すままるさんの映画レビュー・感想・評価

すままる

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正欲(2023年製作の映画)

4.1

稲垣吾郎さんの演じる役が対比で滑稽に見える。普通、普通の言葉がイライラさせる。でもそれが普通。日々口にしてる言葉。自分自身が滑稽なんだと認識させられる。世間一般の普通であることが出来ない人間からすると>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.1

笑って泣きました。
セリフとしては臭いセリフが自然に発されていたりクスッと笑うんだけど、笑ってよいのかっていうタイミングで挟んでくるからそれが余計にクスってなって。
なのに本気だから最後は泣かされて。
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.4

ドラマを観ていたので映画も足を運んだ。
たまたま観たドラマだったし、ジョジョも知らない。けれど不思議な世界観に繰り返し観入ってしまったドラマだった。

映画版はもっと露伴の技を見たかったなー。でも露伴
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.4

ドラマでも色んな事があったけどこんなにこの人に災難が降りかかるのかと気付いてしまうぐらい過酷なストーリーだった。
この作品に見入ってしまうところは医療現場のシーンでのテンポだ!動きと言葉のテンポにどう
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劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2023年製作の映画)

3.5

好きです!
推しを考えない時間はない。推しの推し方は人それぞれ。何か推しにできる事があるだけでその人の世界は光に満ちる。
有償の愛だけど相思相愛になれて、この関係が成立すると笑顔が増えていくんだよなー
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

んー。危なっかしい役所広司さんにやられました。只々単純に思ったことを行動にしているだけで犯罪という概念はなくて、やられそうだから暴力を振るう、誰かを助けたいから暴力を振るう。本当に感覚で生きている人だ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.2

もう大人の映画になってしまったなぁなんて感じた作品だったなぁ。
ダンブルドアとグリンデルバルトの関係が愛がいっぱいで。考え方が違ってしまったけど繋がってて悲しいストーリーに。クリーデンスの生い立ちも解
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.0

時系列をバラバラに描いてるので頭をフル回転。私には追いつけなくなる部分が何シーンかあってしまった。ついていけなくてごめんなさい。
心にシャッターを下ろした主人公に寄り添うのが難しく、歯痒い作品だった。
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.5

コナンはどうしたか観てしまいますねー。
最後に「いっけー!!」と言いながらの山場がとにかくスッキリするんです!
最後まで目が離せない展開に今回も満足でした!

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

4.0

テレビ放送でどハマりしました。映画化で大興奮!不器用な人には響かない人はいないだろうドラマの脚本に登場人物と俳優、私には完璧でした。
映画は思ったより現実味を帯びた問題にも触れて主人公の複雑な心境が混
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甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

3.5

一人で過ごす時間が長かった女性が一人の時間に色々考えてしまったことで人生を勝手に生きにくくしている描写がリアルで大好きだ。歳を重ねていること、親になれなかったことへの懺悔。縛られている(自分で縛ってい>>続きを読む

HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.1

最近お風呂で動画を見るようになりふと見つけて鑑賞。
ファンタジーの要素があるけど、自分の罪との対峙が丁寧に段階を踏みながら誘ってってくれる。ありきたりな作品なのかもしれないけれど見てて嫌な気がしない。
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.7

多感な時期に相手や周りを想い自分の気持ちを押し殺す高校生。青春ドラマのようで大人なラブストーリー。すぐに何かを手に入れようとするのではなく時期をただただ待つ。その時期がやってくるなんて分からない。不安>>続きを読む

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.6

主人公は会ったこともない人と手紙で心が通じていると感じる。そこまでとは言わないが出会ってからの年数とか関係なく付き合いが深く感じる人と出会った経験は自分もある。

主人公は島でどうしても興味惹かれる人
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.6

言葉ってどこまで伝わるんだろうなぁ。
言葉に出さずとも伝わることも少なからずある。けれど耳を傾けてくれてるタイミング、興味、イメージ、そんなので左右されてるって思う。
主人公は無口だけど自分をわかって
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函館珈琲(2016年製作の映画)

3.4

なんか悶々と立ち止まってしまった時に誰かに助けて欲しいけど他人の言葉が鬱陶しいと感じる時に観て良かったなって思う作品でした。
時が来たら動け。
時を待つのが怖い。でも待て。
自分の中のブレない部分を捨
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怒り(2016年製作の映画)

3.8

新たな切り口のストーリーでドキドキした。

深くも浅くもどの人間関係にも大切な信頼が事件で揺れ動く。
疑ったり信じたり、人は葛藤し苛まれる。
その中で信頼を操るものが人を裏切る、人生を狂わせていく。人
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

