>>続きを読む

第三の選択/UFOと米ソ宇宙開発の陰謀!人類火星移送計画が極秘裡にすすめられている!?(1977年製作の映画)

5.0

今まで観たドキュメンタリーの中でも断トツの1位。武漢ウイルスで新作の公開が先送りされ、シネコンが閉鎖される中で、過去のお気に入りを掘り起こすのもアリかなと。

1977年6月20日 イギリス、アングリ
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トラフィッカー 運び屋の女(2018年製作の映画)

4.0

アイスランド映画と言えば、今を時めくMargot Robbie主演のレビュー済「死の谷間」。このミス選出のスリラー「湿地」。最近見て面白かった「隣の影」など無くはない。カテゴライズすれば独特のドライな>>続きを読む

ポラロイド(2018年製作の映画)

4.2

「ポラロイド」正式にはInstant camera。日本で電子ピアノをヤマハの商品名「エレクトーン」と言うのと同じ。現在でも犯罪捜査で容易に加工できるデジカメのサブとして改竄防止の目的で使用される。フ>>続きを読む

チャーリー・セズ / マンソンの女たち(2018年製作の映画)

4.0

恒例のシリーズ時系列
1976年「へルター・スケルター」マンソンの裁判を映画化。
2003年「チャールズ・マンソン」殺人事件を現代風にアレンジした作品。
2015年「アクエリアス」ファミリーを題材とし
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.4

前作「トールマン」でホラーから感動ドラマへ見事な転換を見せた、鬼才Pascal Rogé監督。卓越した構成力は本作でも健在。撮影中10代のヴェラ役を演じたTaylor Hicksonが拳でグラスを叩く>>続きを読む

トラッシュ・ファイア(2016年製作の映画)

3.8

「イヤミス」と言う言葉を御存知だろうか?。ミステリー小説のジャンルで、読んだ後に「嫌な気分」に為るミステリー小説を言う。殺人事件が起こり、名探偵が事件を解決。スッキリ満足するのが今までのミステリー小説>>続きを読む

カット/オフ(2018年製作の映画)

4.6

ドイツは長い間「ミステリー不毛の地」と揶揄されイギリス、アメリカから馬鹿にされた。今はスカンディナヴィア3国のスリラーの小説や映画が隆盛だが、理由はエンタメに優れた英米の小説に馴染んだ世代が、自らの国>>続きを読む

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

4.2

本作のカテゴライズは難しい。SF、ヒューマン、ジュヴナイル、スリラーと、観る人でジャンルが変わる斬新な作品。

「2重人格」推理小説やスリラー映画でお馴染みのプロット。良く有るパターンは、誠実で人当た
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.4

「サイコパス」皆さんも一度チェックしませんか?、総合病院のメンタル・ヘルス科で実際に出される設問です。

1.良心の欠如が著しい
2.他人に感情移入できない
3.嘘をつく事に躊躇いが無い
4.自らの行
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ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~(2018年製作の映画)

3.6

人気シリーズ「JOHN WICK」便乗作品が少ないのは意外だが、それはKeanu Reevesに替わる俳優が居ない、と言う訳では無い。

理由は主人公では無く、犯罪組織「コンチネンタル」のコンセプト。
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レプリカズ(2018年製作の映画)

3.8

Keanu Reeves、姿形が変わるなら、彼と思う程好きな俳優。左利きと言う共通点にシンパシーすら感じる。最近は味噌ラーメンにハマる彼だが、是非京都に入洛して西京味噌ラーメンの銘店を案内したい。彼は>>続きを読む

クライム・オブ・マネー-完全犯罪-(2011年製作の映画)

4.0

Filmarksに情報が無いのでイントロダクション。
病気の母親と暮らす主人公ポールKevin Zegersは、リーマン・ショックの影響で就職が決まらず、母親の薬も買えない生活苦、財産差し押さえのピン
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.4

FOXニュースの創設者、Roger Ailes前会長が2017年5月18日くも膜下出血で倒れ77歳の生涯を終えた。告発はAilesが亡くなる1年前の出来事で、Rupert Murdochに会長職を奪わ>>続きを読む

サスペクト 薄氷の狂気(2019年製作の映画)

3.0

オスカー俳優が出てるのに面白く無い作品をレンタルしちゃう、良く有ると思います。その枢を御存知でしょうか?。俳優も賞味期限を過ぎてしまうと、御座敷が掛からない。有名な例はCameron Diaz。年相応>>続きを読む

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

4.2

恒例のシリーズ時系列
2014年 4.0 In Order Of Disappearance ファイティング・ダディ オリジナル
2019年 4.2 COLD PURSUIT スノー・ロワイヤル リメ
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Dry Blood(原題)(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Filmarksに情報が無いのでイントロダクション。 
主人公のブライアンは麻薬中毒を断ち切る為に山荘に籠る。それは協力してくれる女友達アナの為でも有った。しかし、禁断症状に悩み、極度のストレスで離脱
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.6

