9位さんの映画レビュー・感想・評価

9位

9位

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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

スウェーデンは北方ゲルマンの国だけど、なんだかケルトっぽい死生観
死ぬのではなく自然に還ってまた戻ってくるということ。だから円のモチーフが多用されてる。
錬金術的だった。死をもって生を生む。死んで母胎
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

浮ついたセリフを浮ついているとも思わずに言う時間
なんでこうなってしまったんだろう

(児童文学だったらおそらく挿絵が入るような、特筆された)時間を、特別だと思うようになってしまったら終わり。(特別な
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

再構築を担うことを拒否し、家族愛の庇護のもと修羅の道を歩むことを選ぶ。

おもしろい。観られてよかった。

再構築の拒否は宮崎駿の現在と通ずるものアリ。
ジブリ過去作品のオマージュによる、メタ的なテク
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

ちんこの幽霊たちが怖かった。

言うなればフェミニズムホラー?とりあえず好き。

母親の設定はなんだったんだろ、ママも同じ境遇になって死んでしまったのかな。

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

3.6

性的同意の当たり前さが羨ましい。

クラブで出会っても、パーティで出会っても、きちんと同意を取ってから。

文化が違えばモラルも違う。

緩やかな連帯。
個々人の問題を個々人で解決してから連帯に向かう
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物への共感できなさと溝端淳平の演技の下手さで失いかけた整合性を、なんとか怒涛のナレ字幕&モノローグで取り直す。

殺すかね?普通。

でも泣いた。親子の愛とか、反射で泣くから。

ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.0

人の思惑関係なしに、真っ直ぐ走るドリームがかっこいい。

ストーリーに関わるもの全てに丁寧な説明が欲しい人は、ちょっと向いてないかも。少なくとも私は、瑣末な説明を省いたが故のテンポの良さが心地よかった
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

2.8

せつねーー

あまりギャッツビーの生き様は称揚できないなぁ。彼の生き様って果たして、「希望を見出し続ける天才」って言えるのか?

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

4.0

複数のアイデンティティを持っているということ。
複数のアイデンティティを持つようになるということ。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.6

いやー号泣しつつ、「いやもうちょっと出来ることなかったんかい」と思ってしまった、けど、号泣した

つらいよーー、たすけてよ所長〜〜〜〜

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.9

「男たちに尊敬されたければ、過激にやるのが一番」

ハーレイクインに漂う前時代感を克服するための本作。
ハーレイクインが「ジョーカーの女」を脱し、自立するまでのストーリーを、多様な「男に屈した女」との
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.4

テネットのレビューで名前が上がっていたので鑑賞。

バットマンがダークサイドにいる所以を語る本作。光が光であり続けたと演繹的に証明するためには、闇は存在し続けなければならない。バットマンが不滅であると
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.2

えーー、おもろ!!!!
これを一回観ただけで全てを理解できる知能が欲しい。欲しいよう。

わたしもTENETに入れてくんねーかな。

でもさ、画作り?がそんなにきれいに見えなかったのはうちのテレビの画
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.3

死ぬほど誰も悪くない、タイミング…タイミングが……果てしなく悪いだけ……

クルエラ(2021年製作の映画)

2.9

「スカートは救命具」いい言葉だな〜

「わたしはわたし」話を私は勝手に自己回復系と呼んでいて、そういう類の作品がとても好きである。ボディーポジティブやジェンダーの現代再発見されている諸問題と絡めて、他
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・「オレが守る」とか200000000年ぶりに聞いたわ。昭和の設定とかならまだしも、えーなんで平成…?いつまでトロフィー・ワイフやってんの?

・宮本が侵犯され怒り狂うことになるまでの手段として恋人へ
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2日に分けてみたから、なんでラマーがジョンを嵌めたのか分からなくなってたけど、ああそっか、アン・ライブリーの一件の違和感を勘づかれたからか。

マイノリティリポートは棄却されるというシステムの欠陥と、
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街の上で(2019年製作の映画)

1.6

超絶クソキモ映画

この監督、女のこと偶像化しすぎ〜

不快なこと言われたからって何も言わずに勤務中に店の裏に引っ込んじゃうような浅慮な女はいないし、モノ受け取るつもりで差し出した手を握手と勘違いされ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.1

もっとギャグに振っているのかと思いきや、案外真面目に仕事してる。
主人公の軽薄さが魅力的で良かった。
環境相の鼻持ちならないアイツには、普通にイライラしてしまった。(これ必要だった?)

マシュマロマ
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.5

いやーずっとすき。
ハンソロは相変わらずかっこいい。
人気台詞第一位
「愛してる」「知ってる」
の部分は繰り返して観た。
ファルコン号にときめく。

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.6

え…スターウォーズシリーズってこんなに面白いんだ。似非SF好きのわたしからするとこのハリボテ感最高。とはいいつつ、40年以上前の作品とは思えないくらいCGのクオリティ高くて驚いた。
そして当然の如くハ
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.2

「なんか思ってたのと違う」度が半端ない。
途中からやばいソシオパス出てきてこの映画の見方が分からなくなった。

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