2.8

邦題が期待させる雰囲気と作品が違ってて残念だった。
顔のない依頼人!どういうこと⁉︎って好奇心が掻き立てられたけれど。ストーリーの前半はワクワクしたけれど後半は読めるストーリーになってしまって。もっと
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.3

むちゃくちゃ怖いストーリー。
復讐の巧妙さのレベルが凄すぎる。
さらに主人公の認知の中を彷徨う描写と自分を思い出した描写が際どく先が読めない。
危なっかしい状況が最初から最後まで続くために
ハラハラし
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ノーマル・ハート(2014年製作の映画)

3.3

大切な存在の命が絶える。それが怖くて毎日毎日苦しみの中にいて、けれど今は生きてくれている、それなら今が幸せなんだ。でもその日はいつくるの?怖い怖い怖い。誰か助けて!


まくし立てる言い方しかできない
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.1

お金で進む忠臣蔵!
この描写は面白い。大石内蔵助が金勘定が下手くそで家来になかなかの圧で教えられながら討ち入りの日を迎える。武士の一分のための討ち入りがお金で決まっていくのだ。こんなに話しかけやすい大
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.7

この作品はやっぱり観ちゃいますよね。
アナの純真さとエルサの光と影の葛藤。人の描き方がとても好き。
今回は他のキャラクターもかなり描いてくれてて笑いの要素強かった。クリストフのシーンはどう受け止めて良
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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.5

3DCGというのを初めて観た。ルパンにとっても似合っててカッコよかった❗️
ストーリーはいつものルパンて感じでニヒルな男ですよ。お爺ちゃんのストーリーも絡んでくるからルパンの原点ていうのも大きい感じで
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楽園(2019年製作の映画)

3.5

リアルリアルリアルリアル。
人間てこんなんなんですよ。世代もあるかもしれないけど。自分で整理しきれない感情は相手に押し付けるし、自分を守るためなら人を落とす。

そんな世界でも強く人間の弱さや腐ったと
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.1

最近こういう大人の恋愛映画って観てなかったなぁと興味があって鑑賞。
歳を重ねると熱くなる心をうまく封じ込めてしまう気がする。そんな大人が感情を平然とした態度で相手に伝える。カッコ良いのがその態度に焦る
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いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

3.7

まさかのファンタジー!チラシも見てたけど、なんとなくで読んでしまってて観ながらえぇ!ってなってしまった。ストーリーについていけないぞって途中なりながらも足が地から浮いてるような感覚になっていった。
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.5

空、陸、水、果てしなくどこでも戦い続ける映像は迫力満点!若干何が起きてるか分からない部分もあるけれど工夫の凝らされた演出は見終わった後の1番の印象を残しました。
シュワちゃんのターミネーター復活という
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

同じ事への好奇心を持ち続けられる者は一握り。義務となり押し付けとなり好奇心は少なくとも薄れていく。その義務と調和できるもの、それが匠と言われるものなのだろう。その調和は自己流であり様々である。自分で見>>続きを読む

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.6

貧富の差と差別の文化の中で生きて親友と出会う。貧しさが同じだが人種が違う。でも白人は黒人に憧れ黒人として振る舞う。そんな結び付きで幼い時から親友として育ってきた。かけがえのな友。
ある罪から2人の関係
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.4

原因なんて考えても分かるわけないんだ。どうしてカルリートスが犯罪を行うのか。

言い訳をする事もないし、当たり前なんだと言ってるようだ。犯罪という意識がないし、人の命が絶たれることが怖さではなく人が息
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.7

なんか一人で生きれる方法を見つけてしまったかのように感じる時の自分と重ねて見入った。
人を近づけない方法。自分だけが感じれる幸福だけを追い求めるやり方。自分が傷つかないようにある程度幸福感が得られる日
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

ウッカリしていた。
ジョーカーがバットマンのジョーカーの話だということを。
1人の初めて見る人ととして映画を観てしまったためにこの作品は病んだ。

冒頭シーンの涙。この時は泣けていたのに。その後の生活
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.0

んー。
ストーリーが複雑すぎる。もう少し主人公たちの心について行きたかったなぁ。
最後は???が飛んでしまって。ファンタジー過ぎて頭がついていかなかったなぁ。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.4

善か悪か。
孤独だと思っているけれど、ただのナルシスト。悪くない奴だけど良い奴でもない。

だけどある出来事で歪みかけてたところが本当に歪んだ。歪み出したらブレーキが全く効かない。怖い。怖い。ブレーキ
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.4

4人の魅力ある俳優さんの共演で期待値大で鑑賞。残念ながら4人の共演場面は少ない。兄弟2人のストーリーだった。そこが残念な点だったが終わってみればなかなかの作品だった。

人を殺すに至るには今までに培っ
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