あなごちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

あなごちゃん

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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.2

大好きな先輩が好きって言っていた映画。

暗く苦しく理不尽な現実の中、ミュージカルを夢想して駆け抜ける主人公。
「どうしてミュージカルは突然歌ったり踊ったりするか分からない」と言われて主人公は笑うけれ
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4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)

4.9

中絶が違法なルーマニアで中絶をするルームメイトの手伝いをした1日目の話。話は朝から夜までのたった1日のことだが、その会話からルームメイトの彼女が妊娠した4ヶ月と3週間と2日のことや彼女たちの関係がだい>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.8

この映画はストーリーが複雑だった。カオス。第1章の強烈な勢いで戦争を見せ、第2章で地上と地下の生活を交互に見せ、第3章でユーゴスラビアの内戦を描く。ナチスから連合国そうして自国の内戦と戦争が絶えない激>>続きを読む

ジプシーのとき(1989年製作の映画)

5.0

「理不尽であることをどう受け止めるか。」

ジプシーの生活は法や規則に縛られないため、社会を形成して生活をする現代の私達とは違ったシステムで回っている。
西洋医療ではなく魔術療法で治療を行い、人身売買
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美しいひと(2008年製作の映画)

4.5

美しい人は無口である。

可愛いらしい人と違い、美しい人はいたって無口なため、美しい人は周りから想像される象徴となる。

でも美しい人も生き物である。

それがなぜだがみんな分からない。美しい人は美し
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.0

私の尊敬する友達がTwitterでこの映画を見て泣いたと言った。
分かり合えない孤独を抱え込んでしまった人間の寂しさがこの映画にはあるんだと言った。

私もきっと泣くかと思いきや、私は妙に冷静に映画を
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

レイア姫が意外に不細工。でも、レイア姫も一緒にピストルを持って戦うんだっと斬新さを感じた。
ところどころハリーポッターを想起させるシーンがあり、冒険物語は古来から王道のテンプレートをなぞっていると考え
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八月の鯨(1987年製作の映画)

3.5

80代の姉妹が主人公の話。老人が主人公という新しさと、性格に難がある人との共同生活というありふれたテーマの調和性からしみじみとさせるものが出ていた。
前半中盤ととても穏やかに進んでいたのに、終盤の展開
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

たった1人の女性に恋をし続けることはできない。執着心や自分の投影が入り混じり、彼女を通して都合よく見ている夢に恋しているだけで、純粋に彼女自身に恋し続けることは不可能なんだなと思った。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全体的に短編だからどの主人公にも深く感情移入しない代わりに、死ぬと思ってた人と生きると思ってた人の逆転がコミカルに思えて面白かった。
あと金の時計の話で、お父さんの死因でめっちゃ笑った
金の時計を大切
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.5

ただの反抗期じゃないかという気持ちが拭えきれなくて、ユベールにあまり感情移入できないまま最後まで終わってしまた。
DVDカバーの簡単なあらすじにも予告編にもI killed my mother .って
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

俗に言う裁判員制度の話。日本での導入はまだ新らしいから、古い映画だけれど言わんとしてることは斬新に感じる。
国選弁護士だと、弁護士のモチベーションの低下などからあまりいい弁護士にあたれないために被告人
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後のスピーデーなどんでん返しは!!騙された!
が、あと映画がワンテンポ遅かたっら見破れたような感触もあり気持ちよく騙されたような気がしていい。不自然なカメラワークが鍵を握っていたと2度目によくやく気
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恋する惑星(1994年製作の映画)

1.0

脚本が残念。編集段階で脚本を仕上げいる映像主義だと言われれば
もう何も言えないけれど、私は美しい映像よりも渾身の話を観たい派だからこういうのは受け付けれない。

二十四の瞳 終戦60年特別ドラマ(2005年製作の映画)

3.4

「なにもできないけれど先生が一緒に泣いてあげる」
映画のポップに上記のような言葉が書いてあり、偽善的なポップだしそんなポップを書かせる映画もまた偽善的に違いないと思って素通りしてきたが、ついに手にとっ
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

有名コメディアンを夢想するパンプキンが、現有名コメディアンを誘拐し一夜限りのショーを奪いTVでオンエアさせる話。
パンプキンのコメディーは、
自己顕示欲、自己承認欲求を満たすためのコメディーで観客を笑
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