Naokoさんの映画レビュー・感想・評価

Naoko

Naoko

映画(283)
ドラマ(136)
アニメ(0)

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テッドとビリーが一緒にフレンチトーストを作るシーンが2度あって、その間18ヶ月の変化をギュッと凝縮させたようにこのふたつのシーンを全く違ったように描いてるのが好きだ。
『クレイマーvsクレイマー』とい
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エリオの両親がエリオを理解して受け入れるようすがよかったなぁ。それは決して押し付けがましいようなものではなくて、さらさらと流れる水のように柔らかく美しい。
オリヴァーは、“ゲイだと分かれば矯正施設行き
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラスト10分で「Holmes and Holmes 待ってます!!!」ってなったのに
エンドロールでまさかのDr.ワトソン現れる!!!

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

新幹線で移動中に観てめちゃめちゃ面白かった
今この車両でゾンビに襲われたらどうしよう?とちょっとだけ考えたりして

他人を犠牲にしてでも生き残りたいという欲望を可視化して示唆に富んでいたし、アクション
>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

すごく面白かったんだけど、この、メンバー全員が一芸に秀でているってのは、ドラマ『ヴィンチェンツォ』のクムガプラザと同じカタルシスだよね
おばかコメディ&バチバチアクション!!

セシボン(2015年製作の映画)

2.5

1970年代の韓国、朴正煕政権下、開発独裁による経済成長と民主化の弾圧(非常戒厳例が敷かれ夜間外出禁止令など国民生活を制約)

抑圧された時代に、夢を追いかけ、夢破れた若者たちの青春。
それから20年
>>続きを読む

無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.5

序盤に撒いたタネを後半できちんと摘み取る爽快さを味わわせつつ、でもそれは“伏線”なんて壮大なものではなくて、「6を3つ使って7にする」みたいなささやかだけどよくできたパズルのようなストーリーだった。>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

若草物語は児童文学の簡単なやつを子供の時に読んだきりで。でもエイミーが原稿燃やしちゃったりとか、ベスがスリッパを贈ったりとか、そうそうそんなお話だったと懐かしかった。

慈しみ溢れる母と互いを思いやる
>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

2.5

お互いを思いやる二人の姿が相変わらず良かった。
漫画の各巻のハイライトエピソードをぎゅっと詰め込んだ感じで、漫画の奥ゆかしさが、、ちょっとね、、というところはあったけど、この淡々とした物語を起承転結の
>>続きを読む

オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

3.0

スーパーソニックとアズイットワズと観て、とりあえずこの人たちが映像作ると加工とか編集とかわちゃわちゃしてるのは仕方ないと思うことにする。
スクリーンで、大音量で、名曲たちをいっぱい聴けるのがなにより。
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

アカデミー賞当時けっこう注目してたものの年月が経ってあらすじさえすっかり忘れてたけど、長雨の心配を少し忘れられてダラダラした午後に眠くならない、まさに自分のいまの気分にピッタリで、とてもよかった。
>>続きを読む

ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.0

期待通りの、優雅で、ドタバタな群像劇。
メアリー王女がクイーン・メアリー・フリンジ・ティアラを身につけていてひとりテンション上がる。。
国王の行幸は実際ああやって行く先々王室スタッフが取り仕切っている
>>続きを読む

朝鮮名探偵 鬼(トッケビ)の秘密(2017年製作の映画)

2.5

韓国らしいコメディとドンパチ&アクションてんこ盛りで、あぁこれこれ、と妙に納得してしまって面白い〜。
キム・ジウォンが強く美しく儚いヒロインにぴったり。

リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(2019年製作の映画)

3.5

完全にノエルに喧嘩売ってる。笑

長く深い沼にとらわれても、「マイクロフォンスタンドの前が俺のいる場所だ」と、あきらめず、ソロで復活して充実した今のリアムの姿にじーんときた、、、。
あきらめなければ道
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

ちょうどこういう映画が観たいと思っていたキブンにぴったりだった
体に悪そうなとびきり美味しそうな料理が次から次に画面を彩る。

息子とどう接していいか戸惑っていたカールだけど、手探りながらも対等にパー
>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

2.0

「(元)コギャルに捧ぐ」感が溢れてて、細い眉毛にもルーズソックスにもミニスカートにもたいして興味のなかったわたしにはあんまり共感しなかった。篠原涼子と広瀬すずとの、ふとした表情の似せてくる感じは、さす>>続きを読む

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.0

全編通して軽やかでオシャレだけど、エリザベスの真面目さとか誠実さとか、そんな彼女が抱く高揚感とか緊張感とかが伝わってきて、応援したくなる。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ひゃーーー
目が覚めるようだった

いよいよレイの出自が明らかになり(その点はもうちょっと丁寧に説明してほしかったけど...)、自身との対峙に苦悩するレイ...カイロ・レン/ベン・ソロが抱えている苦悩
>>続きを読む

建築学概論(2012年製作の映画)

3.0

なんというか、酸っぱくて、苦い。
人生の停滞期に再会して、初恋の清算をきっかけに勇気ある一歩を踏み出すはなし。

初恋そのものは不毛。だけど、建築学概論の講義が進んでいくにつれふたりの関係が紡がれてい
>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.0

悪者が出てこない安心。

しんどい状況から、新たな場所での出会いにより立ち直って、自分を見つけ出していく様子が清々しくて、気持ちの良い映画だ。
音楽も素敵だし、ザ・アメリカ!ザ・イギリス!って感じのロ
>>続きを読む

僕らの青春白書(2014年製作の映画)

2.0

韓国の高校生って本当にこんなにいつも喧嘩してるのか?
1980年代の韓国は、高度経済成長の頃の日本みたいな感じなのかな。その辺をよくわかっていたらきっともっと面白く感じたかも。

>|