おとさんの映画レビュー・感想・評価

おと

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パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

3.0

時間は有限だからこそ、その中で起きる一つ一つが心に残るものになる。
運命に逆らおうとすることで、自分も周りもみんな不幸になるのであれば、与えられた時間の中で、その人生の価値を高めて生きることが大事だな
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ティアメイカー(2024年製作の映画)

3.7

低い評価が目立つけど、私的には結構好きだった。
ただ、短い時間に詰め込みすぎていて、伏線を張ったのに回収できていない感があるかなぁ。

登場人物一人一人に、もっと色濃く描くべきストーリーがあるのに、後
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.8

3回目の鑑賞。
戦争映画の中でも本当に大好きな作品。

臆病だと言えば悪く聞こえるなも、しれないけれど、その臆病さが、他人にはない優しさ。
逆に、勇ましいと評価される人も、見方を変えれば、高慢で横柄な
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炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

2.0

終わり方が微妙、よくわかんない。

鏡に映る血まみれの自分を見て、我に帰るのはわかるけど、だからといってママを殺した男と生きるのはよくわからん。

焼け焦げた猫や人を見るのが痛ましかった。
キャリーの
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.4

夢なのか現実なのか、なんなのか。
目まぐるしすぎて、一回では全体像すらも捉えきれない感じ。
ただ、気持ち悪さ・不安感・不快感は押し寄せてくる、アリアスターらしい作品。
独創的で偏りがちな思考を持ちやす
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

無音。怖さというよりも気味悪さ。
何かが起きるわけでもないけれどずっと重ための空気が漂っているような感じ。

アダ可愛い、絵が綺麗。

変な家(2024年製作の映画)

2.0

原作ガン無視で草だった。
雨穴さんが創る世界観ゆえのゾワッと感はなく、驚かせてくる系のホラーで残念。

真相まで突っ込み切らずに、読者や視聴者に想像させて背筋を冷やすからこその面白さ。
これを110分
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

久々に面白かった!!!
男の子たちの友情物語、いいな。
弱虫な少年が強かに成長していく姿も、素敵な兄弟愛も満足。
ホラーかと思ってたけど、また違ったテイストで、最後は爽快感。
夢や回想のザラついた映像
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アイリッシュ・ウィッシュ(2024年製作の映画)

3.2

「好きな人」と「運命の人」は違うということに改めて気づかせられる作品だった。

自分が自分らしくいられる人と一緒に歩む人生は、素朴であっても素敵だと思う。

パステルカラーとアイルランドの絶景で視覚的
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.4

ダラダラした無駄な描写がなく、サクッと観られて、スカッとできる作品。

真っ直ぐで曇りない心のエロディの逞しさが素敵。

おとぎ話の中に入り込んだみたいだった。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.4

サクッと見れる、シニカルコメディ。

ヴィーガンへの皮肉だけじゃなくて、ライバル夫婦の見栄の張り合いもひどいね。

笑える

最初に父が殺された(2017年製作の映画)

3.5

どのカットも美しく、儚くも逞しい。
7歳の少女の目を通した大虐殺。
何故ゆえに起きている事象なのか、どういった思想なのか。
幼い少女にはそれを理解して言葉にすることが難しい。
言葉にできないことを瞳や
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

やった側は忘れていても、やられた側は覚えている。
レイプで笑顔も感情も未来も奪われた女性と、ヤンチャな想い出だと笑いながら悠々と生きる男性。
大学生はお酒もパーティーもSEXも当たり前になるから、羽目
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その瞳に映るのは(2021年製作の映画)

3.4

2回目の鑑賞。
本当に、子供達の苦しむ姿に心が痛む。
「間違えてしまった」では済まされない。
誰の命であっても、殺めることは許されないことであるが、これは惨すぎる。
素直で無垢な純粋な子供たちが、大人
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我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.3

