lさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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ひとはこんな呆気なく死ぬんだ。戦場だと尚憂いてる暇もない。淡々と進んでいくのに、へたな戦争ドラマよりも遥かにズシンとくるものがあった。息を止めてしまうほど、目を見張るシーンの連続で疲れた。けど嫌な疲れ>>続きを読む

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

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いつから母親のことをひとりの人間として認識できてたかなーとふと思った。お母さんはお母さんであって、ひとりの女性であり、娘で、彼女だったり妻だったりする。人間だから一言では表せない色々があるし、繋がりも>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

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‪岩井俊二ワールドは儚くて透明で水みたい。泣き‬こそしなかったけれどしずかにすんと胸を打たれた。儚い思い出は。美化してしまうしいつまでも煮え切らない部分を抱えていく人間は。映画館で観て良かった作品。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

格差・惨めさ悔しさ・余裕への嫉妬いくつもの要素が、拭いきれない匂いという言葉と共に合わさって咄嗟にでた行動、ラストシーン、衝撃。Soju One Glassも良かった。「僕は似合うかな?」雨の濁流のシ>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

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サムの嘘ないあたたかさ救われていく周りと自分がいました 涙なしには観られないと思います、愛だね.......。カバーのサントラだけ先にずっと聴いていたので映像と相まってグッときた。ビートルズ祭り。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

オールマイトいないとやっぱり心細いな、、なんて思いながら観てたけど、そんなことなかった。皆のプルスウルトラ、A組の絶対折れない根性に心揺らされる。もう次の世代なんだ、もう皆立派なヒーローだ。。ラストで>>続きを読む

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

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真っ直ぐな子も冷めた子もひねくれた子もみんなオールマイト大好きなのがアツい No.1とはこういうことだ。共闘5回泣いた。

悲しみよさようなら(1990年製作の映画)

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ウィノナライダーかんわいい。これはもうはみ出しものなんて関係ない可愛さ。ボサボサ頭もなんだかよく見えてくる。シニカルな微笑み方もまた良。

イゴールの約束(1996年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジェレミーが若い。繋がっていないのだけれどこの子がのちのブリュノに見えてしまう(そういう意図でこの順で、とおすすめしてくれたのかな)ダルデンヌ兄弟4作目。

イゴールの葛藤と、ラストシーン。
アシタ、
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息子のまなざし(2002年製作の映画)

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わたしの眼には終始ふたりが不器用な親子のように映った。とても残酷なことだ。
オリヴィエと少年の孤独がふたりを引き寄せ合う、なんと呼んだらいいのか、訳のわからない感情。
ハッピーエンドでもバッドエンドで
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少年と自転車(2011年製作の映画)

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おすすめされたダルデンヌ兄弟、2作目。
人間の心理描写が妙に鋭くて、刺さる。また鑑賞後、泣いてしまった...。
シリルの純粋。サマンサの無償の愛。さっぱりと終わる。ラスト、あの親子はなにを思ったんだろ
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らもトリップ(2011年製作の映画)

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インタビューのエピソードがいちいち面白すぎた 根が真面目でやさしいひとだったんだなあ、とも思った / おれはね、いつも言葉に洗われるんだ。目からはいって脳を伝って、指先から流れ出て行く。(中略)ただ洗>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

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キュアーがちっと流れてびっくり良かった ホラー基本、観ないのに、、金ローで観た、、ぼくのエリでもあったのだけど血の契りって流行っていた時期があるの?宗教をもっとしりたい 多分かなりカットされてたので今>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

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序盤の映像のグチュグチュ(多分怨みたいなものを可視化したもの)のカット割り的なシーンがかっこよかった ホラーは基本あまり観ないので、しっかり怖かった 小松菜奈のキャラが可愛かったな 松たか子が容赦なく>>続きを読む

ある子供(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

特に誰に感情移入をしていたわけでもなかったのに、ブリュノが泣き出した瞬間、気がついたらわたしも号泣していた。人間が、自分の犯した罪に本当の意味で気づいた瞬間。信頼について。エンドロールが無音だったのも>>続きを読む

コントロール(2007年製作の映画)

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純粋とは残酷だと、改めておもう。恋をしてしまうのは、仕方がないことだけどね。この映画を観た後ではまたジョイディビジョンの聴き方も変わるな。アイソレーション。。。イアンのライブ、再現がすごいなと感じた。>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジョーカーが、いつあのジョーカーになるのか、いつプツンとくるかハラハラしながら観てた。
終始シリアスで、残酷な現実。そりゃもう、笑うしかないよね...。
ダークナイトでの彼の発言、何が冗談か本当かわか
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シャイニング(1980年製作の映画)

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やっと観れた、、トイレのシーンがキューブリック!と痺れた(よく知りもしない癖に)
「 お客様だよ!」この顔を待ってた。恐すぎて笑うじゃん..。時計じかけをまた観たくなった。

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

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感想が出てこない。結構ずっとこの映画のことを考えてる。絶対にきいたことあるこの曲のメロ達。もう見たくもない大手広告代理店の名前。でも映画とは関係ないね。長久監督のMVを初めて見たときのワクワクと、スー>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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ティモシー、ビューティフルボーイではヤク中毒になりこちらでは売人になるという.....。

しあわせのパン(2011年製作の映画)

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都会で暮らし、こころが貧しくて疲れているいま、なにも考えずに観るということが難しかった。のに。良かった。涙こそ出なかったけどじんわりと感動した。心から大好きなひとと、おだやかに、パンを分け合うような生>>続きを読む

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

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終始コメディかな 笑いたいねなんて言いながら選んだ映画だったけれど、蓋を開けてみたら主人公たちのブラックな背景に笑えないところもしばしばあった。そして、それこそが良かった。
「パパは、デヴィッド・ボウ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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最後のバズからウッディへの言葉がグッときた。あぁ真の相棒だなぁって感じ。

ロリータ(1962年製作の映画)

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2時間半を感じさせない面白さ。歪んだ愛情がよかったな、ロリータがいつ逃げるのか気になっていたけど、あのタイミングだったのね。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

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大きくなったサルーが、そのままの愛らしさと優しさをまとっていてまず感動した。最後はこうなると分かってるから泣いたりはしないなと思っていたけれど、涙が溢れてきてわあ単純とおもった。お兄ちゃんに、会いたか>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

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お前も知っての通り“狂気”は重力のようなもの。人はひと押しで落ちていく。
ジョーカーは大胆不敵でサイコーだった。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

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ところどころ面白く、かわいくて、良かった。小物などの色使いが素敵。

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

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くるしかった。ブコウスキーの詩にも救いはないし、めでたしめでたしって終われるような物語ではなかった。何度救おうとしても挫ける、そこが良かったというわけではないけれど、下手に感動ものになっていなくて心に>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

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大勢の観衆の前で罪が晒されるシーンというものがわたしは好き 興奮する。でもこういう民衆の攻撃性はある種のうんたらうんたら..は置いておいて、面白かった。ザ・映画。

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

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‪なにも感じたくない時死は夢のように思える だけど死を見ると、この目で見てしまうと、夢見ていたことが愚かに思える‬。わたしはもう24歳なのに、心からそう思う。ひとなんて皆アンビバレントだ。リサ、いちば>>続きを読む

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

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橋本環奈がかわいい。アニメの面白さは超えられていなかった。。

百円の恋(2014年製作の映画)

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100円の恋に8円の愛。負け犬ふたりの会話の、無言の間が好きだった。映画になんてならない普通の毎日が退屈でも幸せなことを願ってる。