skittiesさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ラスト・クルーズ(2021年製作の映画)

3.9

新型コロナウイルスに集団感染をしたダイヤモンド・プリンセス号の内側のドキュメンタリー。

豪華絢爛なバカンスから一転し、地獄の隔離生活となる様子が、
乗客・乗員が撮ったムービーを中心に、時系列で辿られ
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.7

複数の人々の群像劇。世界観が独特で、不思議な映画。
人気司会者、天才少年、余命わずかの老人…みんな違うけど、それぞれが苦悩を抱えてる。
長かったけど、テンポよく切り換わる群像劇だからか飽きなかった。
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GO(2001年製作の映画)

4.2

韓国籍の高校生杉原の、青春ラブストーリー。エネルギーに溢れてて、なんだかとっても眩しい。
杉原が社会に反発しながらも向き合っていく姿がかっこいい。国籍とは?について考えさせられる。
タブーとされている
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Happy Hunting(2018年製作の映画)

2.8

婚活のあるあるを詰め込んだような作品。
チャラ男、コミュ症、訳ありのイケメン、お高く止まった女子…
人間の嫌な部分がリアルで気分悪くなる。笑

確認(2018年製作の映画)

3.3

アマプラでたまたま見つけた、パンデミックショートフィルム。
今のコロナの状況と重なって恐怖倍増。
海外のコマーシャルみたいな雰囲気。
水12ドルは高すぎだし水道止めるとかホテル側での対策はできたんじゃ
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女は女である(1961年製作の映画)

4.5

24時間以内に子供が欲しくなったキャバレー踊り子のアンジェラが奮闘する、ユーモアたっぷりのフレンチラブコメ。恋人たちの喧嘩がいちいち可愛い。
ちょうど60年前の作品、古いのになんだか新しさも感じる。
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.7

なんだか凄い映画だったなあ。
プールに沈めたり、喫煙やレイプ未遂。破天荒な中学生たち。今は作れなさそうな映画。
台風の雨風と思春期の不安定さが連動してる。
相米監督らしい長回し。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.8

妻との結婚生活に嫌気が差した主人公が元恋人と逃亡するお話。
自由奔放なマリアンヌがキュート。
フランス映画らしいお洒落な作品。詩の引用が多く、2人の会話は理解しづらい部分も多いけれど、色彩が鮮やかで雰
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

胸糞映画が観たくなって鑑賞したけど、想像とちょっと違った。ゆるい雰囲気の作品。
昼は銭湯、夜は殺人現場。何も知らずに働き始めた男のお話。

日常と非日常が融合した設定が面白い。恐ろしいことしてるのに妙
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虹をつかむ男(1996年製作の映画)

3.5

渥美清さん追悼映画。
就職に失敗した青年が四国の小さな映画館で働くお話。

映画愛、寅さん愛に溢れた作品。
渥美清さんがいかに愛されてたかが伝わってくる。
ストーリーもちょっとだけ、男はつらいよ風。
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

4.2

闘病ものは苦手だったけど、レビューの評価が良かったから鑑賞。

高校生最後の年を、白血病になった友達を支えながら過ごし、その友達のために映画を作るお話。

主人公のユーモアのある語り口等、重いテーマを
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サラリーマン専科(1995年製作の映画)

3.5

主人公に寅さんと同じ匂いを感じた。男はつらいよと併映されていたと知り、納得。
妻と子供二人を持つ平凡なサラリーマンと、同居する独身自由人の弟の、日常を描いた作品。頭空っぽにして観れる。
ドタバタコメデ
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スモーク(1995年製作の映画)

4.5

ブルックリンの小さなタバコ屋を舞台に、ひとりひとりに焦点を当てながら、登場人物たちが交わり合う。温かい群像劇。

派手さはないけれど、味わい深い。
人物の描写が丁寧で、人と人との関わりによって繋がりが
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ブレグジット EU離脱(2019年製作の映画)

3.8

EU離脱国民投票の裏側で、離脱派と残留派の間で繰り広げられたドラマを、舞台裏で作戦を練った人に焦点を当て描いたお話。
スピード感あって、分かりやすく纏められてるから、知識に自信がなくても楽しめるし、勉
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

4.3

男はつらいよシリーズ第25作目。久々の寅さん。

リリーさんに会いに沖縄へ。
沖縄での同棲生活が微笑ましくて、愛おしい。
一緒に暮らして、両思いで、夫婦同然とも言える2人なのに、素直になれず結ばれない
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ケス(1969年製作の映画)

