skittiesさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

家族の中で唯一耳が聴こえるルビーとその家族のお話。
家族の為に生きてきたルビーが、夢を見つけて、自分の為に頑張る姿がキラキラしてて。
歌うシーンの演出が印象的で、ルビーの家族が見えてる世界をリアルに感
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.7

人生は長いホームステイ。
よくある学園ものかなと思って見始めたけれど、ちゃんとメッセージ性のある作品だった。
自分が死ぬことで悲しむ人がいる。他人として人生に入り込んだことで、真は人生を客観的に捉え、
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正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

3.6

不思議ちゃんな美少女とそのクラスメートの淡い恋愛物語。
みずみずしくて爽やか。青春だなあ。
もう少し見ていたいなあと思わせる終わり方。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.6

ストレスからビー玉やら電池やら土やらを飲み込まずにはいられなくなる女性のお話。
一見成功した旦那と素敵な家で暮らしもうすぐ赤ちゃんも誕生するという何不自由ない生活を送るように見えるけれど、実際は過去の
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.9

「年取ったからってやっちゃいけないことなんかないんだ。 」

たまに疲れてる時にやたら観たくなる、ゆるゆる脱力系映画。期待通り、悪い人が1人も出てこない、『めがね』とか『かもめ食堂』系の癒し映画だった
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江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

3.7

60年前高度経済成長期の、サントリー勤務ごく普通のサラリーマンえぶりまん(every man)氏の日常がユーモアたっぷりに描かれたお話。
オープニングやエンディング、途中で挟んでくるアニメーションもポ
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.6

リリーフランキーが亡き息子と元妻を思い出しながら、大切な人のためにただただカレーを作る、ワンシチュエーションの一人芝居。哀愁が漂う。台詞はほぼないのに表情だけで伝える、リリーフランキーの凄さ。

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.4

ふと、ベトナムの香りを感じたくなって。
昔確かうたばんで稲垣吾郎が大絶賛してて知ってた本作を鑑賞。

資産家の家に仕える10歳の少女の淡い恋愛と成長のお話。
ベトナムの日常に入り込んだような気分になれ
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.9

若き日のジョニーデップ!美しい。
死に向かっていくダニエルブレイクの、詩的な西部劇。
会計士がひょんなきっかけから殺し屋になる。悲壮感漂うんだけど、淡々としてる。
渋いロックな音楽が心地良さを誘う。
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.7

ジムジャームッシュの長編デビュー作。こちらはカラーだった。
飛行機爆撃の音、精神を病んだ人、無気力な人…ベトナム戦争後の当時のアメリカの時代背景を写し出しているようで、他のジャームッシュ作品と比べたら
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.8

ジムジャームッシュ祭り!独特な世界観が心地いい。
3人の若者が旅をする。エヴァちゃんのけだるさが好き。
終始ダラダラと流れてくから、つまらないと感じる人も多いだろうし、何が良いのかと聞かれても説明する
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.2

ダメダメな男たち3人のゆるーい脱獄映画。こんな脱獄映画観たことない。このシュールさが好き、ほっこりする。アイスクリームユースクリームの下りからじわじわとツボにはまっていったな。
最後の寂しさもまた良き
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.9

90分の中で11本の短編から成るオムニバス形式。
コーヒーを飲みながら、タバコを吸いながら、何気ない日常の会話がひたすら繰り広げられる。噛み合わなかったり、途中で立場が逆転したり、どうでもいい内容だっ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

既に終わった恋愛を振り返るパターン。タクシードライバーとダンサーのほろ苦い恋。同じ日の6年間を別れ→出会いまで逆行して遡ってく。なんでこうなったの?あっなるほど!って気になってたことが少しずつ明らかに>>続きを読む

前科者(2022年製作の映画)

4.0

コンビニ店員と保護司という二足の草鞋の主人公。
前科者の社会復帰の為に親身に寄り添う保護司。恥ずかしながら保護司という職業を知らなかったし、こんなにリスクのありかつ社会的意義のある職業がほぼボランティ
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こっぴどい猫(2012年製作の映画)

4.2

ユーネクストに追加されてた!!今泉監督の過去作品。
期待通りの今泉監督らしい群像劇で満足。様々なストーリーがオムニバス形式かと思いきや、次第に繋がっていき、意外な展開に引き込まれる。リアルな恋愛模様が
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

3.7

西武開拓時代、ひたすら広大な砂漠を西に進む3家族。
映像が綺麗だった。終わりが見えない旅、底をついてくる食料と水、ひたすら緊迫感と焦燥感が漂う。
ひたすら前に進むだけ、終わりが見えないし、ラストも解釈
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.5

「悲しみは使い古した喜びなのよ。」
奥さんに縛られながらもうすぐ父親になろうとしているマークと、独身で夜間学校に通ったり地域の子供達への活動だったりと好きなことをして自由に暮らすカート。全く違う道を進
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

