スミスさんの映画レビュー・感想・評価

スミス

スミス

映画(673)
ドラマ(19)
アニメ(0)

ひかり探して(2020年製作の映画)

-

丁寧に作られていて、飽きることはなかった。ストーリーにはやや都合良いところもあるが、主人公の心情も伝わる作品だった。漁村の人々がリアル。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

ノーランのIMAX画角の使い方、独特。迫力の為だけではない、アングルとしての使い方というか。隙間は殆どなく、物語が進んでいく。それが怒涛のカットで。人生のダイジェスト的な作りだった。それが爆発のところ>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

-

さらっとした触り心地だが、なかなか複雑なことをうまくやっている気がする。シリアスになり過ぎず、馬鹿にし過ぎず。
台詞が秀逸。暖かい気持ちにもなれるが、世の中の難しさも感じる。不思議なテイストの映画だっ
>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

-

自分が消えてしまっても作品は残るというロマン、とても共感出来る。大きな流れの中ではパーツでしかないことが物悲しくもあり、喜びでもあり。技術の流れ中心に描かれているので、キャラがやや平板だったような。

Saltburn(2023年製作の映画)

-

エメラルドフェネルは編集が抜群に上手い。あざとさの具合がちょうど良いので、映像に楽しみがある。4:3であるのはなぜ?流行?

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

暗示に満ちた映画。ブラックユーモアも。美術と衣装は凄い。これは本当に好みなんだけど、ワイドレンズの使い方はしっくりこない。

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

-

絵柄のセンスは最高。映画の中のキャラや小道具全部が最高のイラストで落書きさえも手抜きない。センスも才能も予算もある。夢あるな。

Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

-

バイトのシーンが最高。日本でもこういうテイストのものってあるのかな。なんか切ないが勝ってしまう。

暗殺の森(1970年製作の映画)

-

照明、ロケーション、アングルが物語をより良くしていて素晴らしい。過去とのカットバックは参考になった。

カード・カウンター(2021年製作の映画)

-

鮮やかな演出。主人公の精神を何も語らずにここまで映像的にも演技的にも表現できるだなんて。何をやるにも演出にひと工夫あって、惹きつけられる。静かな狂気が最高だ。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

-

ソフトなホラーでした。もっとダンス観たかった。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

-

まず冒頭の15分でかなり楽しめる。役者なのか演出なのか脚本なのか。冒頭のシーンがその後の展開に悉く跳ね返っていく感じ。そしてちょっと変わったエピローグ。まだまだやれることはある。流石に長くはあったが、>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

-

すごく個人的に感じる映画だった。まさに今がこうなのかも知れないと思わされるというか、人生の交差を見せられるというか。アングルはとても奇妙で、いろんな余白を生む。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

-

画面は丁寧に作られていて、観ていて楽しい。16:9でもレトロなテックだったり、フィルムルックもしっかりしている。マシンも格好良い。新鮮味はあまりないが。
ストーリーはまあ、ご都合感が否めない。ブレード
>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

-

死を体験したような感覚。人はこんな段階を踏んで、死を受け入れていくのかもしれない。窓の外を去っていく人影や、片付いたベッドルーム。言葉にならない暗喩が良かった。美術と照明がとても良い世界を作り出してい>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

画面全体をコントロールする演出力は凄い。一部の隙もない。ただそのことによって全てに意味を感じてしまって、何となく乗り切れない部分も。

イカとクジラ(2005年製作の映画)

-

何も起きないのに、何かが動いている脚本が良い。きっとあらゆることの着地はあるんだろうけど、描かれてはいない。面白い映画だった。

はりぼて(2020年製作の映画)

-

議員は決して馬鹿ではない。これが放置されてしまっていることこそが、愚かしい。

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

-

どこかで一線を超えてしまった人生モノが大好きなので、最高だった。数十年前的な作品は自分の記憶も混同してしまってかなり大変なので、美術、衣装諸々しっかりやっていて、羨ましい。

最後まで行く(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

韓国社会に詳しい訳ではないので何とも言えないが、後輩だからといってあそこ突破できるのかな?韓国映画なので一定の水準は満たしているが、所々不自然に感じてしまった。ややテレビドラマ寄りなのかな。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

-

テーマがはっきりしていて、無駄がない映像。いつもスッキリ観られるのはやはり監督の手腕か。クリントイーストウッドとジョージミラーのように生きたい。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

-

長いカットが生活のリアリティをうまく描いていた。登場人物や出来事に派手さはなくとも、ここまで目を惹きつける手法を身に付けたい。

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

-

どうやったらこのスケールの撮影が出来るのか、想像つかない。丁寧な描写、説得力のある画作り、しっかりとした主題。
カーチェイスもかなり好きなシーン。ちゃんとできている上にギミックの工夫もある。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

-

気分が晴れない感覚を表現出来ていた。演出は抑えめなのに常に不安を感じる。劇伴の使い方が良かった。

>|