ぶんさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.5

おもしろかった!
ポジティブすぎて引かれてる🤪
もう突き抜けていて、ヒャッヒャと笑いが絶えなかった。

明るいし楽しいし、笑いたい時にもってこいの作品。

この親近感を醸し出せるジム・キャリーはすごい
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

5.0

カナダの画家モード・ルイスの半生。

質素だけどジワ〜っと温かくなる。
人の幸せとは何かを感じられました。

リウマチを患っていた彼女は自活するため家を出て、魚屋の男が募集する家政婦に志願する。

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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

ノリが良くて当たり作品。

スーツ着用し際どいアクションを軽やかにこなす。汗も出ず窮屈そうでもない、この時点ですごくないですか?

普通なら、お尻の縫い目とか脇とかビリビリになりますやん。
(ん、そこ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

静かな爽快感!
この映画でしか味わえない感覚でした。

ひどい環境の堀の中で助け合ううちに、仲間ができコミュニティができ友に出会って。

何でも知ってよく考え行動した先に、希望は叶えられる。

「苦
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スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

3.0

インドの児童労働問題がテーマ。

貧富の差が大きい国。
しわ寄せはいつの時代も弱い者に向けられる。

とても厳しい境遇に居るときには、スタンリーのようにどこか楽観的な切替ができる性格が、生きていく上で
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.5

難病を抱えながら難しい理論の解明に挑戦し続けたホーキング博士。

妻の手記をもとに作ったこの映画では、周囲の人の理解や努力も細やかに描かれている。
彼女の結婚を選んだ決断力や、その後の献身的な支えには
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.0

新体験でした。
油絵が動きだす不思議な動画の世界。
このような映画は最初で最後かも。

動く動く!
積雲の描き方や星の瞬き…
ロックグラスのお酒に射す日差し…
ポットから注がれるコーヒー…
風景画の列
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

教科書に載っていたドレミの歌。

エーデルワ〜イス🎶 エーデルワ〜イス🎶
リコーダーで吹き吹き帰った通学路。

こんな名曲がひとつの映画から生まれたなんて。

半世紀前も色褪せない王道ストーリー。
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

17歳の、人との距離感。
構わないとハブて、近づくと毒を吐く。

黒いものへの憧れ。
経験を通して育まれる人間性。

近すぎてウザい家族の存在。
離れて気づく親のありがたみ。

こんな瞬間を生きて、一
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アマデウス(1984年製作の映画)

3.5

誰よりもモーツアルトの才能を認めていたからこその嫉妬。

天才が遠くに居ればこれほど妬みもしないだろうに、近くて差が見えてしまう。
劣等感を抱かずにいられなかった主人公サリエリ。

深い嫉妬は人を狂わ
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

前半のレイノルズったらもう、、テーブルひっくり返そ💢と思いました。

それがじわじわと、レイノルズとアルマに変化がでてきます。

理解しがたいゾクゾク感が。
この二人のバランスの取り方は。
ヒャー!(
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.0

全篇モノクロが意外だった。

昔はカネやモノの貸借りだけでない「しがらみ」が沢山あったのだろう。

父の残された時間を想う息子の優しさといったら。

一定にやるせなさが流れ、苦笑シーンがポツポツと。
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

朗らかな映画。
ユーモアたっぷりでタップダンスも楽しい!

「雨に唄えば」この名曲、昔フィギアスケートの伊藤みどりさんがエキシビションで演技してたのが今でも鮮明に記憶に残っている。
レインコートと傘の
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

青春!彼も彼女も。

笑っちゃうぐらい影響受けやすい。
ハチャメチャだけど思いついたこと全部、全身で表現しようとする。

青春って、
思い通りにならないこともある。
けれど夢を抱き、
今しかない時間を
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クイーン ヒストリー 1973-1980(2005年製作の映画)

3.0

次々歌うような感じでなく解説あってから歌が入る。
思っていたのと違ったけれど、Queenのことを知らないので解説つきでみれました。

アコギをかじっている身としては、ブライアンメイの驚異的なテクニック
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あん(2015年製作の映画)

4.0

生きること、そのものに意味があると教えてくれる作品です。

樹木希林さん主演。
今となっては希林さんがひょうひょうと伝える演技が、役柄と共にその人の生き方までも醸し出されているように感じました。

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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

エディ・レッドメイン主役で鑑賞。

主人公の眠っていた性が目覚める戸惑いと良心の呵責にさいなまれる姿。

自身の混乱の中で必死に自分であろうとする様子に、とてつもなく心が痛みました。

こうまでし
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

一回通しでみた感想。
「改めてもう一回見たい!」

へぇ〜、おもしろ〜
見たことない感じの映画タイプでした。

ぽんっ!