「優生思想」について、10分程度にまとめられた短編作品。
戦時下。作戦等を「〇〇の技術向上に役立った」とか、綺麗事にして片付けているのが嫌だ。
もっと人としての本来の心を思い出して欲しい。
歴史問題を
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.2

凄惨すぎて涙も出なかった。
ただただ苦しかった。
同じ人間同士なのに、何故このような醜い争いをしてしまうのだろう。
本来であれば、手と手を取り合い、支え合い、笑い合っていけるはずの私達なのに、全てを豹
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聖なる証(2022年製作の映画)

3.4

フローレンスピューの演技に引き込まれた。
宗教は心の中心になるからこそ、安寧のためには必要かもしれないけれど、難しい。
ナン、美味しいもの沢山食べて笑って生きてね。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

じわじわくる不気味さ。
一生、嫌な予感が続く不快感が魅力。
家族の繋がりが嫌な形で継承されている気持ち悪さ。
アリアスターらしいと思った。
チャーリー恐ろしいけど、女優さんのInstagram見ると癒
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.2

たった20分なのに物凄く濃くて重い。
原液を割らずに飲んでしまったような感覚。
数分で、心が苦しくなる作品であった。
見た目を物差しにすることは間違えている。
派手な蛇ほど毒が強い。人間は肌の色が濃い
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.5

カラフルさとドス黒さのコントラストが良い。
アンニュイな雰囲気の溢れる主演の2人、どっちも抱きしめてあげたくなる。
激しいアクションに込められた怒りや殺意も、孤独で押しつぶされそうな消えゆく儚さも、そ
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ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

2.3

サクサク人が死ぬ。
あっさりしてるけど血も出る。
なんかイマイチ深掘りができていない感。
ヒロインの離職とかの背景に対するフォーカスがない。
主人公結局だれ?っていう感じ。
おでこが痛くなった。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

不気味な世界で狂ってくフローレンス・ピュー。バッチリハマってた。
カラフルで美しい色彩と絵に描いたような豊かな暮らしは、ミッドサマーと似てる。
(ミッドサマー大好きな私得^^)
サウンドがぼんやりと流
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

音楽やファッションがとっても素敵◎
ネオンの光とキャバレーミュージックがイイ!
60年代、世界の流行の発信地であったロンドン。
その華やかさ、煌びやかさの裏にある薄汚れた人々の欲。
どんでん返し、面白
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エクリプス(2017年製作の映画)

3.0

ブラックサンの後日譚ということで鑑賞。
実話ということが驚き。
超常現象はあまり信じていないタイプだけど、こういうの見ると少し怖くなっちゃうね。
ロサはブラックサンでも使われてた名前、、、
これも何か
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.1

一見幸せそうに見える人も、必ずそうとは限らない。
生きづらさ、その中でどうにか生を確かめるための行為。
本当の自由と幸せを、手にしてほしいと感じた。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.3

イカれてて面白い。
チーズバーガーがめちゃくちゃ食べたくなる。

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.4

実話だと考えるとゾッとする。
サイコパスがICUで働いているの怖いね。
ストレス描写も上手で、静かにじんわり不快で怖い。
お化けよりも人間の方が怖いなぁ

ブラックサン(2023年製作の映画)

3.4

静かさが不気味。美しさがなお不気味。
驚かせてくる怖さじゃなくて、じわじわ来る恐怖。
ホラーというより、悲しい記憶という感じ。
シスターが可愛いから◎

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

伝説のロックスターの生き様が、音楽と共にギュッと凝縮された作品。

わたし自身、世代ではないけれど、その分、何十年にも渡って語り継がれ、聴き続けられているQueenの良さや影響力も感じた。

一見、華
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.1

自分らしくいることを後押ししてくれる、ラストは感動

と思いきや、バーナムサーカスやフリークショーについて調べていくと、作中における光と闇を考え始めてしまい、沢山の驚きや疑問、不快感や差別への思いなど
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