スミスさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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気分が晴れない感覚を表現出来ていた。演出は抑えめなのに常に不安を感じる。劇伴の使い方が良かった。

X エックス(2022年製作の映画)

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ひと通りホラーの作法があり、それなりに楽しめる。深い意味はなさそうだけど、ひょっとしてあるのか。

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

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雨が降っている映画の中でかなり好きな部類。夜の描写がとても良い。アジアのリンチ。暴力描写の編集が独特でたまらない。ボートのシーンもめちゃくちゃ美しい。中国描写もリアリティを感じた。

ブラックブック(2006年製作の映画)

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脚本が歴史の流れを一人の人生とうまくシンクロさせているように思えた。誰の側にも立たない視点はバーホーベン監督らしい。

タンポポ(1985年製作の映画)

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何度も観ているが、役者って本当に良いなと感動する。若いとか格好良いとか人気があるとかじゃない。役がある。いちいち登場人物に味わいがあって性格があって、折り重なって世界を演出している。

AIR/エア(2023年製作の映画)

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そんなに派手な説明をすることなく、過去の設定を伝えてくる演出と美術が素晴らしい。何かを誤魔化そうとするケチなアングルもない。そのことによって純粋にストーリーを楽しむことが出来る。視聴者に「らまあここは>>続きを読む

主戦場(2018年製作の映画)

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なぜ保守系の出演者達はこれに腹を立てているのだろう。日頃発言していることと齟齬を感じないのだが。映像が鏡の役割を果たしている。

ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

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不思議な映画だった。現実と映画の感想がとても近くなるように設計されていた。不思議なユーモアもある。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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POPの具合が丁度良い。それ以外の日常のごちゃごちゃ美術が良いからなのかもしれない。
映画自体をメタバース化し、並行宇宙の中に現実もうまく取り込んでしまってる。アカデミー前なので分からないが、受賞まで
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RRR(2022年製作の映画)

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IMAXで鑑賞。インド映画、とても丁寧な画作りがされていて、荒唐無稽なのに説得力がある。笑っちゃうぐらい格好良く、美しい。インド音楽もテンション上がるし、独特のダンスも心を掴む。ちゃんと自国のオリジナ>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

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スコセッシがとても羨ましい。あの年齢でこの切れ味、自分と育ってきた役者達、潤沢な予算。主人公とスコセッシ、ある意味最高の人生だな。

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

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カースタントはノンストレス。アイデアも時間も撮影もしっかりやれば、ここまでいけるんだな。パクソダムが元気になって、嬉しい。後半にもっとカーアクション観たかった気もする。

非常宣言(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

中盤のパニック表現は最高。飛行機乗ったことあるなら必ず怖くなる。ソンガンホの自己犠牲シーンはあんまりしっくりこない。いろんな現実の比喩なんだけどちょっと直接的すぎたかなと。パニックムービーとしては良か>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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めちゃくちゃ編集上手くないですか?説明も少ないのにどんどん話が理解できて、流れに不自然さがない。

マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

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妥協なきPOPさ。あざとさもてんこ盛りで自由。
想像したことが映像化出来るという環境、羨ましくもあり、でも映画ってそうありたいなと強く感じた。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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画力を感じた。人間への演出がすごい。アニメというか漫画ならではというか。漫画の実写化というか。全てのアングルに意味があった。特に俯瞰のカットがよかった。
オープニングでここまで気持ち高ぶるとは思わなか
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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意味はよく分からなかったが、楽しめた。マイケルウィンコットは家で何編集してるんだ?所々意味不明で面白い。IMAXはヒキの画の人物の周りの空間がたまらない。視界で感じる気持ちよさに似てるのかも。

呪詛(2022年製作の映画)

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ビジュアル、撮影、かなり好みです。ホラーはアジア圏のものの方が面白く感じる。全部物語的に撮影されたものという設定でよく頑張った。気持ち悪さは今まで見たホラーで一番でした。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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分かったようで分からないような…。キャラとしては面白い。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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是枝監督作品の中では一番良かった。観覧車のカット、素晴らしい。韓国のチームと撮影してみたい。

グレイマン(2022年製作の映画)

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面白いんだけど、なんか惜しい。気の利いた決め台詞が多いからなのかも。全編山場っぽいからなのかも。
続編あるそうなので、ここからなのかも。

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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韓国は史実作品の腕をメキメキとあげてきている。全く知らないまま観ても、面白いし、リアリティを感じる。後半のシーンの緊張感は凄まじい。
日本も懐かしさに頼らない自国の歴史を見直す作品を作ってほしい。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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画作りはとても好き。なぜ自分の撮影でこうならないんだろうか。同じ衝動はないけれど、ある気がしてしまった。

オールド(2021年製作の映画)

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テーマも画も好きな感じでした。自分ではあまりこんなキャスティングしないなと思ったので、参考になった。
最近思うのは解決パートというか、オチのような展開はもう要らない気がする。説明よりも前半の感覚をずっ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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題材もストーリーも王道で、丁寧に作ればこんなに面白くなるという見本のような作品でした。こうありたい。