何これ久々に凄いものを観てしまった…という感覚。余韻が凄い。
前情報なしで観て、よくある感じのキラキラパーティー映画と思ってたら全然違った。
キャシーの復讐劇。話が進むにつれて次第に彼女の過去が明らか
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パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

3.4

ブラックコメディ調のドキュメンタリー。所々で風刺アニメが入っていたりと、マイケルムーア監督の作風を彷彿とさせる。
国会答弁のシーンが印象的。
日本でもこういう政権批判を扱う作品を作れるようになったこと
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.9

友人の結婚式の余興で赤ふんダンスをするために久しぶりに集まった6人。バラバラになった6人だけど、学生時代から時が止まったかのように当時の姿に戻ってバカ騒ぎ。男子特有のノリは女の私からするとちょっと羨ま>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.6

仕事や資格試験諸々が落ち着いて3か月ぶりの映画鑑賞。ゆっくり映画三昧できるの嬉しすぎる!

軽く観れる邦画をと思って観てみたけれど、思いの外楽しめた。
現実と漫画の世界を行き来しているようで、何が現実
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.7

疲れきった主婦と、実家暮らしニートの男。退屈な人生に飽き飽きした30代の男女が出会い逃避行しようとするロードムービー。
人を殺したと勘違いして逃げ回りモーテル暮らし。高速乗ろうにもお金がなくて、結局地
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.0

BL好きの腐女子三浦がたまたま好きになった安藤が実はゲイだった。
腐女子やゲイであることを周りにカミングアウトできずにいる2人の、淡い青春ラブストーリー。重い題材だけどライトに描かれてる。
LGBTと
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.2

「自分史上一番古い記憶って何か覚えてる?」

父親と二人暮らしの中学生の陽。突如再婚が決まり、新しい母親と幼い妹との生活が始まる。
複雑な家庭環境にかかわらず、現実を受け止め新しい家族と向き合いながら
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アジアの天使(2021年製作の映画)

3.4

シングルファザーの主人公が息子と共にソウルの兄を訪れる。ひょんなことから売れない歌手のソルと知り合う。日韓それぞれの家族の交流を描くロードムービー。
池松壮亮とオダギリジョー見たさに鑑賞。
ファンタジ
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さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.8

拗らせ女子が、高校卒業を目前に、静かに人生を模索していくお話。
両親は離婚、大好きな父親は職を失い泊まり込みで働き、母親は彼氏に夢中。複雑な家庭環境で育ったレオニー、人生を冷めた目で見てしまうのは当然
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グッバイ、ケイティ(2016年製作の映画)

3.7

可愛いジャケ写に惹かれて鑑賞、前情報なしに観たら思いの外重い内容でずっしり。性的描写も多いから苦手な人はしんどいかも。88分という短さがちょうど良かった。。

ダイナーでのウェイトレスに加え、空いた時
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.8

せっかちなシャオチーとワンテンポ遅いグアタイの、ファンタジー要素ありのラブストーリー。
テンポに着目するという発想がなんともユニーク。
前情報なしに鑑賞。拗らせアラサー女子がイケメンに恋して奮闘するラ
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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

4.3

映画館で号泣。だけど、決してお涙頂戴ではないのが良い。
後半で実話なんだと知り更に号泣、、

末期ガンで闘病中の妻ニコルの看病をしながら、2人の娘たちの面倒にジャーナリストの仕事にと、奮闘するマット。
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.8

学生記者のチャンスを得たアシュレー。都会育ちの彼氏ギャツビーが田舎育ちのアシュレーに張り切って自分の生まれ育ったニューヨークを案内しようと奮闘する中で、様々な人との出会いがあり想定外の展開が繰り広げら>>続きを読む

マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.3

爽やかな、教師と生徒の恋模様。
先生を励まそうとする健気なビリーが微笑ましい。
教師という職業の孤独さ。一人で悩まずに相談することが大切ということ。
若きティモシーシャラメの迫真の演技が良い。
悪くは
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マチルド、翼を広げ(2017年製作の映画)

3.5

変わり者の母を持ち、母子家庭で育ったマチルド。突然母から喋るフクロウをプレゼントされ、孤独だったマチルドの親友になっていく。
母親の行動はぶっ飛んでいてマチルドはいつも振り回され、親と子が完全に逆転し
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パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

3.3

途中で大体展開が読めてしまったのと、キャラクターの心情が分かりにくくてあまり入り込めず。原作はきっと良いのだろうけれど。
演技力の差があるのもやはり気になった。染谷くんだけうますぎ。
家帰ったら玉森
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ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

3.6

古典フレンチコメディ。休暇中のバカンスのお話。
古き良き、フランスの海辺の街の光景がノスタルジックで素敵。
特に何が起きるという訳ではないけれど、コミカルな演技や演出でクスッと笑えるシーンがたくさん。
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ローラ(1961年製作の映画)

4.5

U-NEXT終了前に駆け込みで鑑賞。ぎりぎり間に合った。
フランスのナントが舞台。シングルマザーで踊り子のローラの恋愛を中心とした群像劇。ローラと男たちと少女セシルとの間で、いくつかのエピソードが次第
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