茉さんの映画レビュー・感想・評価

茉

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

アカデミー賞の何部門もにノミネートされ、世界的に多大な知名度と評価を得たこの映画の中で何度も「日本」「広島」「長崎」というあまりに聞き慣れた地名が何度も飛び交うことにやや非現実を感じつつ、改めてその歴>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.6

世界や人間の嫌なところばかり目についてしまう時代だけど、彼らのような人々が営む生活を守りたい、守らなければいけないと考えてしまった。

言語化できない感情、流れた涙、締め付けられる心、隣で同じタイミン
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

私は今の日本で生きていくことが不安で仕方がない。街は常に騒がしく、吸い込む空気の匂いに嫌悪感が沸く。老いや変化を受け入れる器はまだ、ない。

でも、スクリーンに映るこの国、世界、人生はとても美しく見え
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正欲(2023年製作の映画)

4.6

この映画が制作されて、全国に公開されて、さらにそれを誰かが、私が鑑賞したところで、気持ちを重ねたところで、何も解決しないし、変わらない。きっと世界はこれからもこのまま、バグったままで続いていく。この世>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

宮崎駿という天才の終活を覗いてしまった気分
天才が故の苦しみを感じた
考えすぎな気もするー

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.9

全員、演技が素晴らしく良かった
特に松村北斗の儚さ、危うさが突き刺さって苦しい

内容に関しては1回、しかも鑑賞直後だと理解し切れない部分があるので後ほど、、

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.2

明日キリエを観に行くので前日に岩井俊二ワールドに入っておこうと試聴、相当しんどい

ストーリーは正直理解し切れないけれど、ラストの火の中に札束を投げるシーンで心臓を締め付けられ大泣きしてしまった

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まなみ100%(2023年製作の映画)

4.6

んあーーー最高
どこを切り取ってもあまりに眩しくて切なくて苦しくなった
存在しないはずの思い出たちがそこにあった

天気の子(2019年製作の映画)

-

きっかけが何であったか見当もつかないけれど、いつからかこの世界の苦しみや悲しみ、痛みを全てこの身体で背負っているように感じるようになった。
一人でいても、誰かといても、何をしていても孤独を感じる。罪悪
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

2.8

最初から最後まで何も意味がわからなかったけどこれはそれでいいんだろうなとか思ってしまったり、でも圧倒的非現実の中に時々垣間見えるリアルがとてつもなく恐ろしかった

というか極上音響上映すごい
観に行け
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

孤独に胡座をかいている私にとって孤独が可哀想みたいな風潮はずっと疑問に感じていたけど、この映画はそこも肯定してくれていて嬉しくなった。孤独って悪いことじゃないと思う、個性だし。

でも、私は夜の仕事に
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

4.4

映画の良し悪しとか好き嫌いとかどうでもいいからとにかく走り出したくなる、目的地なんてないけど、そんな衝動に駆られる映画、好きです

21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.2

いつ観たかは忘れたけど、布団の中でひそひそ観た記憶。大切な夜だった。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

5.0

こんなにかっこよくてキラキラしてて完璧なラスト他に知らない!全部が最高だった!!!

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.6

映画を観ながら無意識に体が前に出てしまったり、息を止めたり、強く手を握って祈ったり、そんなの初めてだった

あと主題歌が言わずもがな最高
あのOP観るために通える

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

圧倒 このタイミングでこの作品に出逢えてよかった、救われました