スミスさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

スミス

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RUN/ラン(2020年製作の映画)

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所々納得のいかない部分もあるが、緊張感はある。脚本は予想通りで、もうちょっと展開は欲しかった。

チェリー(2021年製作の映画)

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前半はPOPであざといカットが多いのだが、絶妙なバランスで感じさせない。後半の苦しい部分もギリギリPOPさを失わず、全体的に新しい映画を見せてくれる。戦場シーンのスケール感すらもPOP。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

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緊張感の持続がとても上手い。残虐なシーンも不必要に煽ることなく、淡々と描写しており、リアリティがある。群像劇ながらもそれぞれのキャラクターがしっかりしていて、物語の役割ではなく、人間的に見える。貧困と>>続きを読む

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

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ストーリーはよくある感じだが、キャラクターが面白く、ずっと観ていられる。絵作りもしっかりしていて、観やすい。

ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

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前半はテンション高く、どんどんと巻き込まれていく。どうやって撮ってるんだと思わせるカットも。映像は新しく、ストーリーが古く感じた。

スパイの妻(2020年製作の映画)

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日本映画?の予算の無さをひしひしと感じさせる作品だった。8Kで撮ってよかった部分がどこにあったのだろう?特に美術と照明(をする時間?)に予算がなさすぎる。室内での撮影は窓の外が何も映せない。セットやロ>>続きを読む

岸辺の旅(2015年製作の映画)

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死者の描き方の方法論を学んだ。登場の仕方は参考になった。

メランコリック(2018年製作の映画)

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演技が拙くみえていたのにいつの間にか存在感のあるキャラクターに。これは演技力なのか脚本力なのか。
個人的にはもう少し恐怖を感じたかった。ビジュアルではなく、精神的な何かを。

ザ・キング(2017年製作の映画)

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韓国裏?社会モノでポップなテイストは新鮮。かなり寓話的ではあったがテンポ良く、アングルも楽しめる。政治をここまで明るく描く感覚は伊丹十三であり、スコセッシであり。

女は二度決断する(2017年製作の映画)

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突然の哀しみに直面したところの演技は凄まじいものがあった。あの演技が映画全体を納得させるものになったと思う。役者の力が映画を素晴らしいものにした。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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とりあえずほぼリアルタイムで追いかけてきて、終わって良かったなとは思う。こういう作品があっても良いけど、これを追い求めてはいけないなと感じた。言葉だけが難しく、内容はまあシンプルではあった。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

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面白い。テンポも良く、軍事に詳しくなくても、リアリティを感じられる。回りくどさが全くない。

エデンの東(1954年製作の映画)

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善とは何かを問う作品。アメリカは、戦争と宗教の折り合いをどうつけたのだろう。ジェームズ・ディーンの全身を使った演技はとても良かった。影の演出が際立っていた。

夕陽の用心棒(1965年製作の映画)

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水戸黄門的なマカロニウエスタン。兎に角明るく楽しい音楽。同じ題材でありながら、お国柄がとても出ている。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

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カメラワークが秀逸だった。何処を撮るかで観客の心をしっかり動かせている。人物と演出の距離感も素晴らしく、誰かの感情に傾けさせない方法も良かった。
自分に何ができるのか、考えてみるしかない。

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

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南北戦争への視線が新鮮だった。スケール感がある画作りに、男のアップ。強い。
登場人物の感情がちょっと不自然に感じたので、途中がとても長く思えた。頭とラスト付近は素晴らしいんだけど。あと少ないセリフが良
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

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泥だらけ汗まみれの役者の顔が格好良い。音楽も最高。コスパが良さそうな映画だ。

昼下りの決斗(1962年製作の映画)

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西部劇作法があまりよく分からないまま観たので、終始困惑気味。生活感はリアリティを感じた。しかしこの頃のロケ地はとんでもない。

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

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1965年とは思えない素晴らしい撮影だった。アングル、ルックともに今も通用するスタイリッシュさ。ラスト付近のアップは素晴らしい。サスペンス映画の手本。

ハリーの災難(1955年製作の映画)

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ブラックコメディだが、流石に現代にはテンポが違いすぎて楽しめない。コメディは笑いのテンポを調整できるようにカット数は多めの方が良いのかな。

男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)

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ジョンウーのやりたいことが明確過ぎる映画。そのためには脚本もねじ曲げる感じ。それぐらいやらないと駄目なのかもしれない。

レベッカ(1940年製作の映画)

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不在の存在とそれを信仰し続けるメイドが良かった。観客に想像させることが一番映画を楽しくする。

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

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まだ鳩が登場していない頃のジョンウー作品。荒々しさもあって新しいことをやろうと云う初期衝動が詰め込まれている。しかし鉢植えに銃を隠す必要はなかった気がする。

新しき世界(2013年製作の映画)

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二度目。
登場人物は誰も本心を台詞で言わないが、どんどん気持ちが伝わってくる。役者が表現すべき部分はどこなのか、とても参考になった。

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

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デニーロとペシの演技力で何時間でも観れる。そしてキャシーモリアーティ。
カットの長さが全く気にならない。モノクロのトーンとライティングも素晴らしい。スコセッシが作る世界に没頭した。

天気の子(2019年製作の映画)

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グラフィックは美しく、気持ちよく音楽が聴こえた。世の中の事象が自分の行動とシンクロしてしまうとこんな気持ちになるのかもしれない。監督が全てをコントロール出来るアニメーションの世界では、背景のリアルに非>>続きを読む

ガン・ファイター(1961年製作の映画)

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恋愛ものと云っても良い西部劇。台詞が素晴らしい。しかしこの撮影の地味なスケールの大きさよ。

マーニー(1964年製作の映画)

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時代が変われば見方も変わる。これは名作に入っているんだろうか?ショーンコネリーの役どころが謎だ。動機も行動も意味不明。腑に落ちない作品だった。

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

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トニースコットの映画はカメラワークと編集が命。そこに飽きさせない工夫がたっぷりされている。撮影前の設計方法が知りたい。

デジャヴ(2006年製作の映画)

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トニースコットの外連味たっぷりの映像。最初の編集が後半に効いてくるところは映画ならでは。内容はとんでもだが、TENETとかなり似ている気がした。

真昼の死闘(1970年製作の映画)

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西部劇とはなんか違う気もしたが、大掛かりなアクションはいくつか。二人のキャラクターは立っていた。風景が美しい。
真昼の死闘というタイトルだが、死闘は夜だった。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

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もちろん人を殺したことなどないのだけれど、自分の中にある感情の大きな部分が似ている気がした。編集によってここまでテンポを出せるのは羨ましい。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

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アクションは質が高かった。派手さよりスピードがある感じでリアリティが感じられた。しかしそれ以外の演出は古く感じる。ヤクザが大声出したり、狂った感じで笑ったり。同じことを何度も説明したり。漫画にあったリ>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

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超久しぶりに再観。学生時代に観た気がするので、働いている今観ると全く印象が違う。何もかもがふざけた時代だった。モノローグの入れ方がなかなか良い。ルックもカラーも計算されていて、とても感情に訴えてくる。>>続きを読む