茗荷食べ太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

FLEE フリー(2021年製作の映画)

-

“難民”と大きく括る事で、見えなくなる事もあるな。心に留めておきたい

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.6

これ見よがしなマルセルの生活術がかわいい。車酔いの失態さえも微笑ましい

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.6

フレンズに逃避する心理って理解できる。ジュリアロバーツ登場回には、ケビンベーコン級のスターと称される猿も出てくる

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.8

以前、制作の現場では柔軟な対応を余儀なくされるという監督のインタビューを読んだ事もあり、リジーと自身を重ねて創作のままならなさを描いたのかなと思っていたが、ティーチインを聞いた限りそれだけでもなさそう>>続きを読む

ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

3.5

何となくお仕着せたキャスティングだったが、アウトサイダーである事に自覚的な、いつものケリーライカートであった

秋日和(1960年製作の映画)

-

美術品考撰の仕事が見られる催しがとても良く、勢いそのままに観た。岡田茉莉子には日本を救ってほしい

クラム(1994年製作の映画)

-

全否定だったけど、ラルフバクシのフリッツザキャットと同一人格だった

救命士(1999年製作の映画)

3.8

普通でいられる方がサイコパスなのであって、ごく一般的な救命士の葛藤を映してる気もする。ニコラスケイジとシフトアップが連動しててノリが良い

レイジング・ケイン(1992年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ジョンリスゴーの女装はいつも安定感ある

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.4

パトリシアが腰掛けた時に爪先立ちになってるの繊細なアイデアだった

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

トロッコ問題のような究極の二択を前に思うのは、その理不尽な状況をセッティングした黒幕の存在で、いつだってウンザリさせられる

ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

3.8

ピンヘッドは頭に網を被ってると長年に渡り勘違いしていた。好みな続編

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.6

箱根細工をきっかけに、後家さんが義兄と画をかいて、ちょっと風変わりな日陰者に回収される映画。歯カチカチ担当の能力が気になる

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

オープンリールをグラスが囲んでたり、紙書類に血眼な時代が良い。でもテンポが速すぎる。カンバーバッチの息子役が遺伝子レベルでカンバーバッチ

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.7

猿の鳴き声にケイトブランシェットを配する金満キャスティング

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.9

因果について、懇切丁寧に順を追って語られる。あまりの恐ろしさに正座して観た

アルプス(2011年製作の映画)

3.4

どうもアルプスは経済活動があるらしく、それで話をつかみ損ねた気もする

大いなる幻影 Barren Illusion(1999年製作の映画)

-

ちょっと台湾ニューシネマ
雨の日に地獄をみるタイプの通勤

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

3.9

ショーンコネリーが赤ふん一丁から花嫁衣装にお色直しする哲学ディストピア。知識をインストールするアナログ演出が今となっては面白い

宝島(2018年製作の映画)

3.8

前のめりな夏のムードもそれぞれ。ギョームブラックに型抜きされたバカンスドキュメント

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

内戦はどうしたって骨肉の争いになってしまうな。バリーコーガンがいるだけで一気に寓話のにおいが濃くなる