4.6

ケンローチ監督の「わたしは、ダニエル・ブレイク」や「家族を想うとき」が良かったから、初期の頃のこちらも鑑賞。
こちらも、社会に対する怒りをぶつけた作品。
ハッピーエンドにせず、これでもかという程の現実
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ただいま、ジャクリーン(2013年製作の映画)

3.6

バス事故で施設に入った少年が、ずっと大事にしてきた腹話術人形と共にトラウマを克服するお話。
じんわり優しい映画。 若干のチープさは感じてしまうけれど、だからこその温かさなのかも。
40分で綺麗にまとま
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甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

3.5

アラフォー独身女性の日常を覗いてるような感覚になれる作品。
コメディ色強いのかなと思ってたけど想像より淡々としてた。

出てくる人がみんないい人で癒される。
黒木華ちゃんのくるくる変わる表情が可愛い。
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.8

456から映像技術が進歩してて、90年代らしさを感じた。
アナキン可愛いし天才的。レースシーンの迫力が印象に残る。
ナタリー・ポートマンもキーラ・ナイトレイも綺麗すぎ。
今日5/4はスターウォーズの日
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.5

富裕層が人間狩りをするというなかなか過激なお話。
誰が主人公なのかなかなか分からないのが斬新で良かった。
グロイシーン多めだけどコメディ感強いからか耐えられる。ラストはスカッと爽快感。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

言わずと知れた名作を今更ながら鑑賞。パケ画のポースはそういうことかと、ようやく謎が溶けた。もっと早く観ておけば良かった。

苦難の中でも希望を持って生きることの大切さを描いた作品。こつこつと地道な努力
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.2

3部作完結。親子愛や仲間愛等、ヒューマンドラマの要素が強め。

ラスト、ルークとダースベイダーの関係性に感動。
イウォークのバトルシーンがキュート。
スピーダーバイクのスピード感が印象的。

123と
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罪の声(2020年製作の映画)

3.9

未解決事件グリコ・森永事件をベースに作られた作品。
大人の勝手な都合で事件に巻き込まれ、人生を狂わされる子供達。

聞き込み調査を重ね、新たな情報が与えられていく度に、事実が繋がっていくのがなんとも気
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.6

砂漠の小さな寂れたカフェを舞台に、人間模様を描いた映画。

ドイツ人女性が来ることで、徐々にカフェの空気が和らいでいき、
国籍も性格も違う2人の女性が、少しずつ分かり合っていく。

こういうの好きだな
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.6

3作目。
展開早いし内容複雑化してて、ついていくのに必死。
前作はコメディ色強めだったけど、本作はシリアスめな印象。
最終決戦のシーンの迫力が凄い。

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.0

2作目。アトラクションに乗ってるような感覚。
アクションだけじゃなくて、ヒューマンドラマやラブロマンスもあり、盛りだくさん。

"I love you." "I know."に痺れた、
"I love
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

観る機会がなくて、今更ながら初めて鑑賞。
40年以上前にこれだけの技術があったことに驚き。当時は革命的だったんだろうなあ。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

女性の生きづらさを描いた社会的メッセージ性の強い作品。

優しくて理解のある旦那さんと可愛い娘がいて、良い家に住んで、実家と友達にも恵まれて、一見何不自由なさそうなジヨンだけど、現代社会の闇が隠れてる
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はちどり(2018年製作の映画)

4.4

14歳の少女の日常が淡々と描かれる。派手さはないけど心地良く、じんわりくる作品。140分と長いけれど飽きさせない。
思春期特有の心情の変化や、韓国特有の家族関係や学歴社会、当時の歴史的背景等が凝縮され
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.8

ちょっと変わった両親と、ふざける2人を冷めた目で見る娘。だけど、なんだかんだちゃんとある家族愛。いろんな家族の形があって良いよね。
無音にする演出が印象的。
結構シリアスな内容をポップに描いてる。可愛
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.6

90年代の空気感がノスタルジックで良い。
大人になっていく少年の揺れ動く心情。
甘酸っぱい気持ちになれる映画。

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.6

淡々と進む。
子供たちの自然な演技とか日常のリアルの描写が良かった。
宗教という非常にセンシティブなテーマを子供の純粋な視点から描くことでマイルドになってる。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.1

ポップでコミカルな楽しい作品。
アラサー女子の描写がリアルで生々しい。

同世代かつ似たような境遇の自分からすると共感できるところがたくさん。一人の快適さを満喫しつつも、やっぱりどこか満たされず。一歩
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

淡々と、静かに進む。
3人の演技が凄い。夫への執着が異常に強い妻を蒼井優が上手く演じてたし、高橋一生の優しいけどたまに見せる狂気を感じる表情も良かった。