lさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ジョーイ(2020年製作の映画)

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ショートショート久しぶりに観た。ラスト、ピエロのきらりと光る涙が素敵だった。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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原作の、バスの中で遺骨(小学生のマリコ)を抱えているカットが好きで、映画でもそのシーンが良かった。あと牛丼のシーンがシイノらしくて好き。死んだ友だちにラインを送ってしまう感じ、どんどん記憶が薄れてしま>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

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仕事行きたくなくなって休んだ日に観た。休憩。

ELLEGARDEN : Lost & Found(2022年製作の映画)

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40,50になってもメンバー全員でロジックで作ったデモを聴いて、バンド始めたての気持ちを思い出せるなんて、これ以上ないくらい素敵で眩しい。エルレは希望だと思った。本当かっこいい。

手紙(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

被害者の息子さんと山田孝之のやりとりがずっしりきた。ラスト、刑期を終えて言葉を交わすなどではなかったのが良かった。お兄ちゃんの表情が全てだったとおもう。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ドライブしている時、何故だか本音をぽろぽろ話せるあの感覚を思い出した。

"ですから結局のところ僕らがやらなくちゃいけないのは、自分の心と上手に正直に折り合いをつけていくことじゃないでしょうか。本当に
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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初め楽観的な家族にすこしイライラしたけど、結局耳が聞こえるわたしは聞こえないことがどういうことかわからない、と、無音のシーンでやっと思ったこと。大事な時に怒れる兄貴がかっこよかった。お互いにぶつかれる>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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映画館で観ました。OPから、これを観にきたんだ..!という感じの高揚感。すべてが格好良いの一言に尽きる。大事な場面では折に触れてグースに祈るところがグッときました。

トップガン(1986年製作の映画)

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観ました。みんな何故"マーヴェリック"って苗字にひっかかるの?と思って調べたら(そもそも苗字でもなくてコールサインっていうパイロットの愛称らしい..)英語では"孤独を好む者""一匹狼"という意味でなる>>続きを読む

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

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去年の今頃に取り壊された高校の校舎もこの海にいるのかな。

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

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最近長い映画を観ていられないから、退屈だったらすぐ止めようと思っていたけど観終えてしまった。自殺を止めることってどういうことなのか、何度か考えたことがある。わたしは、青葉さんは狂ってないとおもう。

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

白笛の白の見方が変わってくる。(材料的な意味で)
リコの明るさについていけない時があり、終盤はプルシュカのこと、その飲み込み方でいいのかい...?とおもってしまった。目の前で起こっている出来事がエグす
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欲望の翼(1990年製作の映画)

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やっとウォン・カーウァイ観れた。香港の気候とフィルムが合わさってとても雰囲気が良かった。画も格好良。"この1分を忘れない"っていう台詞が、この映画..というか恋愛の本質を表しているような気がする。夢の>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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ウッ....となるトラウマ系。最近観てるホラー?って霊とか怪奇現象がどうとかより、人間の底すらない悪意系だなと思う。恐い。ギリシャ悲劇「イピゲネイア」とリンクするみたいで、聖なる鹿ってそういうことかと>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

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家族とはもう今更気恥ずかしくてしっかり話せない感じと、バーチャルでならそのへんのリアルの知り合いよりも深い仲になる感じ、この辺の描写に共感したから面白かった。小さい頃、父親とドラクエクリアしたことを思>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

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周りから見たら満ち足りた生活を自ら捨ててしまうひとは一定数いると思う。キャッチコピーは、"破滅的な"愛が、たぎる。の方がまだしっくりくる気がした。
未知のオペラ、ミュージカルにただただ圧倒された。ヘン
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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しぬのが怖いのは自分が主人公だと思って生きているからだと思う。この世が実は仮想現実的な世界で誰かに踊らされてるだけと思えばしぬのはそんなに怖くない、かも。
結局、宇宙のことも地球のことも何も分からずに
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フェアウェル(2019年製作の映画)

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中国の生活感と死生観を身近に感じた映画だった。おばあちゃんにバイバイされる時泣きそうになるあの感じ。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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フォークホラーというらしい。現地がずっと白夜で、あかるくてカラフルなので不穏な音楽と感情の軋みが大変不気味。色彩、四季の関係がすごく感覚的に入ってきた。深い共鳴は恐怖。のこる映画。

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

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ひとり暮らしして数年、じゃがいもの芽が出てきてただけで「なにこれもう無理かな」とかやってたことが恥ずかしくなった。
紡がれてきた知恵と工夫、1年を通した自然と生活のサイクルに、らせんとはなるほどと思っ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

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サチエさんのようなさっぱり生きられるひとに憧れる。ひとに作ってもらったあったかいご飯のことを思い出した。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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純粋な狂人。こっちの感覚がズレてるのか疑うくらいの。邦題の意味には気づくけど、電車でこぼした涙の理由はなんだかわからなかった。

街の上で(2019年製作の映画)

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サッドティーぶりの今泉力哉。学生の頃の(わたし達の)聖地下北沢が舞台。あの街の雰囲気は、よく行く訳ではなくなった今もすき。下北沢と合わさった絶妙な会話のテンポがつぼ。「彼氏に殴られたんです」というシー>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

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バンドやろうぜ!よし練習だ!みたいな感じはなくてもっと芯というか、感覚的な、本質的な話だった。音楽。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

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高校のとき美術の授業で観たぶり。そういえば、と思いクリスマスに観た。大人になってから観るとまたいいね。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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元カノの"普通だね"の呪縛。たとえば思い出の街にいま走っていっても、その時その場にいたひとは誰もいないし、何か変わる訳でもない。東京にはいつも、そういうさびしさだけがあるね。木村和平の写真、素敵。

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

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価値観と文化の違いの壁はぶ厚い。昨日までピザとか食べていたのに、生死の境目で隣にいた人が食べられてるなんて経験したくないな。
むかし夜にやってた世界各地の部族と暮らすみたいなテレビ番組って、実はすごい
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レナードの朝(1990年製作の映画)

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実話ベースの話なので、現実の厳しさと共に物語は進んでいった。それでも、食堂でのダンスシーンは言葉にならないほど印象的だった。ラストは甘くないのだけど、患者や医者たちの起こした奇跡は余韻を残していく。科>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

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知らないどこかではもう起きてると思うと恐い。いつか人間は絶滅してAIだけの世界になるんだろうけど、すべてがプログラミングされてる世界なんてきっとつまらないな。

ガタカ(1997年製作の映画)

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肝が据わっていて頭の良い主人公はいつも見ていて気持ちがいいけど、あとに引けない理由が理由で、観終えたいまは爽やかな気分と淋しい気持ちが混ざりあってる。