映像・音響のどちらもすごい。撮影監督ルベツキが3年連続でオスカーを獲得したが、そのルベツキ劇場の序章とも言うべき作品。というわけでとかく映像に目がいきがちだが、ほんとうに音響がすばらしいと思う。尺も短>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「似てる」の演出がうまいなー。母と娘、姉妹って微妙なところがすごく「似てる」って思えてくるような演出。「似てる」の発見から近づいていく三姉妹とすず。
特に印象的なのは母と長女。二人とも「アレする」って>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ずるい。ずるすぎる。なんだこの映画。ずるい。風景、四季、役者の演技、田舎と東京のコントラスト、展開。どれをとっても良すぎる。ずるい。マジでずるい。
東京のシーンに入った途端、彩度が一気に落ちてるのがす>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
傑作ではないが、いい映画だと思う。北野武がすごくよかった気がする
たぶん「よくわからなかった」っていう感想を言わせた時点で監督の勝ち。これは「よくわからない」映画。小説家がある男女に出会ってから膨ら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前半50分、普通の良映画。後半50分、傑作。全編100分、大傑作。
ところどころシンボリックな表現があってすごい。本当にすごい。
警察のシンボル、死のシンボル
最初に殉職者の碑を見せている。これで、警>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
パルム・ドールはやっぱり違うなあ。
ひたすら長回し、長回し。静かなだけに、緊迫感が増している印象。
『桐島、部活やめるってよ。』にちょっと似てるかな。ひとりひとりの日常(?)が平行に描かれながら、ひと>>続きを読む
小津映画って、個人的感想だけど、憎らしいくらいあたたかさがあるんだよね。どこからくるんだろうって考えるんだけど、古いからあたたかいっていうのは違う。たぶん演出されたあたたかさ。
会話のときに、カメラ中>>続きを読む
何回目かの観賞
プライムにあるけど絶対観なきゃいけない作品のひとつ。
無限にいい。でも小津作品ナンバーワンとは言いたくない。言ってしまったら小津好きを名乗れない気がして……
引きのローアングルは日>>続きを読む
家族、哀愁……すばらしいなあ。ガールズトークがとても好きだなあ
兄弟、姉妹の描き方うますぎでしょ。子役がいい。おじいちゃんがいい。”おじさん”や”おばさん”がいい。
しかし、「いい」に安住しているよ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
演出は好み。
この見せ方だとボビー・フィッシャーが相手の読みを外すだけの奇術師だっていう印象しか与えられない。彼の絶対的な強さはどこに?最後に文字でそれらしきことを伝えてはいるが、不十分な印象。
チェ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
緊張・不安・悔恨・快楽……カメラと音楽がそれらを表現しているようですごく好み。
何度もプールの描写が出てくるのが印象的。泳いでいたつもりでも、いつのまにか溺れていた。プールに、酒に。
「どう猛なワニが>>続きを読む