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.0

妻をある日突然亡くした作家。
夫婦といって全てを知ることは不可能だ。
失くしてはじめて気づくこともあれば、気づけなかったこともあるだろう。

今までの自分、妻の想い。。
それらをどう解釈するかはその人
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.5

架空の生き物や俳優陣のキャラクター、美術や魔法の演出、もう見応えがいっぱい!

設定を覚えながら見ているうちに、独特な世界に引き込まれて。

どうやって水の撮影をしたのか、パズルのように見えた街並みも
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.0

メルヘンづくし💕
ストーリー、ロンドンの街並み、おうち、服装…隅々まで上質でした。

教育係メリーポピンズの提供する豊かな体験を通して逞しさを増す子供達に、ワクワクするぐらい心の成長を感じました。
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.5

1950年、朝鮮戦争の混乱で親の代わりに家長をつとめ家族を支えた長男の一生。

これは隣国の物語だけど、日本の歴史でも戦争の混乱があった。
おじいちゃん・おばあちゃん、私たちの祖先が未来を繋ぐために努
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.0

かなり面白かったです!

7つ子の個性を覚え安心した後半、ちょっと席を外した隙に7つ子内で「なりすまし」をしていて、これ何曜?って迷子になりかけました💦アブナイ

今から観る皆さん、脇見注意🙄
絶対
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

壮大なメロディーからの幕開け。
ジャンゴ〜!、オーオーオー
ジャンゴ〜、ジャンゴ…

で、ジャンゴって何?、っていう期待感が否が応でも膨んで…

これは何も知らないで観たほうがいいです。

西部劇仕立
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.0

女子の「好き」が詰まった作品。

色彩、表情、小物にインテリア。
見たもの表面から受け取る沢山のWhat(何?)を、自分の感覚を総動員させて情報処理することに長けている人は、楽しめるでしょう。

一方
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.0

10代の瞳には狭い民族の暮らしで一生を終えるより、差別はあってもそれを上回るほど、外界が魅力的に映ったんだろう。

若かったから。。
何も知らないから飛び出せる。
なんだかわからないけど希望を持てる。
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

5.0

繊細でピュアで愛おしい物語。

心地よくホッとしながら、架空の話にみるみると引き込まれます。

この音楽を知っていたかのような懐かしい感覚。。
知らない?
いや、どこかで耳にしているのでしょう。
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.5

予想をはるかに上回る展開、これはおもしろい!

ゆっくりめなテンポに寝落ちしてしまい、再度巻き戻して鑑賞…

今は大成した大泉洋・佐々木蔵之介・堺雅人。主役級が3名いっぺんに出演。

今となってはこの
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

実話に驚き!

ディカプリオが詐欺をはたらきながらも少年のままの内面をもつ役柄を、見事に演じている。


(以下、ネタバレ含みます)


親の離婚が発端で詐欺に手を染め、居場所を失う主人公の焦燥感が
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.0

それぞれの家庭の問題でショートタームに入所した子供達と、支えるスタッフ。

重い問題を抱えていては、自己解決しようとしても難しいケースがある。

入所して問題が取り除かれたとしても、心の問題はすぐ解決
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おとうと(2009年製作の映画)

4.0

さすが安定の山田洋次監督。
「おとうと」という題名なので姉目線でみていた。

育った環境から姉は、姉でもあるし母親の心境にも近かったのでしょう。

どうしようもない弟、でもその弟を小さい時から愛し育て
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.5

周囲の人の見守りがあって人は支えられている、というテーマ。

3つの話をオムニバスで丁寧に描いている。

ここで終わり?…てなりますが、あとの余韻で作者や監督・この映画に携わった俳優陣の伝えたいことが
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.0

スパイもの、ハラハラ展開で目が離せない。
それでいて西部劇をみているようなあっけなさ。

後に尾をひくものが残らない。
このあっさり感もいいですね。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.0

ガツガツ系、のしあがりストーリー。

新幹線の中で視聴しはじめたが、電車でみるのにはふさわしくなかった💦
すさまじく風紀の乱れた会社です。。

だけど豪華だし、後半ぶっとんでておもしろかった。

ディ
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.5

アフリカに住む人には全く関係のないダイヤモンド資源の利害関係によるコンフリクト(紛争)で、アフリカの人々が悲惨な目にあっている。

命を奪われ住む場所を追われ、難民にならざるを得ない人、強制労働をしい
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

息を飲むラストといったら!!
すぅーーごいです!

好きで音楽やってるのとはわけが違う。
ドラムにリズムに魅了され、ハマりにハマっていく彼。

先生の指導方法は、悔しさや怒りを引き出し糧にさせるという
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