Leigh Whannell、ハリウッド・デビューは「マトリックス リローデッド」だが、同じ職業大学でJames Wanと運命の出会いを果たす。Wanは、一年先輩のWhannellと意気投合し映画製作>>続きを読む

バイオエスケープ‐生存率0.1%‐/コンテイメント(2015年製作の映画)

3.6

Filmarksに情報が無いのでイントロダクション。
ある日の朝、主人公マークが目を覚ますと水道と電気が止められた。外へ出ようにもドアが封鎖されて開けない。高層マンションで窓から出る事も出来ない。外で
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

1年前に観た作品ですが、未だに脳裏に焼き付く問題作。主催するNPO法人で「賛否」評価がハッキリ割れた。友人は「眠い、何だコレ、設定が雑、龍安寺の石庭か?(龍安寺=枯山水庭園で有名な京都の寺院)と散々な>>続きを読む

ゾンビの中心で、愛をさけぶ(2018年製作の映画)

4.2

本作を観たのは昨年の夏、投稿する今と感想が違うのは当然です。武漢ウィルスのせいで、平穏な生活が脅かされる現実を観れば、全く笑えない。入国規制すべきとアメリカから進言されたにも関わらず、春節と言う目先の>>続きを読む

誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

4.8

イランの巨匠Asghar Farhadi監督最新作。作品全てが国際的な賞を受賞するのも驚異的だが、お涙頂戴的な名作狙いでは無く、祖国の世情を鋭く描いた作風は、宗教や国境を越えて日本の私達の心にも響く。>>続きを読む

ヴィクトリア 暗闇からの脱走/カルガ 積荷の女(2018年製作の映画)

4.0

現在進行形の人身売買を描く社会派スリラー。日本国内の「行方不明者」年間8万人、驚かれるだろうが、これは認知件数、警察に届け出の有った数で有り、大抵は直ぐに発見される。残りの「失踪者」年間推計1000人>>続きを読む

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

5.0

恒例のシリーズ時系列
1988年 5.0 SPOORLOOS (米)THE VANISHING 消失 本作
1993年 4.0 THE VANISHING失踪 リメイク

オランダを代表する推理作家T
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アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲(2017年製作の映画)

3.6

恒例のシリーズ時系列
2012年 4.0 Iron Sky おバカ映画の楽しさ満喫
2019年 3.6 Iron Sky: The Coming Race 続編、本作
未定    The Ark: A
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.4

ジュブナイルが苦手な友人「生理的にダメ」と実に論理的で無い(笑)、ソレが理由で傑作を見逃す危険性を彼は知らない。「スタンド・バイ・ミー」は、一見すると青臭い青春モノに思えるが、実際は違う。本作も正確に>>続きを読む

マスターズ・オブ・ホラー(2018年製作の映画)

4.0

原題Nightmare Cinemaは、Mick Garris監督主導で作られたホラー・アンソロジー。とにかくアメリカ人はコノ手のオムニバスが大大大好き(笑)。日本で言う特番の形で頻繁に放送され、其処>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

本作は多くの映画、特にSFの楽しさを教えてくれた「20世紀FOX」ブランド最後の作品。お花畑のディズニーに買収され、お馴染みのファンファーレやサーチライト演出は残るが、ロゴは「20世紀スタジオ」に変更>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

前作の鑑賞は必須。オープニングでUNIVERSALのタイトルがディメンションする。

前作が製作費900万ドルに対し、4300万ドルの大ヒットで当然続編が作られた。前作と違うのは秀逸な脚本を書いたSc
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.2

私のオール・タイム・ベストの御紹介、全てスリラーです。
1位「ソウ」ドンデン返し系
2位「悪の法則」不条理系
3位「アス」社会派系
4位「ゴーンガール」サイコ系
5位「ゲットアウト」社会派系
6位「キ
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.4

恒例のシリーズ時系列
2013年 4.4 THE PURGE オリジナル
2014年 4.6 THE PURGE ANARCHY 続編
2016年 4.0 THE PURGE ELECTION YEA
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ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

4.2

原題「LOOK AWAY」直訳すると目を逸らす、確かに。間違っても宣伝文句に有るリベンジ・ホラーでは無い。カリコレ2019作品。

India Eisley、26歳。久し振りに女優一本で見れる作品。母
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シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)

5.0

恒例のシリーズ時系列
1980年 5.0 THE SHINING 本作、モダン・ホラーの原点、神格化はダテでは無い
1997年 3.8 Stephen King THE SHINING 原作者がリベン
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.6

恒例のシリーズ時系列
1980年 5.0 THE SHINING モダン・ホラーの原点、神格化はダテでは無い
1997年 3.8 Stephen King THE SHINING 原作者がリベンジを目
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