茗荷食べ太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

事実というのは歪なものだな。その歪なピースが過去作品の隙間を埋めてくれたり、くれなかったり。ジョンフォードがリンチの磁場に飲み込まれる怪奇シーンも

太陽の帝国(1987年製作の映画)

3.6

クリスチャンベールが山田隆夫に小突かれまくっていて次元が歪む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

男の黄昏時を描くならジェームズマンゴールド。あまりにも厳しいインディの晩年をギリ救った

プリンス・オブ・シティ(1981年製作の映画)

3.9

ちょっと暑苦しいトリートウィリアムズの芝居が、追い込まれるたび魅力的に。

ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.6

WWEでフローレンスピューが躍動してるところを観られるだけで感謝

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

不安より不幸を選びがち映画。かなりエンターテインしてるけど、ハリースタイルズをみてもクリスパインをみても自戒するし逃げ場がねえ

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.7

食材を集めてからの美味しんぼエピソード、何とも不思議なペースに巻き込まれる。I’m on fire良かった

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

マットデイモンの背中がむっくりとしていて、スティルウォーターの頃とはまた別種のおっさんになっていた。ジョーダン本人から2つ要望があったらしい。ヴィオラデイヴィスを母親役に据えること、友人ハワードホワイ>>続きを読む

ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

2.4

水中での演出に想定外があったのか、ファミリー側が人外に見えなかった。コンセプトは良かった

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

米球界がイメージするT.バウアーの去就ってこんな感じかもしれない。監督はアジアやカルチャー蔑視の意図はないとの事

ステキな彼女(1980年製作の映画)

3.8

素朴でチャーミングな侯孝賢のラブコメ。この頃にはもう腹筋ローラーがあったんだな

はりぼて(2020年製作の映画)

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五本元市議の訃報をきっかけに観た。ドミノ辞職の補選ですら投票率26%という地獄。五百旗頭氏「議員が市民の代表でなく、地域の代表になってしまっている」本質突いてる

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.4

量子世界というより、じゅんさい天国みたいな世界観だった。ミシェルファイファーがホストとして頑張ってた

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

軍門に下るやいなやネイモアの素直さ

ハピネス(1998年製作の映画)

3.3

まるで良いシーンみたいな劇伴が流れて、変な所へ連れて行かれる映画

ザ・バンカー(2020年製作の映画)

3.6

まさかのマイフェアレディ。デカめのスーツを着こなせる文脈

スワン・ソング(2021年製作の映画)

3.6

ちょっと身構えてしまう設定。マハーシャラアリは二役である事に加えて、いくつかのレイヤーを通して込み入った芝居をしていた

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

チビの生きる道ドリブルのモーションが具体化されてて想像こえた。でもノールックパスはあっさり。試合終了間際の時間が飛んでく感覚も良かったな。辻堂団地はもっとポジティブ団地

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.9

こちらの割り切れない気持ちを他所に、あみ子はあみ子であった

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

小品だけど丁寧で欲張らない映画だった。ややキング色強めなストーリー。キングジュニア原作。イーサンホークの体が若い

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.6

小さい車が徐行しながら出てくるものと思ってた

ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル(2019年製作の映画)

3.6

釣竿を使うタイプの窃盗団。86年の過去シリーズを観たが、チャームは同じだった。裏切りのサーカスの日誌持出シークエンスは、イェンソン一味の影響感じる

アポロ10号 1/2: 宇宙時代のアドベンチャー(2022年製作の映画)

4.0

リチャードリンクレイター何度目かのロトスコープ。あの時代の子供達も手打ち野球してたんだ。ロトスコープの手打ち野球って愛が深いな

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

ブラックジャック先生がいれば、こんな悲劇も起こらず、こんなに笑う事もなかった

史上最高のカンパイ!〜戦地にビールを届けた男〜(2022年製作の映画)

3.8

ベトナム戦争の只中に、100%労いで戦地の友人達にビールを配りまわるという実話。突拍子もなくて良い。戦時下における報道のあり方については、戦争を前提とした話なので歴史家に譲りたい